トヨタのオフェンスのスクリーンプレーで山本がフリーになり、要所で3Pシュートを決める……そんなシーンを何度も目の当たりにした。
ENEOS vs トヨタ自動車戦においても同様だったので、第2戦の記事で言及した。
そのせいもあって、第3戦では馬瓜のスクリーンプレーに注意が向いてしまった。
そして、第2戦で書いた手前、スクリーンプレーに関するルールも確認してみた……
………すると、新たに気がついたこと、気になったことがあったので、それについて書きます。
スクリーナーに関する主な制限ルール
(『考えるバスケットの会』「【保存版】バスケのスクリーンを徹底解説!一気に上達する為に必要な完全版練習メニューを教えます!」より)
①スクリーナーは止まってること
②両足が床についていること
③必要以上に手や足を広げない
④相手の視野の外(真後ろなどの完全な死角)にセットしてはいけない
⑤動いている相手に対しては、相手が避けられるだけの距離を置かなければならない
①~③については、中継で良く語られるルール。
①スクリーナーは止まってること
ルール①に反して、スクリーナーが動いてしまうことを、「ムービングピック」や「ムービングスクリーン」や「イリーガルスクリーン」と言われている。(「イリーガルスクリーン」は“ムービングピック”のみを言うのではなく、正規でないスクリーンすべてに対して言うと私は解釈している……私は今回記事を書くのに調べてみて、《へえ~、“イリーガルスクリーン”と言うのか》というレベルである)
ディフェンダーの動きを妨げる意思が強いと、スクリーナーはつい、上半身(肩など)をデディフェンダーの方に寄せてしまう(当然、上半身だけでなく、身体ごと動くのもダメ)。スクリーンプレーに関して、一番、ファールを取られる行為であろう。
②両足が床についていること
ルール①があるので当然で、このルールは言及しなくてもいいような気がする。
①であっても②ではない例はないことはない……《片足で立って止まっている》《逆立ちして止まっている》など考えられるが、意味のない動作である。
あと、考えられるのは、片足で静止していて、オフェンス側の選手に衝突され、倒された場合、それが、不当なオフェンスのアタックによるものなのか、片足で立っていることが原因なのか特定されない。つまり、仮に、片足でスクリーンを掛けた場合、オフェンス選手の不当な衝突であっても、正規のスクリーンではないので、オフェンスファールにはならない……という事なのだろうか?
そもそも、しっかり両足を床に付けないと、衝突が起こった時、危ない。
③必要以上に手や足を広げない
《プレーヤーがコート上で普通に立ったとき、そのプレーヤーが占めている位置とその真上の“筒状の空間”》から手や肘などを突き出してはいけない。
下腹部付近で腕を組んでスクリーン態勢を取るが、肘が肩幅より突出しているとファール。
あと、①にも抵触するが、相手ディフェンダーがすり抜けようとした時、ススっと肘を出す行為でファールを取られるのも良く目撃する。
脚も突出してはいけない。ファイナルで渡嘉敷がスクリーンプレーでファールを取られていた。(渡嘉敷が足を大きく広げ、これに、トヨタの選手の足が引っ掛かった)
④相手の視野の外(真後ろなどの完全な死角)にセットしてはいけない
”完全な死角”の判断が難しいが、“真後ろ”と考えればよいのだろう。スクリーンの標的の相手ディフェンダーはマークする相手に正対しており、スクリーナーは真横に位置することが通常。なので、相手ディフェンダーがマークする相手に集中するあまり、スクリーナーが“心理的に死角”になるのはOKか。
まあ、上記のような状況(スクリーナーと相手ディフェンダーの位置)を考えると通常なら真後ろにセットすることはないと思う。漫画などで、相手を痛めつけるために死角にセットすることは、あるかもしれない(←アニメの見過ぎ)
⑤動いている相手に対しては、相手が避けられるだけの距離を置かなければならない
止まっている相手に対しては、すぐ近くにセットしてもOK。
動いている選手は、障害物(スクリーナー)をよけにくいし、運動エネルギーも大きいのでぶつかった時の衝撃も大きい。
④⑤についてあまり意識していなかったが、なるほどと思う。とにかく、危険度の高いプレーはダメだという事なのだろう。
……で、トヨタ自動車の馬瓜選手のスクリーンプレーについて。
ア.上半身を動かすことが割と多い……スッという感じで緩やかに動く
イ.ぶつかった相手選手を抱きかかえることも多い……衝突のショックを和らげたり、相手選手の転倒を防ぐという意図もあるかもしれないが、相手の動きを抑制する意図が強いように感じた
ウ.相手選手と軽い接触があった場合、さり気なく腕をつかんで相手プレーヤーの動きを阻害することが多かった
エ.第2戦の記事で書いた「パターン2」のケース
……相手ディフェンダーとスクリーナーの馬瓜との距離が短いが、衝突を回避できる距離はある。そもそも、馬瓜の方がずっとその位置にいるので、問題とはならないと考える。山本&馬瓜の絶妙なコンビと考える
ファールもある程度の許容はあるだろうが、ア~ウは「ファールじゃないのか!」と思うことが多かった。エネオスファンなので、欲目かもしれない。
