英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

補助金申請漏れの件で杉本福井県知事が陳謝したが、何か違うような…

2024-07-06 11:42:24 | 時事
(関連記事「福井県水産課、23年度補助金請求手続きを怠り4億6千万円を自腹(←福井県民が?)、18年度も3億円」

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「知事 補助金問題「おわび」 県議会予算決算特別委」(中日新聞:日刊県民福井Web)
県議会予算決算特別委員会で、県が国の補助金の事務手続きを怠っていた問題で、杉本達治知事
「県民に不信感を抱かせてしまっていること、18年度の事案の教訓を生かせずに再びミスが起きてしまう組織体制であったことを重く受け止めている」と述べ、水産庁との協議を続ける考えを示した。
 補助金を受け取れなかった場合、事務的経費の削減や費用対効果の低い事業の見直しなどで歳入の不足分を補う方針。再発防止策として、人工知能(AI)の活用、財政課や会計局など他部局によるチェックを挙げた。9月定例会までに再発防止策をまとめる考えを示した
 18年度の事案を当時公表していなかった点を追及され、杉本知事は「対策に集中して、報告に思いが至っていなかった。組織として公表までいかなかったことを大きく反省している」


委員会終了後、杉本知事はぶら下がり会見では
「類似の事案がないか全庁的に調査し、再発防止策を講じる。県民に疑念を持たれないよう説明責任を果たしたい」(中日新聞:日刊県民福井Web)
「県民の皆さんに影響が出ないよう、県庁の事務的な経費の削減や事業のスクラップなどで国の補助分を複数年かけて補填していきたい」(福井 NEWS WEB)
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 何か違う……
・「県民に不信感を抱かせてしまっていること、18年度の事案の教訓を生かせずに再びミスが起きてしまう組織体制であったことを重く受け止めている」
 ……何だか岸田総理の答弁(弁明)を聴いているような気がした。
 (水産庁との協議中なので確定はしていないが)《県民に損害を与えてしまったこと》に対する謝罪をすべきだ

・補助金を受け取れなかった場合、事務的経費の削減や費用対効果の低い事業の見直しなどで歳入の不足分を補う方針
 ……(節約や無駄を少なくすることは不可欠だが)県のミスによる損害を、事務経費や費用対効果の少ない事業の見直しで補填するのはおかしい。関係業者はえらい迷惑だ。その前に、たるんでいた県庁職員の給与カットで多少の補填を図るべきだ。効果的な再発防止になる。
 それよりも、まず、水産庁に何度もお願いして、全額とはいかないまでも補助を受けられるようにするのが一番の施策であろう

・再発防止策として、人工知能(AI)の活用、財政課や会計局など他部局によるチェックを挙げた。9月定例会までに再発防止策をまとめる考え
 ……人工知能に頼らなくても、担当部署の上司がきちんとチェックしておけば防げたはず
 9月までに再発防止策というのも悠長だ。

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