原作もこうなのか?と思ってしまう……
1 やはり残念なトリオ
野島の策略に嵌まってしまったことに気付き、「八方ふさがり」などと自省のないセリフを吐く麻美たち。
そのトリオに対し、理子は自分のいたらなさを謝罪する。
その後、麻美、日下、由香がそれぞれに思い悩むシーンを挿入、
翌朝、皆の前で理子に謝罪、理子から返された異動届を破り捨てる。
おそらく、それぞれの思い悩むシーンと、異動届を破り捨てるシーンを見せたかったのだろうが、
普通の社会人なら、野島の策略に気付いた時点で理子に謝罪するだろうし、せめて、理子が頭を下げた時点で、トリオも謝罪し店に留まることをお願いするのが最低レベルの礼なのではないだろうか。
2 異動で済むレベルなのか?
小幡自身が「一書店の売り上げアップのために、会社にとって大切なキャラクターを使用することは難しい」と述べていたが、まさにその通りで、版権問題でペガサス書房と一つ星出版の関係悪化や「出版社が一書店に肩入れした」と他の書店などからもクレームがつきそう。
次回、大問題に発展するのかと思いきや、副編集長に過ぎない小幡の異動(左遷)でことが収まったようだが、上司(編集長)の指示を無視したうえ、会社に損害を与えたのだから、懲戒処分、下手をしたら、損害賠償や背任行為で訴えられてもおかしくないように思える(素人考えなので、方向違いかもしれません)。
それに、理子が最初そういう問題の危惧をしただけで、漫画家のあがちやユニコーン堂の田代、また、他の書店員や、野島や社長の谷田部も問題視しないのは不思議である。
ネットで評判になった時点で、ストップが入りそうなものだ。
余談だが、番組サイトのストーリーで「社長の二郎」はないんじゃない?
次回は「吉祥寺店の閉店」を取次に告げて、本を乳化させないようにするらしいが、これって、社長のすることじゃないよね。
【ストーリー】番組サイトより
吉祥寺店の閉店をなんとか阻止しようと直談判する理子(稲森いずみ)に対し、社長の二郎(山中崇)は売上を20%アップさせたら閉店を撤回すると明言。あまりに厳しい条件に、三田(千葉雄大)や志保(濱田マリ)は不安な表情を見せるが、麻美(鈴木ちなみ)たちが理子の説得に応じて戻ってきたこともあり、書店員たちは目標達成に向け一丸となって動き出す。
亜紀(渡辺麻友)は作戦会議を開こうと、麻美らを自宅に招待し、売り上げアップにつながる企画を考えることに。そこへ亜紀の恋人で編集者でもある小幡(大東駿介)もやって来るが、ひょんなことから二人の将来に対する考え方に温度差があることが発覚し、気まずい雰囲気になってしまう。
一方の理子もまた、田代(田辺誠一)との距離を急速に縮めるが、ある晩、田代がキスを直前で思いとどまったことに、自分は恋愛対象として見られていないのではとショックを受ける。
そんなある日、三田が吉祥寺店オリジナルのブックカバーをつけたらどうかと提案する。すると、それを聞いた漫画家のあがちなお(浅利陽介)が、連載中の人気漫画のスピンオフ漫画を描くと協力を申し出るが、それには版元である一ツ星出版に話を通す必要がある。
あがちは、一書店の売り上げアップのために、会社にとって大切なキャラクターを使用することは難しいと話す小幡に「なんとかするのが担当の仕事」とプレッシャーをかけ、亜紀にも「小幡くんがきっとやってくれる」と伝えてしまう。実現すれば売上アップ間違いなしの企画だけに、亜紀はじめ、理子らも大喜び。しかし、小幡は編集長の植松(池田鉄洋)から「おまえがうまくやめさせろ」と命じられてしまう。
しばらくして、あがちがブックカバーのラフ画を持って店にやって来るが、亜紀はサラリーマンである小幡の立場を考え、浮かない表情を見せていた。
そこへ小幡が正式に許可が下りたと報告にやって来て、喜んだ一同は着々と準備を進める。やがて、あがち自身による告知も功を奏し、企画は大成功! 新聞や雑誌にも紹介され、一週間で売上24%アップという記録的な数字を叩き出す。
しかしその頃、会社の方針に従わず、私情を優先した小幡は、コミック編集部から総務部への異動を告げられていた…。
原作:碧野圭『書店ガール』シリーズ(PHP文芸文庫)
脚本:渡辺千穂
1 やはり残念なトリオ
野島の策略に嵌まってしまったことに気付き、「八方ふさがり」などと自省のないセリフを吐く麻美たち。
そのトリオに対し、理子は自分のいたらなさを謝罪する。
その後、麻美、日下、由香がそれぞれに思い悩むシーンを挿入、
翌朝、皆の前で理子に謝罪、理子から返された異動届を破り捨てる。
おそらく、それぞれの思い悩むシーンと、異動届を破り捨てるシーンを見せたかったのだろうが、
普通の社会人なら、野島の策略に気付いた時点で理子に謝罪するだろうし、せめて、理子が頭を下げた時点で、トリオも謝罪し店に留まることをお願いするのが最低レベルの礼なのではないだろうか。
2 異動で済むレベルなのか?
