寒い日が続きますね。
確か、季節予報では「12月は寒い日もあるが、全般的には暖かい。1月は平年並み。2月はやや気温は低め」というものだったと思います。
振り返ると、今年の冬の音連れは遅く、落葉は例年より1週間から10日ほども遅れていた。
ところが、9日に平年より7日遅れの初雪が観測されると、木枯らしが吹き、雪や時雨が降る日がずっと続いている気がする。話が違うじゃないか!
いやいや、私の思い込みかもしれないぞ!何しろ、寒いのが嫌いだから、平年並みに寒さを、「非常に寒い」と思い込んでいるのかもしれない。そこで、検証。
グラフは昨年12月から昨日(1月6日)までの気温の推移(1日の最高気温、平均気温、最低気温)と平年値です。要素が多いので分かりにくいので、各要素ごとのグラフを見てみましょう。
★1日の最高気温
(なぜか、きちんと画像がアップされませんでした。クリックしてご覧ください)
初雪が降る12月9日までは、ほぼ平年並みだが、それ以降は12日~15日を除き、かなり寒い(大寒の頃の寒さ)日が続いている。
★1日の最低気温
最低気温は、喚起の強さ以外にも放射冷却など他の要素に左右されるので、最高気温ほど当てにならない。
12月半ばまでは、かなり上下に変動していたが、17日以降はかなり低めに推移している。
★1日の平均気温
傾向は最低気温とほぼ同じで、17日以降はかなり低目に推移している。
★12月全体の気温と日照時間と降水量など2011年12月の平均気温は4.9℃(平年は5.9℃)、
同月の総日照時間は55.3時間(77時間)
同月の総降水量は272.9mm(334.0mm)
同月の総降雪量は26cm(42cm)
とにかく中旬以降晴れの日がほとんどなく、寒かった。
しかし、その割には降水量、降雪量共に少なめだった。
【考察】
上記以外のデータは全く検証せず、本当に私の推測だが、今年は上空の大気の流れが西から東へ順当に流れているのではないか。南北方向に蛇行すると、北から南への部分に当たれば極寒・豪雪、南から北への部分に当たれば暖冬になるが、蛇行がないため、小規模な寒気が北日本を中心に通過している。寒気が強いとき全国的な寒さになっている。ただ、一級の寒気団も南下してこないので、全般的には平野部では大雪になっていない。北日本や山間部ではずっと寒いので、積雪量は例年より多いのではないだろうか。
ずっとある程度の寒気が通過しているため、ずっと寒い状態が続いている。
日照時間が少ないのは、冬型の気圧配置が強弱はあるものの続いているため、日本海側はずっと天気が悪い。寒気があるため、冬型が完全には緩まず、緩んでも日本海に低気圧が発生してしまう。高気圧が移動性となって日本列島にやってこないため、日本海側は晴れない。
今後しばらく(あと1週間、それ以降は分かりません)も、極端な寒気の南下はなく、この状態が続くようだ(若干、寒さは緩む)。
少なくとも、11月下旬に発表した季節予報は外れたと言っていいのではないだろうか。
確か、季節予報では「12月は寒い日もあるが、全般的には暖かい。1月は平年並み。2月はやや気温は低め」というものだったと思います。
振り返ると、今年の冬の音連れは遅く、落葉は例年より1週間から10日ほども遅れていた。
ところが、9日に平年より7日遅れの初雪が観測されると、木枯らしが吹き、雪や時雨が降る日がずっと続いている気がする。話が違うじゃないか!
いやいや、私の思い込みかもしれないぞ!何しろ、寒いのが嫌いだから、平年並みに寒さを、「非常に寒い」と思い込んでいるのかもしれない。そこで、検証。
グラフは昨年12月から昨日(1月6日)までの気温の推移(1日の最高気温、平均気温、最低気温)と平年値です。要素が多いので分かりにくいので、各要素ごとのグラフを見てみましょう。
★1日の最高気温
(なぜか、きちんと画像がアップされませんでした。クリックしてご覧ください)
初雪が降る12月9日までは、ほぼ平年並みだが、それ以降は12日~15日を除き、かなり寒い(大寒の頃の寒さ)日が続いている。
★1日の最低気温
最低気温は、喚起の強さ以外にも放射冷却など他の要素に左右されるので、最高気温ほど当てにならない。
12月半ばまでは、かなり上下に変動していたが、17日以降はかなり低めに推移している。
★1日の平均気温
傾向は最低気温とほぼ同じで、17日以降はかなり低目に推移している。
★12月全体の気温と日照時間と降水量など2011年12月の平均気温は4.9℃(平年は5.9℃)、
同月の総日照時間は55.3時間(77時間)
同月の総降水量は272.9mm(334.0mm)
同月の総降雪量は26cm(42cm)
とにかく中旬以降晴れの日がほとんどなく、寒かった。
しかし、その割には降水量、降雪量共に少なめだった。
【考察】
上記以外のデータは全く検証せず、本当に私の推測だが、今年は上空の大気の流れが西から東へ順当に流れているのではないか。南北方向に蛇行すると、北から南への部分に当たれば極寒・豪雪、南から北への部分に当たれば暖冬になるが、蛇行がないため、小規模な寒気が北日本を中心に通過している。寒気が強いとき全国的な寒さになっている。ただ、一級の寒気団も南下してこないので、全般的には平野部では大雪になっていない。北日本や山間部ではずっと寒いので、積雪量は例年より多いのではないだろうか。
ずっとある程度の寒気が通過しているため、ずっと寒い状態が続いている。
日照時間が少ないのは、冬型の気圧配置が強弱はあるものの続いているため、日本海側はずっと天気が悪い。寒気があるため、冬型が完全には緩まず、緩んでも日本海に低気圧が発生してしまう。高気圧が移動性となって日本列島にやってこないため、日本海側は晴れない。
今後しばらく(あと1週間、それ以降は分かりません)も、極端な寒気の南下はなく、この状態が続くようだ(若干、寒さは緩む)。
少なくとも、11月下旬に発表した季節予報は外れたと言っていいのではないだろうか。