8月4日、ASEAN関連外相会議に出席するためカンボジアを訪問中の林芳正外務大臣は、プラック・ソコン外務国際協力大臣と外相会談を実施しました。まず、林大臣は、安倍元総理の逝去に際してカンボジア外務国際協力省及びカンボジア国民から受けた弔意に感謝の意を表しました。また、史上最良レベルにある両国関係を来年の両国外交関係樹立70周年に向けて更に連携を強化していきたいと述べました。これに対し、プラック・ソコン外相は、改めて安倍元総理の逝去についての弔意を表明するとともに、二国間関係強化及び様々な地域・国際情勢への対応について緊密に連携していきたいと発言しました。
二国間関係については、重要インフラ支援(シアヌークビル港等)、安全保障協力、民主的発展支援等について協議されました。地域・国際情勢に関しては、ミャンマー情勢、ウクライナ情勢、北朝鮮による拉致、核・ミサイル問題、南シナ海などの課題について協議したとのことです。
林大臣は、8月6日にフン・セン首相を表敬訪問しました。フン・セン首相からも、安倍元総理の逝去について弔意の表明があったとのことです。外相会談と同様の議題について協議されたとのことですが、フン・セン首相からは、日本企業からの更なる投資の促進に強く期待するとの発言がありました。また、台湾を巡る情勢についても意見交換しました。
「親中国」と呼ばれることもあるカンボジアですが、アジアでも最も親日的な国の一つです。両国間で様々なレベルやチャンネルで協議や協力が進められることは、カンボジアが中国に傾き過ぎないようにする観点からも重要な取り組みであり、今後の継続的な対話が期待されます。
(写真は、AKPより)
外務省の発表(フン・セン首相表敬訪問)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/kh/page4_005645.html
外務省の発表(日カンボジア外相会談)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/kh/page1_001250.html
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二国間関係については、重要インフラ支援(シアヌークビル港等)、安全保障協力、民主的発展支援等について協議されました。地域・国際情勢に関しては、ミャンマー情勢、ウクライナ情勢、北朝鮮による拉致、核・ミサイル問題、南シナ海などの課題について協議したとのことです。
林大臣は、8月6日にフン・セン首相を表敬訪問しました。フン・セン首相からも、安倍元総理の逝去について弔意の表明があったとのことです。外相会談と同様の議題について協議されたとのことですが、フン・セン首相からは、日本企業からの更なる投資の促進に強く期待するとの発言がありました。また、台湾を巡る情勢についても意見交換しました。
「親中国」と呼ばれることもあるカンボジアですが、アジアでも最も親日的な国の一つです。両国間で様々なレベルやチャンネルで協議や協力が進められることは、カンボジアが中国に傾き過ぎないようにする観点からも重要な取り組みであり、今後の継続的な対話が期待されます。
(写真は、AKPより)
外務省の発表(フン・セン首相表敬訪問)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/kh/page4_005645.html
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