ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

名もなき歌

2021-08-08 04:10:26 | な行

淡いのに、めちゃくちゃ強い。

 

「名もなき歌」73点★★★★

 

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1988年、ペルー。

国は史上最悪のインフレに揺れ、

市民は苦しい生活にあえぎ、各地でテロ活動が起こっていた。

 

そんななか

先住民の若い夫婦、23歳の夫(ルシオ・ロハス)と

妊婦の20歳のヘオ(パメラ・メンドーサ)は

 

田舎から上京し、

露店でジャガイモを売りながら

首都リマ近郊のバラックで暮らしていた。

 

ある日、ヘオはラジオで

「無料で妊婦を診てくれる」という告知を聞き

ある財団の産院を受診する。

 

「安心して、ここで出産してくださいね」――

 

そしてヘオは

財団の産院で、女の子を出産する。

だが、看護師たちは赤ん坊をヘオに抱かせずに連れ去った――。

 

ヘオは地元の新聞社に

「娘を盗まれた!」と訴えに行く。

 

そして

白人と先住民の混血である新聞記者ペドロ(トミー・パラッガ)が

彼女の訴えを取材することになる。

 

だが、その先には

警官や政府要人も巻き込む

国レベルのヤバい案件が待ち構えていた――。

 

 

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ペルー出身女性監督メリーナ・レオンのデビュー作。

 

民を圧する権力の見えざる恐怖を

静かに、声高でなく描き

 

子を取り上げられた母の痛烈な痛みと悲しみ、

無力感を突きつける力作です。

 

モノクロームの静けさと強さ、

白と黒のあいだ、かすむようなあわいを映すその映像は

アルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA/ローマ」のようでもあり、

フィリピンのラヴ・ディアス監督作品も思わせます。

 

 

先住民、という社会の差別にさらされ

子どもを取り上げられ

訳もわからず、産院の扉を叩き続ける

ヘオが痛々しくて、たまらない(泣)

 

しかもこの話、そんなに遠くない1980年代に起こっていた実話で

さらに、メリーナ監督の父で新聞記者だった

イスマエル・レオン氏が1980年に追った

「子どもの人身売買」の事件調査に基づいていると知り

その出来事にあ然

そして「親子に継がれるもの、すげえ」と感じました。

 

 

存在は限りなく静かなのに

しかし目力ハンパなく(カッコイイ!)強い印象を残す

新聞記者ペドロ(トミー・パラッガ)は

おそらく、お父さんをイメージしてるのでしょうね。

 

しかも、恐ろしいことに

いまもこうした「幼児売買」は続いているらしい。

 

加えてペドロが同性愛者で

ペルーではそれが社会的な嫌悪の対象である、という描写にも

現在につながる

二重、三重のペルー社会の闇と「蓋」が現れているんですよね。

 

 

メリーナ監督はプレスインタビューで

「過去38年間のすべての大統領が、

人道に対する罪や汚職で投獄されているという事実を知らねばなりません」

 

と話している。

 

腐敗した政治。

権力の恐怖や理不尽。

そんな不条理を前に、

弱き市民は痛み、

しかし、それでも扉を叩き続けるのだ――という本作は

 

まったく遠く離れた国の話に思えない。

ことのほか2021年のニッポンを生きる

我々に刺さりまくる。

 

と思っていた矢先

7月19日の選挙で

フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏が

農村出身の左派ペドロ・カスティジョ氏に敗れた、とのニュースが報道されて

おお~と注目してしまった。

 

ペルーの政治について、そこまでよくはわからないけど

うーむ。

まさに世界は変わるタイミングなのかもしれない。

 

で、日本はどうなのさ?!

 

★7/31(土)からユーロスペースほか全国順次公開。

「名もなき歌」公式サイト

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ノマドランド

2021-03-26 22:03:48 | な行

素晴らしかった。雄大で、物悲しくて。

 

「ノマドランド」79点★★★★

 

 

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現代のアメリカ。

ネヴァダ州のはずれのある街で、懸命に働いていた

ファーン(フランシス・マクドーマンド)。

 

だが、支え合っていた夫は亡くなり、街は経済破綻で閉鎖され

郵便番号さえ無くなるほど「消滅」させられることに。

 

仕方なくファーンはワゴン車に荷物を詰め込み、

放浪生活を始める。

 

Amazonの倉庫や、キャンプ場の清掃など

季節仕事をしながら車で暮らすファーンに

同じ境遇になった先輩たちが

さまざまを教えてくれる。

 

そしてファーンは現代のノマド(遊牧民)となり、

知恵と生命力でサバイブを始めるのだが――?

