英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

この程度で納得してはいけない……裏金議員の公認問題

2024-10-06 20:18:46 | 時事
 今日の午前中、「自民党の裏金議員公認における誤魔化しの理屈」という記事をアップしたが、石破総理はそれを受けて(←そんなこたあない・タモリ口調で)衆議院選挙の方針を示した。

 その概要は……【石破首相 不記載で「党員資格停止」の議員などを非公認の方針(『NHK NEWS WEB』)より引用】=============
★公認しない議員
①党から「党員資格停止」の処分を受けた議員
 ……下村元文部科学大臣(1年間)、西村元経済産業大臣(1年間)、高木元国会対策委員長(半年間

1年間の「党の役職停止」(“党員資格停止”処分より軽い)の処分が継続していて、政治倫理審査会での説明を行っていない議員
 ……萩生田元政務調査会長、平沢元復興大臣、三ツ林裕己衆議院議員
※1年間の「党の役職停止」処分のうち、武田元総務大臣、松野前官房長官の2人は、政治倫理審査会に出席して説明しているため非公認の対象外

半年間の「党の役職停止」の7人と「戒告」の処分を受けた9人議員で、説明責任を果たしておらず、地元での理解が十分に進んでいないと判断される議員

・③の議員は基本的には公認しない方向で、地元の都道府県連からの公認申請や選挙区の情勢を踏まえて最終的に判断する
・処分の有無にかかわらず収支報告書に不記載があった議員は小選挙区と比例代表との重複立候補を認めない


※この方針について
旧安倍派幹部「『安倍派を潰す』ということなのだろう」
自民党旧安倍派で幹部を務めた閣僚経験者はNHKの取材に対し「すでに党による処分が終わっているにもかかわらず追加的な措置がなされるのはゴールポストを動かすようなもので合理的ではない。こうした判断がくだされたことに正直、驚いている。比例代表の名簿に載せないとの措置もあり『安倍派を潰す』ということなのだろう」と述べました

旧安倍派の中堅議員「新党つくって出ていった方がよかった」
自民党旧安倍派の中堅議員はNHKの取材に対し「選挙に強い人たちだけが集まって仲間ばかりを叩いて自民党のことを考えていない。このようなことをするのなら、中堅・若手で新党をつくって出ていった方がよかった」と述べました。
=============【引用 終】

 安倍派議員の不平は、自分たちの身分云々の話で、まったく聞く耳を持たなくていいと思うが、色々段階的に非公認議員の名を列記して、厳しい対応をしたように装っているが、全く納得できない。
 上記の旧安倍派幹部や総裁選中に候補者が「すでに党による処分が終わっている」と述べていたが、《自民党の処分や政治倫理審査会について国民は納得していない》し、石破総理自身も「国民が納得していない」と言及していた。
 にも拘らず、非公認対象議員が、その延長線に終わっている。石破総理、それでいいと思っているのだろうか?


 その上、「選挙区の情勢を踏まえて最終的に判断する」とは、一体どういうことなのか!
 《裏金問題について説明責任を果たしているのか?》という観点のはずなのに、そこに《選挙区の情勢》という全く別の観点を組み込むのは、おかしい!


もう『自由民主党』という名称はやめて『O・U 党』に改称したらどうだろうか。
(“O・U”とは何を意味するのか?わかった方はコメントください)ヒント:自民党の対応の性質です
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