西日本の豪雨による被害(死者94.重体3.行方不明56.)はすさまじい。海外でも 氾濫だ とか 土砂崩れ とか と大きく報道されています。
これは天災でしょうか それとも人災?
被害が大きかったのは岡山と広島で、 岡山は河川の氾濫被害が大きく 広島は傾斜地の土砂崩れによる犠牲者が多かった。
氾濫は堤防の損壊地区の被害が大きく、土砂崩れは 花崗岩の真砂化した土砂が 斜面を流れて 家を人を押しつぶした。
堤防の決壊は 堤防が想定する以上の水力、逆流や水量があったからでしょうが 想定が甘かったのでは?
無限大を想定する設計はできませんが、気象庁は 数十年に一度の豪雨、一か月の 2~ 5倍の雨量が 二三日で降る といっていましたので、これが算定内?外?であったかどうかが、今後問題になるでしょう。被災者への賠償や支援枠にかかわってくるでしょう。
花崗岩の真砂化した傾斜地を 宅地化した業者は どのぐらいの雨量で 斜面が滑り出すとの計算をしていたのだろうか? 自治体は 業者の開発の届け出/許可に 真砂化土壌にある土地であることを考慮に入れていたのか? 住民も 真砂化している斜面の危険性を過小評価していなかったか? 4 年ほど前に同じような大きな土砂災害が起きていた地域です… NHK は繰り返し 数十年に一度の大雨予報を繰り返していました… ことを総合すると 人災のような気がします。
天災、人災が 責任の所在が ごちゃ混ぜになって うやむやのまま 復旧作業に入るのでしょうか?
被害にあわれた方には さらに やるせない気持ちに陥るのでしょう。
家も何もかも失った方が カメラに向かって 微笑みがちに 命があってよかった というのを見て 絶句してしまいました。
わずかでも 助けてあげたい と思います。