カンボジア経済

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王宮と銀寺

2007年11月18日 | 社会・風土
 プノンペンの観光の第一の目玉は、王宮、そして隣接する銀寺です。
 王宮は、1866年のノロドム王の遷都による建設に始まり、シソワット王時代の1919年にほぼ現在の形が出来上がりました。観光で見ることができるメインの建物は、即位殿(写真)です。カンボジアらしい尖塔と黄色い屋根を持つこの建物は、非常に美しく維持されており、その内部も見ることができます。また、敷地内には、ナポレオン3世の王妃(ユージーヌ王妃)からノロドム王に贈られた「ナポレオン3世の館」も見ることもできます。
 王宮の隣には、王室の仏教行事が行われる通称「銀寺」があります。その名前は、この建物の床が銀のタイルで敷き詰められていることによります。ここには、エメラルドの仏像が中央に鎮座されています。観光客的な見所としては、エメラルドの仏像の後ろにおいてあるなぜか「やせて見える鏡」とか、仏殿隣のカイラーサ山の頂上にある「頭から光を放つハイテクブッダ」等があります。なお、ハイテクブッダには、高校生らしきカップルが引きも切らずに訪れて、独特の座り方で座って頭を下げて真剣にお祈りしており、縁結びにご利益があるのではないかなぁと思わせてくれます。また、銀寺の裏には、「プノンペン3大がっかり」のひとつといわれるミニアンコールワットもありますので、ぜひご覧ください(小生には、結構細密な精巧なものと見えましたが)。
 なお、両方をあわせて、入場料は25000リエル(約6.25ドル)となっています(2007年11月現在)。

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