11月18日、林芳正外務大臣は、カンボジアのプラック・ソコン外務国際協力大臣と電話会談を行いました。会談で、林大臣は、これまでに築かれた両国の友好関係を基礎とし、プラック・ソコン副首相と協力して、「自由で開かれたインド太平洋」と「インド太平洋に関するASEANアウトルック」の実現に向け、カンボジアとの戦略的パートナーシップを強化していきたいと述べました。また、二国間関係の強化について議論し、2023年の日カンボジア外交関係樹立70周年に向けて、両国関係をさらに盛り上げるべく、緊密に連携していくことで一致しました。シアヌークビル港の開発、貿易振興、コロナ後の人的往来の振興等の二国間協力についても協議されました。プラック・ソコン副首相からは、新型コロナ対策を含むこれまでの日本の支援について謝意の表明がありました。なお、両大臣はミャンマー情勢を含む地域情勢についても意見交換を行い、来年カンボジアがASEAN議長国を務めるにあたり、会議の成功に向けて協力していくことで一致しました。
林大臣は就任後、各国の外務大臣と会談していますが、途上国の中でカンボジアはかなり早い順番での会談となり、日本がカンボジアを様々な意味で重視していることを伺わせます。「親中」のカンボジアを中国に傾かせ過ぎないようにするために、日本は重要な役割を果たすものと見られ、今後も粘り強い外交が期待されます。
(写真は、日本の円借款等で整備されたシアヌークビル港)
外務省の発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000641.html
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林大臣は就任後、各国の外務大臣と会談していますが、途上国の中でカンボジアはかなり早い順番での会談となり、日本がカンボジアを様々な意味で重視していることを伺わせます。「親中」のカンボジアを中国に傾かせ過ぎないようにするために、日本は重要な役割を果たすものと見られ、今後も粘り強い外交が期待されます。
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