英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

天国と地獄 ~サイコな2人~  第1話 【追記:ドラマ冒頭について】

2021-02-14 12:26:54 | ドラマ・映画
今更ですが、第1話です。
昨夜、ようやく第1話を視聴。本日(2月14日)に第5話が放映されるというのに、“乗り遅れ”もいい所です。
遅ればせながら、レビューを書いていくのですが、第2話以降の展開はほぼ知らないので、既に第4話(もしかしたら第5話)まで視聴された方は、《的外れなことを書いているなあ》と呆れてしまうかもしれません。


望月彩子(綾瀬はるか)
・努力家で正義感が強く、上昇志向も強いが慌てん坊な刑事。思い込んだら一直線で失敗も多いため、周囲の刑事たちからは煙たがられている……番組サイトの「あらすじ」や「人物相関図の人物紹介」より
・「~であるべき」という主張が強いので、幼いころから“ベッキー望月”と呼ばれていた……彩子自身の独白より
・法規を遵守する理論(口先)だけでの風紀委員。手柄を欲しがるあまり、犯人を捕まえることだけに固執している(犯行を防ぎ、これ以上の犠牲者を出さないというような思いが薄い)……河原三雄(北村一輝)の言
・“ガツガツした人間”……私の印象
・洞察力・考察力はそれなりにある
・猛進型で周囲への注意を怠ることがある
・感情や思考が顔に出る
・嗅覚に優れ、においに敏感
・「彩子(あやこ)」は「サイコ」とも読める

日高陽斗(高橋一生)
・創薬ベンチャー企業「コ・アース」代表取締役社長。若くしてベンチャー企業を立ち上げたやり手の経営者で、大手食品企業サンライズフーズの御曹司……「人物相関図の人物紹介」より
・頭の良い人間にありがちな「上から目線」などまったくない超スマートな好人物。しかしその裏には、類まれな頭脳と知識を駆使したサイコパスな殺人鬼……「あらすじ」「人物相関図の人物紹介」より
・サイコパスでシリアルキラーで悪魔……第1話終了時の彩子の印象
・あれだけリッチなのに、電車を利用?

河原三雄(北村一輝)
・警視庁捜査第一課・主任
・彩子の先輩であり天敵。刑事としての能力は高く、結果も出すが、そのためのやり方は何でもありという危険な匂いの漂う人物……「人物相関図の人物紹介」より
・彩子は“捜査のためには何でもあり”というやり方を認めることができない……「人物相関図の人物紹介」より
・彩子からは「セクハラ」と呼ばれているが、「パワハラ」ではないのか?

遺体の口内にパチンコ玉を詰める猟奇的殺人
日高陽斗が最重要容疑者!

【容疑の根拠】
・犯行時刻前後に日高が付近にいるのをタクシーの車内レコーダーや自転車シェアリング(レンタサイクル)の防犯カメラで確認
・現場に残された匂いのない業務用の特殊洗浄剤と日高の会社の製品の試供品と成分が一致した
・日高は過去にボストンで連続強姦殺人の容疑を掛けられたことがある
・被害者の口に入れられたパチンコ玉の一つから、カーキ色の皮手袋の組織が検出された


 そんな訳で、日高の容疑は真っ黒!。しかも、番組サイトには「サイコパスな殺人鬼」と言い切られているし……
 ただし、巷では「日高は本当に犯人か?」という疑惑が上がっているらしい。

 犯人が残した謎の血の刻印の意味や類似点のある過去の殺人事件も気になる。
【気になった点】
・あれだけの捜査陣なのに、被害者の人物関係やスマホなどの履歴など具体的な捜査の情報がなかった。他の容疑者が一切挙がらないのは、手抜き。
 彩子が言及しなければ、日高が捜査線上に上がることはなく、初動捜査の状況を会議で上げてほしかった。

・電車内や病院など公共性の強い場所ではマスクを着用していたが、捜査会議など警視庁内ではマスクは皆無。その他、街内でもマスク着用の頻度は低かった。
 でも、あまりマスクが目立ってしまうと、現実感が強すぎて、ドラマにのめり込めないので個人的にはOK

【追記:ドラマ冒頭について】
 ドラマの冒頭は意味深で重要(特にサスペンスにおいては)
➀ある海岸(奄美大島)で佇む彩子。夜空を見上げる。
②漫画の1シーン…「今宵は新月」「月は無い」「世界は生まれ変わる」…少し不気味な登場人物の少年
③床に落ちる10数個ほどのパチンコ玉。
 死体の口にたくさんのパチンコ玉を挿入する人物
 「大好きなんだろう、金が」「大好きな金を食らい死んでいくお前は幸せ者だ」
(③のシーンは、実写、漫画、アニメが混在)
④パチンコ玉を口に詰めていた人物が、血で染まった丸い石を拾い上げる
⑤海岸に佇む彩子が丸い石を拾い上げるが、不意に後ろから来た人物に意思を奪われ、殴られかける
⑥その瞬間、彩子は目を覚ます。


 単なるこれから起きる出来事(ドラマ)を暗示したシーンなのか?
 海岸のシーンは、彩子が忘れている過去の記憶を夢で具現化されたのか?予知夢か?あるいは、今後のシーンを脚本家が予告したのか?
 死体のシーンは、彩子たちが捜査している殺人事件


第1話第2話第3話


【ストーリー】番組サイトより
 望月彩子(綾瀬はるか)は、努力家で正義感が強く、上昇志向も強いが慌てん坊な刑事。思い込んだら一直線で失敗も多いため、周囲の刑事たちからは煙たがられている。そんな彩子はある朝、出勤時間ギリギリに起床。朝からバタバタと急ぐあまり、電車内でうっかり自分だけマスクをしていないことに気付く。すると、偶然乗り合わせた男性(高橋一生)から自社製品のサンプルだというマスクを譲り受ける。
 そんな中、とある殺人事件が発生。管理官が刑事たちに現場へ急行するよう指示するが、なんとその時、捜査第一課に居合わせたのは、過去の失敗で謹慎中の身であった彩子のみ。彩子は、刑事として挽回する願ってもないチャンスの到来に、「絶対に手柄を立ててやる!」と息を巻いて現場へ急ぐ。向かった先には、遺体の口内にパチンコ玉が詰められた、猟奇的殺人現場が広がっていた。しかしその猟奇的惨状の反面、掃除されたばかりのような清涼感を感じる現場に違和感を覚える彩子──。
 そんな彩子の違和感を解消したのは、彩子の能天気な同居人・渡辺陸(柄本佑)。清掃現場でアルバイトをしている陸によると、匂いのない業務用の特殊洗浄剤がこの世に存在することが分かる。その洗浄剤の製造元は創薬ベンチャー企業のコ・アース社。あろうことか、そのコ・アース社、社長の日高陽斗は、なんと数日前彩子に電車内でマスクをくれたあの男だった──。

 自分だけが知る重要参考人に、何か運命めいた物を感じた彩子は早速日高のもとへと会いに行く。しかし、その時はまだ、表向きは若くしてベンチャーを立ち上げた敏腕経営者・日高が、裏の顔は類まれな頭脳と知識を駆使したサイコパスな殺人鬼であることは知る由もなかった──。

脚本:森下佳子
演出:平川雄一朗
コメント (2)
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