カンボジア経済

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ラタナキリ州の見どころ

2018年12月16日 | 社会・風土
 カンボジア北東部、ベトナムとラオスと国境を接するところにあるラタナキリ州は、高原の州です。州名の「ラタナ」は宝石、「キリ」は山という意味です。
 州都バンルンの見どころは、まずは火山湖のヤクロム湖です。グーグルマップや航空写真を見ると、本当に真ん丸の湖です。カンボジアとしては珍しく、水の透明度も高く、きれいです。子供たちは泳いだり、飛び込んだりしていますが、向こう岸には決してたどり着けないという怖い言い伝えもあるそうです。昔はトトロが出てきそうな道で湖を一周できましたが、今は道もすっかり整備されています。湖の正面では、少数民族のコスプレで写真を撮るサービスもあります。
 市内から南西に車で20分ほどのカチャン滝も、いい感じです。すごく揺れる吊り橋から滝を真正面にみることができます。滝の上流は公園のように整備されていて、川で泳ぐこともできますが、流されたら大変です。
 市内から北に車で20分ほどのところに、水力発電のためのダム湖「オチョム湖」もあります。まだ、あまり観光地化していませんが、少しづつ開発が進んでいるようです。
 バンルンの市場も活気があって楽しめます。朝行くと、なかなか見かけない野菜を売っているおばさんたちが元気に声をかけてくれます。
 また、州の名前の通り、宝石も名産品です。「ラタナブルー」と呼ばれるきれいなブルーの宝石が有名です。価格もリーズナブルで、指輪やペンダントヘッド等が200~300ドルくらい(2万5000円~3万円前後)で購入できます。今回は、Lim Sou Heng Selling Natural Gemというお店に伺いました。ラタナブルーは本当にきれいな色で、価格も手ごろです(写真上)。
 この他、少数民族の村や、バールランパン(Veal Ram Plang)という溶岩台地といった見どころもあります。

ブログ「カンボジア経済」2009年5月16日「ラタナキリへの道:その4 火山湖「Yeak Laom Lake」」
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/afef3f8066a9013c3973c26225875a28

ヤクロム湖を一種できる道もすっかり整備されていました。


カチャン滝。水量も豊富ですし、吊り橋から全体が良く見えます。


カチャン滝を見ることができる、揺れる吊り橋。カンボジアなので、恐怖感倍増です。


カチャン滝の上流。公園のようになっていて、涼しげです。流されたら滝に真っ逆さまです。


ダム湖のオチョム湖です。開発はまだ始まったばかりで、のんびりしてます。


バンルンの市場。売り手も買い手も元気です。


溶岩台地のバールランパン(Veal Ram Plang)。珍しい地形なのですが、お客さんにはあまり受けません。タモリさんには受けるかも。



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