英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルスに関する疑問 その52の補足

2020-07-21 22:31:25 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

「高い緊張感を持って注視する」の類似の言い回しが、まだあった。

「責任説明を果たしていきたい」
 言葉だけで、説明するつもりは全くないように感じる。
 言わずと知れた安倍総理の言葉で、多用しているが、責任を果たしたことは皆無のような気がする。
 「果たします」と言わず、「果たしていきたい」と期限をぼやかしているのが巧妙。

「責任を痛感している」
 責任を痛感しているとはとても思えない。
 責任を痛感しているのなら、《責任を取る》行動を起こすべきだが、責任を取ってもらった記憶はない。
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新型コロナウイルスに関する疑問 その52「“高い緊張感を持って注視する”って“傍観する”という意味だったのかぁ」

2020-07-21 15:54:12 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

 6月下旬に東京都の新たな感染者数が50人を超え、その数字が下がらなかった。(休業要請や県を跨いでの移動自粛の解除の影響が表れ始めるのが、この頃と見ており、7月になると更にその数字は増えるだろうと心配していた…「その44」
 7月になり100人を超えるようになった頃、安倍総理や西村大臣は「高い緊張感を持って注視する」と言っていた(「その46」)。更に、感染者が増えて、しかも、感染者の増加は首都圏全体に及ぶようになり、関西圏でも増え始めた。
 しかし、政府は特に休業要請や県を跨いでの移動の自粛を呼びかけるなどはしなかった。東京都も6月30日に新たなモニタリング指標を公表したが、基準値をはっきり設けず、自粛等を要請するタイミングを分かりにくくした(あやふやにした方が都合がいいのだろう・記事「その45」
 都知事も「感染者は若い世代が多い」とか「”夜の街”の関係者が中心」とか「PCR検査を強化した結果だ」と言い訳に終始した(「その46」)。そう言い訳するのなら、せめてホストクラブの類の飲食店には休業要請を出してほしかった。
 また、“感染防止徹底宣言ステッカー”なるものを制定したが、その実効性には疑問が大きい(「その51」)。


 政府も都知事も、ほとんど感染拡大を抑制する施策は採らなかった。

 “高い緊張感を持って注視する”というのは“傍観する”“何もせず、眺めているだけ”という意味だったようだ。
 『広辞苑』の
「傍観する」の意味に「高い緊張感を持って注視する」を付け加えるべきだ。



同様な言い回しとして、「前向きに検討する」がある。
 提言に対して後ずさりし(後ろを向かないので、一応、提言に対しては正対する状態にはなっている)、手の届かない状態にする(取り組む意思はない)
コメント (2)
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