 

*************************************

 

職も住処も失い、車で暮らす現代のノマド(遊牧民)を

本物の彼らを交えて、描いた作品。

雄大で、でも物悲しくて

心にさまざまな波模様が立ちました。

 

ゴールデン・グローブ賞で作品賞&監督賞を受賞
アカデミー賞主要6部門ノミネートで

これは、いくでしょう(笑)

 

現代社会から「おちた」人々を描いてはいるけれど

ここにあるのは

物質社会や資本主義経済への単純な批判、とかじゃない。

もっと大きな、たくましさや人間のルーツを感じて

そこがいいんです。

 

イタリア人作曲家ルドヴィゴ・エイナウディの手による

叙情的な音楽も最高ですねえ。

 

 

映画のスタートは2017年、

主演のフランシス・マクドーマンドと共同製作者が

ジェシカ・ブルーダーによるノンフィクション「ノマド」の映画化権を獲得したこと。

ジェシカは数ヶ月間、自らもヴァンで生活しながら

漂流するアメリカ人を追ってきたジャーナリストなんですね。カッコイイなあ。

そしてマクドーマンドらは

現代のカウボーイを描いた「ザ・ライダー」(Netflixで4/6まで配信中)の監督クロエ・ジャオを見出し、

監督に抜擢し、本作に雪崩を打った――というわけ。

 

 

予備知識ゼロで観ても

登場するノマドの人々はみな本物で、彼ら自身なのだろうなと思ったけど

実際にほぼ、そうでした。

ゆえに説得力がある。

 

はじまりは、現代社会の経済低迷。

ファーンは働いていた街の閉鎖で、職も住むところも無くしてしまう。

「出てって」とあっさり追い出され、郵便番号すらなくされる。

徹底した「消滅」させぶりに、さすが非情なアメリカ!と唖然としますが

 

仕方なしにファーンは町を出て、車で暮らすことになる。

 

しかしファーンは働く意欲を失ってるわけじゃない。

ちゃんと働いて、生きていきたいと

現代の悪名高き搾取主「アマゾン」で季節労働をし、

それが終わるとまた別の場所へ行く。

 

そんな彼女の行く先々で

社会から「おちた」人々が、

互いに集まり、助け合っている様が写されるんですね。

人間はひとり。だから、集まり助け合うのだ、と。

 

それに、一般の人々もけっこう手を差し伸べてくれる。

豪雪のなか、車で寝る彼女に

ガススタンドの女性が「もっと暖かい場所があるわよ」と

支援や手立てを教えてくれたり。

意外なやさしさに驚きますが

 

リーマンショック以降、

テント生活者も多いというアメリカの現状を、さまざまな映画でさんざん観てきたし、

それだけ「底辺」が広く、

状況も一般的ということなのだろうと思う。

 

 

そんななかで

「身を粉にして働き、老いれば、野に放たれる。

非情な社会で生き延びるために、助け合わねば」

――ファーンにそう話すノマドのリーダーの言葉が有り難くも、痛い。

野に放たれて、生き延びられるかは

やっぱり個人の「力」にかかってるんだよね。

かつ、自分をなんとか保っても、人を助けられるだろうか。

助けられてばかりいる気がするワシは

もっとがんばらねば、と思ってしまうw

 

それにね

家をもたない放浪の暮らしは

人を、より自然や大地に結びつけるんです。

圧倒的な孤独なのに、すべてとつながっている。

それが本人の心持ち次第なのだと、この映画は教えてくれる。

 

そして自由なようでいて、実のところ彼女が一番、いろいろに縛られているのだとも。

ラスト、そこからも自由になろうと進む姿は

さらに潔く清々しいものでした。

 

バケツをトイレにする場面は目に焼き付くし、

タワマンならぬ高級RVキャンピングカーをみて

「こんなところに住みたい~!!」と超アガる

ノマド女子(平均年齢70はいっているであろう)たちも、かわいくて、いい(笑)

 

コロナ後の世界に、ますます“ノマド”は増えるでしょう。

人生に何が大切で、何が必要か。

あなたは、生き抜けますか――?と

本作は誰もに問いかけているんだと思うのです。

 

うん、ワシももっと頑丈にいたいよ。

 

★3/26から全国で公開。

「ノマドランド」公式サイト

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ニューヨーク 親切なロシア料理店

2020-12-13 13:54:44 | な行

「17歳の肖像」監督にハズレなし!

