タイワ精機 カンボジアで精米機生産開始

　初めての海外生産拠点としてプノンペン経済特区で工場の建設を進めていた精米機メーカーのタイワ精機は、精米機の生産を始めます。工場は、投資額約1.5億円、1300平方メートルで、従業員数は約10人です。タイワ精機は2010年に長粒種に対応できる機種の開発に向けて研究試験所を設立し、精米試験も進め、一定の成果が得られたことから、現地生産に乗り出すことを決めています。
　生産するのは１時間当たり3トン精米できる中型クラスの精米機となります。10月から一部出荷が始まっており、2014年1月からは月産10台に引き上げる計画です。基幹部品は日本などから供給するとのことです。また、工場に配置した技術者が現地で保守・点検を行うなどアフターフォローを充実させるとしており、年内に説明会を現地で開き、製品機能や保守サービスなどをアピールする計画です。

ブログ「カンボジア経済」2012年8月16日「タイワ精機　カンボジアに新工場　精米機を現地生産へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/b4782bdaeafbb929038e42447430fb61

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