小幡自身が「一書店の売り上げアップのために、会社にとって大切なキャラクターを使用することは難しい」と述べていたが、まさにその通りで、版権問題でペガサス書房と一つ星出版の関係悪化や「出版社が一書店に肩入れした」と他の書店などからもクレームがつきそう。
次回、大問題に発展するのかと思いきや、副編集長に過ぎない小幡の異動(左遷)でことが収まったようだが、上司(編集長)の指示を無視したうえ、会社に損害を与えたのだから、懲戒処分、下手をしたら、損害賠償や背任行為で訴えられてもおかしくないように思える(素人考えなので、方向違いかもしれません)。
それに、理子が最初そういう問題の危惧をしただけで、漫画家のあがちやユニコーン堂の田代、また、他の書店員や、野島や社長の谷田部も問題視しないのは不思議である。
ネットで評判になった時点で、ストップが入りそうなものだ。
余談だが、番組サイトのストーリーで「社長の二郎」はないんじゃない?
次回は「吉祥寺店の閉店」を取次に告げて、本を乳化させないようにするらしいが、これって、社長のすることじゃないよね。
【ストーリー】番組サイトより
吉祥寺店の閉店をなんとか阻止しようと直談判する理子(稲森いずみ)に対し、社長の二郎(山中崇)は売上を20%アップさせたら閉店を撤回すると明言。あまりに厳しい条件に、三田(千葉雄大)や志保(濱田マリ)は不安な表情を見せるが、麻美(鈴木ちなみ)たちが理子の説得に応じて戻ってきたこともあり、書店員たちは目標達成に向け一丸となって動き出す。
亜紀(渡辺麻友)は作戦会議を開こうと、麻美らを自宅に招待し、売り上げアップにつながる企画を考えることに。そこへ亜紀の恋人で編集者でもある小幡(大東駿介)もやって来るが、ひょんなことから二人の将来に対する考え方に温度差があることが発覚し、気まずい雰囲気になってしまう。
一方の理子もまた、田代(田辺誠一)との距離を急速に縮めるが、ある晩、田代がキスを直前で思いとどまったことに、自分は恋愛対象として見られていないのではとショックを受ける。
そんなある日、三田が吉祥寺店オリジナルのブックカバーをつけたらどうかと提案する。すると、それを聞いた漫画家のあがちなお(浅利陽介)が、連載中の人気漫画のスピンオフ漫画を描くと協力を申し出るが、それには版元である一ツ星出版に話を通す必要がある。
あがちは、一書店の売り上げアップのために、会社にとって大切なキャラクターを使用することは難しいと話す小幡に「なんとかするのが担当の仕事」とプレッシャーをかけ、亜紀にも「小幡くんがきっとやってくれる」と伝えてしまう。実現すれば売上アップ間違いなしの企画だけに、亜紀はじめ、理子らも大喜び。しかし、小幡は編集長の植松(池田鉄洋)から「おまえがうまくやめさせろ」と命じられてしまう。
しばらくして、あがちがブックカバーのラフ画を持って店にやって来るが、亜紀はサラリーマンである小幡の立場を考え、浮かない表情を見せていた。
そこへ小幡が正式に許可が下りたと報告にやって来て、喜んだ一同は着々と準備を進める。やがて、あがち自身による告知も功を奏し、企画は大成功! 新聞や雑誌にも紹介され、一週間で売上24%アップという記録的な数字を叩き出す。
しかしその頃、会社の方針に従わず、私情を優先した小幡は、コミック編集部から総務部への異動を告げられていた…。
原作:碧野圭『書店ガール』シリーズ(PHP文芸文庫)
脚本:渡辺千穂
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます