カンボジア投資を名目に詐欺事件 ご注意を

　カンボジアで行われるコーヒー栽培などの事業への投資話をもちかけて3000万円余りをだまし取っていたとして、東京の元会社社長ら10人が詐欺の疑いで逮捕されました。警視庁は全国の1100人から16億円余りをだまし取っていた疑いがあるとみて調べています。
　逮捕されたのは、「オネスティジャパンインセプション」の元社長、中村修作容疑者と元専務の長友修一容疑者ら男女合わせて10人です。警視庁の調べによりますと、中村元社長らは「カンボジアで行われるコーヒー栽培などの事業に50万円以上投資すれば1年間で資金が2倍になる」などと言って投資話をもちかけ、4人から合わせて3700万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。警視庁は捜索で押収した資料を分析するとともに関係者から事情を聴いた結果、集めた資金が投資された形跡はまったくなかったということです。警視庁はおととしから去年にかけて全国の1100人から16億円余りをだまし取っていた疑いがあるとみて資金の流れなどについて調べることにしています。
　カンボジア投資を騙る詐欺事件は他にも発生しておりますので、くれぐれもご用心ください。

ブログ「カンボジア経済」2012年6月2日「カンボジアの土地投資を騙る詐欺に注意を」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/9c5f9ccf78443dc36a801ba29c851426


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