さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

無機より有機の世界ですよね…

2015-10-23 06:08:19 | ダイアリー

昨日荒川沿いにある葬祭場へお別れに出かけたました。 葬祭場は久しぶりに行きました。

予定時間より早めに 最寄りの駅に着き、日ごろの運動不足の解消にもと、20分ほど歩いて葬祭場へ行きました。

うっすら汗をかきましたが、葬祭場では さっと汗が引いてゆきました。

他に気付いたことは、

・皆さん 葬祭場で働く方 参列者の方々と 斎場では人が多い割に 静かなこと

・薄暗くよく見えないところにも たたずんでいらっしゃる方がいること

・若い方はときどき見かける程しか いらっしゃらないこと

・みなさんてきぱきと ロボットのように振舞われること

・施設全体はきれいだが 生命や感情が 表に出ないように出来ていること でした。


静けさや 幽冥の門口といった 演出なのでしょう。

カフカの「城」は、主人公 K が、城に入ろうとするが入れない、城の周りや関係者との間を 動き回っている間に 時は流れてゆくで、いつも入城は どうなるのか、常に不安な気分にさせてくれる 未完の 小説ですが、カフカの城は 幽冥界だっりして。

若かったころ「城」を、なんじゃこれ!と思ったものでしたが、葬祭場も 一つの「城」だったりして…

また 汗をかきながら 駅へ歩いて、戻りました…
コメント