女子団体予選が行われ、日本は5位で通過し、今大会で8位以上に与えられる五輪出場権を獲得しました。おめでとうございます。
メンバー皆がほぼベストのパフォーマンスを発揮し、堂々の5位通過は見事でした。
その中でも、第1の功労者に新竹選手を挙げたい。4種目すべてでトップバッター。特に最初の種目は平均台と落下の危険度の高い緊張する種目。これをややぐらついたが、まとめ切り13.933とまずまずの得点。この後も、トップバッターとして一定のレベルの内容を保ち、他のもののプレッシャーを軽くした。
特に、第3種目の跳馬練習中、飯塚選手がロイター板にひざを強打し4針縫うけが。第2種目の床運動の日本の点数が伸びない暗雲が垂れ込め始めた中でのアクシデント。その状況の中、しかも、新竹選手がピッチ?プラットホーム?に立ってから競技開始までかなりの時間があった。この間も、緊張に押しつぶされることない跳躍、着地で13.500を上げた。この新竹の演技があったので、他の選手もそれぞれ演技をまとめ切ったように思える。
新竹選手は4種目の個人総合では、全種目演技した48選手中21位(得点合計55.032)と安定した演技でチームを引っ張った。
各種目で質の高い演技をし、合計56.365、総合11位の鶴見選手もさすがだった。特に、最後の段違い平行棒は、体線のきれいで、ひねりも完ぺきな演技で、着地も決め、14.933と種目別3位の高得点だった。
また、各種目でにこやかな表情で凛とした演技で、チームを牽引した田中選手(合計得点55.432、19位)、安定した演技の美濃部選手(54.732)、平均台14.366(種目別10位)、急きょ演技した跳馬で13.966、段違い平行棒14.683(種目別8位)と高得点を上げた寺本選手も、もちろん五輪出場に貢献した。
また、リザーブに回った大島選手の支えも大きかったのではないだろうか。(大島選手は長年、日本女子体操界をけん引してきた功労者)
飯塚選手は本当に残念だった。
個人的には、最後のインタビューで段違い平行棒が種目別で2位(実際は3位)と知らされた時、何度も「本当に?」と聞き返し、「ちょ~うれしい」と発した鶴見選手が最高だった。
と、日本女子の活躍は申し分なかったが、フジテレビの中継にはがっかりしている。
大会前に取材して編集したプレゼン映像ばかり流すのではなく、各国選手の実際の競技を中継してほしい。日本さえ良ければいいという中継姿勢はバレーボールだけでたくさんだ。
中継スタッフももう少し頑張ってほしい。
3種目終えた時点で同グループのイギリスに遅れを取っている状況。前グループまでの8位のカナダを上回ってもイギリスを下回ると8位に入れないと実況し続けていたが(アナウンサー、解説者とも)、たとえ4種目終了してイギリスを下回っていても、前グループまでの7位のイタリアを上回れば8位に入ることに全く気が付いていなかった。
せめて字幕で8位のカナダだけでなく、7位までの成績を出してくれれば、4種目目の段違い平行棒の目標点数がはっきりしたのだが。まさか、ハラハラさせるための演出ではないだろう。
インタビューも稚拙だった。ただ、感情的なことばかり(心理面ではない)、選手に涙を出させようという意図があるようにしか思えないものだった。
心理面を聞くのなら、アクシデントの後、演技まで待たされた時の新竹選手の心理とか4種目目を迎えた時、状況を把握していたのかとか聞いてほしい。
また、各選手の良かった点を取り上げるとか、もっと気を利かせてほしい、競技のそして勝敗のツボをついた質問をしてほしい(これは体操だけでなく他のスポーツのインタビューにも感じる)。
けがをした飯塚選手へのインタビューは、もう少しサラッとしてほしかった。
相場君へ、田中選手に取材するなら、ホルキナ選手ぐらいは知っておかないとダメじゃん。
予選結果
1位 アメリカ 234.253
2位 ロシア 231.062
3位 中国 230.370
4位 ルーマニア 227.228
5位 日本 223.543
6位 オーストラリア 221.846
7位 ドイツ 221.163
8位 イギリス 220.553
(以上が五輪団体出場権獲得)
9位 イタリア 219.578
10位 フランス 216.827
11位 カナダ 215.328
12位 スペイン 214.028
13位 オランダ 212.828
14位 ブラジル 212.497
15位 韓国 211.930
16位 ベルギー 208.828
(以上が五輪テストイベント出場。残り4枠を争う)
メンバー皆がほぼベストのパフォーマンスを発揮し、堂々の5位通過は見事でした。
その中でも、第1の功労者に新竹選手を挙げたい。4種目すべてでトップバッター。特に最初の種目は平均台と落下の危険度の高い緊張する種目。これをややぐらついたが、まとめ切り13.933とまずまずの得点。この後も、トップバッターとして一定のレベルの内容を保ち、他のもののプレッシャーを軽くした。
特に、第3種目の跳馬練習中、飯塚選手がロイター板にひざを強打し4針縫うけが。第2種目の床運動の日本の点数が伸びない暗雲が垂れ込め始めた中でのアクシデント。その状況の中、しかも、新竹選手がピッチ?プラットホーム?に立ってから競技開始までかなりの時間があった。この間も、緊張に押しつぶされることない跳躍、着地で13.500を上げた。この新竹の演技があったので、他の選手もそれぞれ演技をまとめ切ったように思える。
新竹選手は4種目の個人総合では、全種目演技した48選手中21位(得点合計55.032)と安定した演技でチームを引っ張った。
