1月27日、カンボジア経済財政省のボンセイ・ビソット次官は、2021年のマクロ経済運営と予算に関するフォーラムで、2021年の経済予測について説明し、2021年のGDP成長率を4.0%と予測していると明らかにしました。産業別では、農業1.3%、縫製業4.5%、縫製以外の製造業12.5%建設業2.9%、不動産業2.7%、ホテル・飲食業0.3%等と予測しています。
この予測は控えめなものだとしていて、上振れ要因としては、昨年締結された中国との自由貿易協定、RCEP協定、間もなく調印予定の韓国との自由貿易協定、EUの制裁を引き継がなかった英国のUKGSP等、カンボジアからの輸出やカンボジアへの投資を促進する協定が多数あることをあげています。
また、政府の改革の進展、ワクチンの普及による新型コロナの抑制、経済・社会の安定性の維持、国際競争力の強化、今年成立予定の新投資法・PPP法、米国等の経済回復等もカンボジア経済にとってプラスに働くと期待を示しました。
カンボジア経済の主力エンジンは、縫製品等の軽工業の輸出、世界中からの観光客を集めていた観光業、海外投資による建設・不動産業等であり、対外依存度が高いという特徴があります。このため、カンボジア経済は世界経済の回復なくしては回復しない構造となっています。輸出については、世界経済の回復に伴い、V字回復が期待されます。しかし、新型コロナの影響を最も強く受けている観光業は、立ち直りに数年を要するとの見方が支配的です。また、中国等からの投資に支えられてブームとなっていた建設・不動産業については、当面弱含みとなる可能性が高いものと見られます。
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この予測は控えめなものだとしていて、上振れ要因としては、昨年締結された中国との自由貿易協定、RCEP協定、間もなく調印予定の韓国との自由貿易協定、EUの制裁を引き継がなかった英国のUKGSP等、カンボジアからの輸出やカンボジアへの投資を促進する協定が多数あることをあげています。
また、政府の改革の進展、ワクチンの普及による新型コロナの抑制、経済・社会の安定性の維持、国際競争力の強化、今年成立予定の新投資法・PPP法、米国等の経済回復等もカンボジア経済にとってプラスに働くと期待を示しました。
カンボジア経済の主力エンジンは、縫製品等の軽工業の輸出、世界中からの観光客を集めていた観光業、海外投資による建設・不動産業等であり、対外依存度が高いという特徴があります。このため、カンボジア経済は世界経済の回復なくしては回復しない構造となっています。輸出については、世界経済の回復に伴い、V字回復が期待されます。しかし、新型コロナの影響を最も強く受けている観光業は、立ち直りに数年を要するとの見方が支配的です。また、中国等からの投資に支えられてブームとなっていた建設・不動産業については、当面弱含みとなる可能性が高いものと見られます。
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