 

「ニューヨーク 親切なロシア料理店」74点★★★★

 

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ニューヨーク。

早朝に車を飛ばし、幼い息子ふたりとこの街にやってきた

若き母親クララ(ゾーイ・カザン)。

旅行にきた、とクララは子どもたちに言うが

実は、DV夫から逃げてきていた。

 

泊まる場所もお金もなく、クララは車を老舗ロシア料理店の裏に止め、

そこで眠ることに。

 

そのころロシア料理店では

常連客のアリス(アンドレア・ライズボロー)が一人食事を取っていた。

別のテーブルには

ある事情で刑務所から出てきたばかりのマーク(タヒール・ラハム)がいる。

 

マークはひょんなことから料理店のオーナー(ビル・ナイ)に

マネージャーとしてスカウトされる。

 

それぞれワケを抱えた人々の糸が

少しずつ、つながっていく――。

 

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「17歳の肖像」(09年)「人生はシネマティック!」(16年)

のロネ・シェルフィグ監督作。

毎回言ってるけど、この人、うまいなあと思う。

 

DV夫から逃げてきた母と子と

それを見守り、そっと助ける人々の物語。

 

つながりそうでつながらない登場人物たちの糸が

「やっとつながった!」という喜びがじんわりとやってきます。

 

 

早朝、田舎から

NYにやってきた若い母親クララ(ゾーイ・カザン)と子どもたち。

 

大都会にワクワクする彼らは

実はDV夫から逃れてきているんだけど

 

夫は外面良し男らしく、誰もDVの事実を知らないし

しかも警官というのが始末に悪い。

あっという間に警官のネットワークで

追っ手がくる可能性があるんだもん。

 

で、母子は夫に見つからないようにするため

職にも就けず、カードも使えず、

どんどん苦しい状況になっていく。

 

でも

ヒロインは明るく軽く、なんとか乗り切ろうとする。

微妙な万引きやらで、食いつなごうとしたり(けっこう笑える)

あの「ニューヨーク公共図書館」で時間をつぶしたり。

 

そんな母子に、たまたま出会った人々が

救いの手を差し伸べてくれるんですが

 

すべてがそっと、自然に起こる。

助けてくれる手もさりげないし

逆に助けを拒む人だって非情な人物ではなく、ごく普通に思える。

 

そこがリアルなんですよね。

 

一歩の違いであっという間に苦境に陥る人生のあやうさ。

一見普通にみえる全ての人が、

なんらかの困難を抱えているかもしれないんだ、ということを

監督は、やわらかく教えてくれている気がする。

 

自分だっていつ助けられるかわからない。

「大丈夫ですか」と声をかけられる心を

持ち合わせていたいなあ(いられるかなあ)と、思ったりするのでした。

 

それにキャストのセンスが抜群。

ゾーイ・カザンに、「預言者」のタハール・ラヒム、

エセロシアなまりを披露するビル・ナイも笑えるし。

やっぱりビル・ナイ、好きだ!(笑)

 

★12/11(金)からシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。

「ニューヨーク 親切なロシア料理店」公式サイト

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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち

2020-12-12 15:10:36 | な行

ぐいぐい引き込まれ、最後には落涙。

ヘルムート・ニュートン、かっけー・・・・・・。

 

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「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」76点★★★★

 

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この名前を、聞いたことある人は多いと思います。

1970年代、80年代にかけて

『ヴォーグ』を始めとするファッション誌で活躍した

伝説のフォトグラファー。

 

で、本作は

彼へのインタビューと、彼にまつわる12人の女性の証言をまとめたドキュメンタリー。

彼の写真を知らずとも引き込まれること必須な

よく出来た映画でした。

 

 

ヘルムート・ニュートンの写真はググれば、すぐに出てくるけど

ワニに半分喰われた裸の女性とか、

イザベラ・ロッセリーニの首を絞めかけているようなデヴィッド・リンチの写真とか

とにかく、パキッと硬質で、危険で妖しい

独特の美学に溢れている。

 

で、この映画も猛々しい音楽とともにはじまり

「なんにもしゃべることなんかないよ~」的なご本人が登場。

あら、やっぱり不遜で尊大なお方なの?と思いきや

次第にその「人物」が明かされていくんです。

 

しかし彼の写真は

いまみても強烈なインパクトで

内容も「いまなら炎上ものだよね・・・」ってほどに振り切れてる。

 

女性をワニに食べさせる――くらいはまだしも(いや、まだしもじゃないか)

モデルの脚を金属のピンで留めて、杖をつかせたり(やばい)

馬の鞍を背負わせた女性をベッドで四つん這いにさせたり(やばい)

 

しかもそれがファッション写真として

雑誌に載ってたりしたわけですから(そこがカッコイイんだけど!)

