さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ダリア

2024-09-15 16:32:40 | Weblog


今朝窓を開けるモコッとした雲の上に薄い雲がかかっていました。
秋雨前線が太平洋まで南下し、南風が収まると風は北に変り、秋めいてくる この前兆でしょうか?

秋雨前線は、オホーツク海高気圧(冷たい空気)と太平洋高気圧(暖かい湿った空気)との境、ぶつかり合いに出来る前線ですので、前線の南下とは、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の南下のことです。

日本の上空を流れる偏西風は高気圧の移動に関係します。

今年の偏西風は例年より日本の北部に流れていて、これがオホーツク海高気圧の南下を邪魔することになりそうです。

オホーツク海高気圧の冷たい空気が一時的に南下しても、偏西風に持って行かれて 冷たい空気は引っ込んだり出てきたりでしょう。

本格的な秋の訪れは偏西風(の南下)次第では?

偏西風が東北地方に蛇行し続け、太平洋高気圧が南下すると、フィリピンの東・マリアナ諸島付近で発生する台風は、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の隙間が広がるので、関西から関東への(日本縦断)通路を開けることになり、この通路を行くことになります。

海水温が例年より高いので、台風の勢力は強く、日本は大きな被害に見舞われる可能性があります。

偏西風の予報にも注意しましょう。

今日のニュースは:

・日本製鉄は、コスト高と需要の低迷でイタリア政府が救済策を模索しているイタリアの旧イルバ製鉄の買収に関心があるという。

日本製鉄は米国でも買収を考えていますので、将来の発展を考えて、脱日本を本格化しているようです。

・7月の経常収支は、3.2兆円と7月としては過去最高を記録していましたが、内訳をみると圧倒的に大きいのは、海外の金融資産から上がる利子や配当の第一次所得収支(4.4兆円)でした。

第一次所得は、現地にそのまま投資し続けますので日本に帰ってきません。
第一次所得収支以外の、貿易収支、サービス収支などは皆赤字。
因みに、サービス収支は、ニュースでおなじみの訪日観光客増で旅行収支は5500億円の黒字だが、通信・電算・情報サービスの海外支出や保険・年金サービスの海外支出の合計で、黒字はチャラ。

ネット対外直接投資は3兆円弱で企業の対外直接投資は2.8兆円とのこと。お金は海外に出て行くばかり。
海外の投資家が日本株や企業への投資がニュースになっていますが、数字では微々たるもの。

要は、日本の対外投資(資金流出)は過去最高ベースで進行していると佐々木有融氏がロイターに書きました。

日本には観光以外に魅力がないのでは?
海外からの資本投資がないのはなぜなのだろうか?

先端技術がない?企業収益が低い?旧態依然とした企業体質・雇用制度から抜け出せないからだろうか?平等を絶対化する不公平体質の社会とマスメディアが原因だろうか?

もっと政治家は、日本のお金が世界のどこに流れていて、それはなぜかをヒントに日本の将来を真剣に考えるべきでしょう。

・UBS証券の足立氏は、日銀の次の利上げは10月31日で、来年の年央までに中立金利を1%にまで引き上げるだろうと予測しました。
注)中立金利とは経済を刺激も抑制もしない金利水準のこと

・14日の日本記者クラブで行われた自民総裁選候補者の討論会で、立候補者同士の質疑応答が行われ、石破氏と小泉氏に質問が集中したとのこと。

決戦投票に残るとされる二人の化けの皮を他の立候補がはがしたいとの思いがあった?
因みに石破氏は林氏に質問し、小泉氏は茂木氏に質問したと。
茂木・林両氏は岸田政権の二本柱でしたので、石破、小泉両氏は、お二人の自民の変貌案を暴きたかったのでは?

自民でも立憲の支持でもありませんが、総裁選や代表選の討論に、なぜ政治資金や宗教活動が免税扱いなのか が出てこないのだろう?
日本は政治家と宗教家の国で、国民は単なる両者の働き蜂ということだろうか。

では
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