ENEOS vs トヨタ自動車戦においても同様だったので、第2戦の記事で言及した。
そのせいもあって、第3戦では馬瓜のスクリーンプレーに注意が向いてしまった。
そして、第2戦で書いた手前、スクリーンプレーに関するルールも確認してみた……
………すると、新たに気がついたこと、気になったことがあったので、それについて書きます。
スクリーナーに関する主な制限ルール
(『考えるバスケットの会』「【保存版】バスケのスクリーンを徹底解説!一気に上達する為に必要な完全版練習メニューを教えます!」より)
①スクリーナーは止まってること
②両足が床についていること
③必要以上に手や足を広げない
④相手の視野の外(真後ろなどの完全な死角)にセットしてはいけない
⑤動いている相手に対しては、相手が避けられるだけの距離を置かなければならない
①~③については、中継で良く語られるルール。
①スクリーナーは止まってること
ルール①に反して、スクリーナーが動いてしまうことを、「ムービングピック」や「ムービングスクリーン」や「イリーガルスクリーン」と言われている。(「イリーガルスクリーン」は“ムービングピック”のみを言うのではなく、正規でないスクリーンすべてに対して言うと私は解釈している……私は今回記事を書くのに調べてみて、《へえ~、“イリーガルスクリーン”と言うのか》というレベルである)
ディフェンダーの動きを妨げる意思が強いと、スクリーナーはつい、上半身(肩など)をデディフェンダーの方に寄せてしまう(当然、上半身だけでなく、身体ごと動くのもダメ)。スクリーンプレーに関して、一番、ファールを取られる行為であろう。
②両足が床についていること
ルール①があるので当然で、このルールは言及しなくてもいいような気がする。
①であっても②ではない例はないことはない……《片足で立って止まっている》《逆立ちして止まっている》など考えられるが、意味のない動作である。
あと、考えられるのは、片足で静止していて、オフェンス側の選手に衝突され、倒された場合、それが、不当なオフェンスのアタックによるものなのか、片足で立っていることが原因なのか特定されない。つまり、仮に、片足でスクリーンを掛けた場合、オフェンス選手の不当な衝突であっても、正規のスクリーンではないので、オフェンスファールにはならない……という事なのだろうか?
そもそも、しっかり両足を床に付けないと、衝突が起こった時、危ない。
③必要以上に手や足を広げない
《プレーヤーがコート上で普通に立ったとき、そのプレーヤーが占めている位置とその真上の“筒状の空間”》から手や肘などを突き出してはいけない。
下腹部付近で腕を組んでスクリーン態勢を取るが、肘が肩幅より突出しているとファール。
あと、①にも抵触するが、相手ディフェンダーがすり抜けようとした時、ススっと肘を出す行為でファールを取られるのも良く目撃する。
脚も突出してはいけない。ファイナルで渡嘉敷がスクリーンプレーでファールを取られていた。(渡嘉敷が足を大きく広げ、これに、トヨタの選手の足が引っ掛かった)
④相手の視野の外(真後ろなどの完全な死角)にセットしてはいけない
”完全な死角”の判断が難しいが、“真後ろ”と考えればよいのだろう。スクリーンの標的の相手ディフェンダーはマークする相手に正対しており、スクリーナーは真横に位置することが通常。なので、相手ディフェンダーがマークする相手に集中するあまり、スクリーナーが“心理的に死角”になるのはOKか。
まあ、上記のような状況(スクリーナーと相手ディフェンダーの位置)を考えると通常なら真後ろにセットすることはないと思う。漫画などで、相手を痛めつけるために死角にセットすることは、あるかもしれない(←アニメの見過ぎ)
⑤動いている相手に対しては、相手が避けられるだけの距離を置かなければならない
止まっている相手に対しては、すぐ近くにセットしてもOK。
動いている選手は、障害物(スクリーナー)をよけにくいし、運動エネルギーも大きいのでぶつかった時の衝撃も大きい。
④⑤についてあまり意識していなかったが、なるほどと思う。とにかく、危険度の高いプレーはダメだという事なのだろう。
……で、トヨタ自動車の馬瓜選手のスクリーンプレーについて。
ア.上半身を動かすことが割と多い……スッという感じで緩やかに動く
イ.ぶつかった相手選手を抱きかかえることも多い……衝突のショックを和らげたり、相手選手の転倒を防ぐという意図もあるかもしれないが、相手の動きを抑制する意図が強いように感じた
ウ.相手選手と軽い接触があった場合、さり気なく腕をつかんで相手プレーヤーの動きを阻害することが多かった
エ.第2戦の記事で書いた「パターン2」のケース
……相手ディフェンダーとスクリーナーの馬瓜との距離が短いが、衝突を回避できる距離はある。そもそも、馬瓜の方がずっとその位置にいるので、問題とはならないと考える。山本&馬瓜の絶妙なコンビと考える
ファールもある程度の許容はあるだろうが、ア~ウは「ファールじゃないのか!」と思うことが多かった。エネオスファンなので、欲目かもしれない。
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