各種目で質の高い演技をし、合計56.365、総合11位の鶴見選手もさすがだった。特に、最後の段違い平行棒は、体線のきれいで、ひねりも完ぺきな演技で、着地も決め、14.933と種目別3位の高得点だった。
また、各種目でにこやかな表情で凛とした演技で、チームを牽引した田中選手(合計得点55.432、19位)、安定した演技の美濃部選手(54.732)、平均台14.366(種目別10位)、急きょ演技した跳馬で13.966、段違い平行棒14.683(種目別8位)と高得点を上げた寺本選手も、もちろん五輪出場に貢献した。
また、リザーブに回った大島選手の支えも大きかったのではないだろうか。(大島選手は長年、日本女子体操界をけん引してきた功労者)
飯塚選手は本当に残念だった。
個人的には、最後のインタビューで段違い平行棒が種目別で2位(実際は3位)と知らされた時、何度も「本当に?」と聞き返し、「ちょ~うれしい」と発した鶴見選手が最高だった。
と、日本女子の活躍は申し分なかったが、フジテレビの中継にはがっかりしている。
大会前に取材して編集したプレゼン映像ばかり流すのではなく、各国選手の実際の競技を中継してほしい。日本さえ良ければいいという中継姿勢はバレーボールだけでたくさんだ。
中継スタッフももう少し頑張ってほしい。
3種目終えた時点で同グループのイギリスに遅れを取っている状況。前グループまでの8位のカナダを上回ってもイギリスを下回ると8位に入れないと実況し続けていたが(アナウンサー、解説者とも)、たとえ4種目終了してイギリスを下回っていても、前グループまでの7位のイタリアを上回れば8位に入ることに全く気が付いていなかった。
せめて字幕で8位のカナダだけでなく、7位までの成績を出してくれれば、4種目目の段違い平行棒の目標点数がはっきりしたのだが。まさか、ハラハラさせるための演出ではないだろう。
インタビューも稚拙だった。ただ、感情的なことばかり(心理面ではない)、選手に涙を出させようという意図があるようにしか思えないものだった。
心理面を聞くのなら、アクシデントの後、演技まで待たされた時の新竹選手の心理とか4種目目を迎えた時、状況を把握していたのかとか聞いてほしい。
また、各選手の良かった点を取り上げるとか、もっと気を利かせてほしい、競技のそして勝敗のツボをついた質問をしてほしい(これは体操だけでなく他のスポーツのインタビューにも感じる)。
けがをした飯塚選手へのインタビューは、もう少しサラッとしてほしかった。
相場君へ、田中選手に取材するなら、ホルキナ選手ぐらいは知っておかないとダメじゃん。
予選結果
1位 アメリカ 234.253
2位 ロシア 231.062
3位 中国 230.370
4位 ルーマニア 227.228
5位 日本 223.543
6位 オーストラリア 221.846
7位 ドイツ 221.163
8位 イギリス 220.553
(以上が五輪団体出場権獲得)
9位 イタリア 219.578
10位 フランス 216.827
11位 カナダ 215.328
12位 スペイン 214.028
13位 オランダ 212.828
14位 ブラジル 212.497
15位 韓国 211.930
16位 ベルギー 208.828
(以上が五輪テストイベント出場。残り4枠を争う)
ホルキナ選手、世界選手権デビューの鯖江大会(1995年)からアテネ五輪(2004年)まで、世界のトップを維持した大選手ですね。手足が長く優雅な演技、つま先までのきちんと伸ばす綺麗な体線、そしてすばらしい表現力と、名選手でした。
新体操の選手だったのですか?ボールにリボン、フープ、こん棒、ロープの5種目あり、競技は4種目、年によって違っていたような気がします。
個人演技は、これでもかという体の柔らかさと、曲芸のような手具捌き、彼女らを見ていると同じ人間とは思えませんね。
また、団体のコンビネーションもすごいですね。中国雑技団みたいです。
テレビ放映権は、2009年からフジテレビが獲得したと思います。民法はスポーツとは考えず、エンターテイメントとしか捕らえていません。残念です。
日本は残念でした。中国の鉄棒、床の演技が素晴らしく、そのプレッシャーが日本の最後の鉄棒に掛かってしまったという感じです。
田中(弟)選手は、首を痛めた影響もあったのでしょう。そして、内村選手は、その分を挽回しようとして、力が入ってしまった。
それでも、ふたりとも、気力を振り絞って演技をしました。日本選手は皆、よく頑張ったと思いました。
それにしても、フジテレビの中継には不満が残りました。
デモンストレーションビデオは、番組の意気込みということもありますが、本末転倒ですね。そんなものより、少しでも実況をしていただきたいです。
キャスターの盛り上げもいらないです。さらに、応援団として、女子アナやゲストも挿入しましたが、番組宣伝が目的でした。あの悔しい思いの中、番組宣伝をするのは、腹立たしいです。
とにかく、民放のスポーツ中継は、その中身がスポーツだとは思っていないようです。
それでも、日本しか放送しない、また、ジャニーズのキャンペーンも兼ねるバレーボール中継よりはましだと思います。
あんな、トゲトゲした文章を読んでいただいた上、コメントまで下さり、ありがとうございます。
器械体操で県大会出場とはすごいですね。私は鉄棒はそこそこ、と言っても後回り、前回り(降りではありません)が出来る程度、跳び箱も人並み(一応8段閉脚跳びは出来たはず)ですが、マット運動は暗い思い出が多いです。側転さえもふにゃふにゃ、倒立前転は背中から打って、息が何度も止まりました。奇怪運動と言ったところでしょうか。
>英さんと一緒に解説付きでテレビ見たら、相当おもしろいだろうな
いえ、多分、やかましいだけです。