実際、当時も「女性蔑視!」「人種差別!」「ポルノまがいだ!」とか

散々に叩かれたらしい。

 

なぜ彼はそうした写真を撮ってきたのか?

それを

彼にまつわる女性たちが解説してくれるんです。

 

多く被写体になってきたグレイス・ジョーンズが言うように、

確かに変態チックだけど(笑)

彼の写真は決して下品ではない。

 

彼は背の高いシャープな女性を好み、強い女性を撮った。

それは「男社会に屈しない、強い女性像」の表現でもあったんだ、とか。

特にイザベラ・ロッセリーニと

シャーロット・ランプリングの分析は鋭すぎて酔いしれたw

話を聞いてみると

彼の写真が、また別の意味を持って見えてもくるんです。

 

さらに後半には

ユーモアに溢れ、ひょうきんな写真家の素顔が現れ、

(グレイス・ジョーンズがする、ある打ち明け話は爆笑!)

 

出自やつらい過去なども明らかになっていく。

そして運命の妻ジューンとのおしどり夫婦ぶり!

そのラストには胸がしめつけられます。

 

「炎上? 上等! オレは自分の撮りたいものを撮るんだ!」――

そんなアーティストの哲学と魂、

いまの世を、ズキュンと撃ってくるじゃありませんか。

 

★12/11(金)からBunkamura ル・シネマ、新宿ピカデリーほかで公開。

「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」公式サイト

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泣く子はいねぇが

2020-11-21 21:46:28 | な行

仲野太賀氏の

また新たな飛翔を見ました。

 

「泣く子はいねぇが」73点★★★★

 

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若くして結婚した

たすく(仲野太賀)に娘が生まれた。

 

喜ぶたすくだが

妻・ことね(吉岡里帆)はいらだちを隠せない。

たすくには、どこか子供っぽさが抜けず、父親になる覚悟がみえないのだ。

 

大晦日の夜、たすくは「酒を飲まずに早く帰る」と約束し、

伝統行事「ナマハゲ」に参加する。

 

が、酒を断れなかったたすくは

酔っ払い、ナマハゲの面をかぶったまま

全裸で男鹿の街に飛び出していき――?!

 

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是枝裕和氏が惚れ込んだという

佐藤快磨監督の長編デビュー作。

 

秋田県出身の監督にとって

やっぱりどこかトラウマな伝統の祭り(笑)=「ナマハゲ」を題材に

なかなか大人になりきれない青年のもがきを描いています。

 

テーマは別段新しいというわけじゃないけど

なーんか、こころにしょっぱく、やさしい

不思議な魅力を持った映画なんですよね。

 

監督の人物造形も、演じる太賀氏も、見事なんだと思います。

 

まず

フラフラはしてはいても、優しそうな主人公たすく(仲野太賀)は

決してDV夫とかじゃないし、ダメんずって感じじゃない。

 

逆に

若くして「父」になった彼の

「いや、オレ、まだ自分の足元すら定まってないんだけど?

え?娘? いや、いいんだけど、え?ええ!」な気持ちは

よーくわかるし

 

こんなヒト、いくらでもいるんじゃないか?と思う。

 

思うんだけど、そんな彼を

妻ことね(吉岡里帆)は、あっさりザクッと切る(笑)

まあナマハゲの事件がきっかけかもしれないけど

それがなくても、斬られてただろうな(苦笑)

 

見放され、離婚されたたすくは東京で、どうにもモヤッとした日々を送り

でも、妻にも娘にも未練があって

また地元に帰ってくるが――という展開。

 

 

どこも大げさでなく

極めて淡々と自然だけど

ラフそうでいて細部に目が配られ、ユーモアもあって

自然に気持ちに入ってくるんですよ。

 

たすくのクイックルワイパーのシーンの可笑しさ(笑)とか

ツボもうまいし

 

弟を迎える兄(山中崇)や母(余貴美子)、

たすくの友人役の寛 一郎氏ら、登場人物の造形も魅力的。

 

 

土地に根ざし、子をなし、家族をつなげ、

社会をつなげていくことがデフォな世界で

大人になるのって

ワシが思う以上に、しんどいんだろうなあと。

 

ラストの叫びは

「生きちゃった」(20年)とはまた違う刺さり具合で

太賀さん、ほんとすごいなあと思うのでした。

 

西川美和監督「すばらしき世界」(2021年2月11日公開)

での存在感もすばらしかったです。

 

★11/20(金)から全国で公開。

「泣く子はいねぇが」公式サイト

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