3月2日、中国の支援で改修工事を行っていた国道3号線(プノンペン~カンポット区間)の完工式典が開催されました。式典には、フン・セン首相他、関係者多数が参加しました。
プノンペン空港近くのチャムチャオから国道31号線の分岐点であるタケオ州ベククスまでの区間(約70キロ)は、片側2車線への拡幅改良工事が実施されました。工事は2018年10月に開始されていました。中国の借款2億1500万ドル(約247億円)の支援を受けています。また、国道3号線には、中国製の速度違反監視カメラ10台が導入されていますが、収集した情報が中国に流出する懸念も指摘されています。
国道3号線(プノンペン~カンポット137.5キロ)の改良工事は、韓国の支援で2010年に完成しましたが、当初から工事の品質に問題があるとの指摘も多く、劣化が進んでいました。今回の中国支援の工事でも、既に路面が荒れているところや波打っているところもあり、工事の品質に懸念があるとの声も出ています。
なお、完工式典では、中国大使より、国道31号線、33号線、41号線についても、これまでの簡易舗装(DBST)からアスファルトコンクリートへの改良工事を支援することが表明され、今年中にも着工するとしています。
(写真は、完成した国道3号線と、監視カメラ。2022年1月撮影)
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プノンペン空港近くのチャムチャオから国道31号線の分岐点であるタケオ州ベククスまでの区間(約70キロ)は、片側2車線への拡幅改良工事が実施されました。工事は2018年10月に開始されていました。中国の借款2億1500万ドル(約247億円)の支援を受けています。また、国道3号線には、中国製の速度違反監視カメラ10台が導入されていますが、収集した情報が中国に流出する懸念も指摘されています。
国道3号線(プノンペン~カンポット137.5キロ)の改良工事は、韓国の支援で2010年に完成しましたが、当初から工事の品質に問題があるとの指摘も多く、劣化が進んでいました。今回の中国支援の工事でも、既に路面が荒れているところや波打っているところもあり、工事の品質に懸念があるとの声も出ています。
なお、完工式典では、中国大使より、国道31号線、33号線、41号線についても、これまでの簡易舗装(DBST)からアスファルトコンクリートへの改良工事を支援することが表明され、今年中にも着工するとしています。
(写真は、完成した国道3号線と、監視カメラ。2022年1月撮影)
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