このタイトルを聞くと、どうも
前作のブレンダン・フレイザーのびっくり顔が
思い浮かんでしまうのだ……(笑)
「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」3D版70点★★★★
前回の冒険から4年。
17歳になったショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)は
父の死を乗り越えたものの
母の再婚相手ハンク(ドウェイン・ジョンソン)とイマイチしっくりきていない。
そんなときショーンは、謎の信号をキャッチする。
それはジュール・ヴェルヌがかつて本に書き、
ヴェルヌ信者たちが「本当にある」と論じてきた
「神秘の島」の場所を指していた。
ショーンはしぶしぶ保護者のハンクとともに
冒険に出発するのだが――?!
これは期待以上におもしろかった!
アドベンチャー&アトラクションとして楽しめるので
断然3D版で見るのがオススメです。
前作はジュール・ヴェルヌの「地底旅行」をベースにし、
今回もまた彼の著作「神秘の島」を下敷きにしている。
なのでまず、SFの設定センスがいい。
神秘の島は、通常の世界と物の大小が逆転しており、
すなわち昆虫がどでかかったりするんですが、
その感覚を3Dの奥行き感を利用して、
視覚的にうまく“だましながら”見せてくれます。
絵柄もどこか原色図鑑ふうで美しい。
お話のほうも
謎解きも速やかで話が早く、
人物描写も最小限にして、一応キャラは立っているという
アドベンチャーものとして気が効いてました。
さらに前作よりもいいのは
ハンク役のドウェイン・ジョンソンの存在。
筋肉バカと、実は持ってるインテリジェンスをうまくブレンドし、笑わせてくれます。
春休みにピッタリですねえ。
★3/31(土)から新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国で公開。
「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」公式サイト