カンボジア経済

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不動産賃貸料が底打ちへ

2011年05月24日 | 経済
 2008年の経済危機後、25%程度下落したと言われるプノンペンの居住用不動産賃貸料は、今年に入ってほとんど動いていない模様です。不動産関係者によりますと、需要が強含んできているが、新規に完成するアパートの供給も続いており、需給が拮抗しているとしています。一部の関係者は、賃貸料は今年は横ばいで、来年から上昇を始めると予測しています。
 全国評価者協会(National Valuers’ Association)によりますと、プノンペンの居住用賃貸料は、グレードAで1800~3000ドル/月、グレードBで1000~2000ドル/月、グレードCで500ドル~1000ドル/月であるとしています。2008年のリーマンショック後、2009年末までに15%程度、更に続く2010年に9%程度、賃貸料は下落したとしています。なお、プノンペンの入居率は70~80%に上昇してきているとしています。
 写真はプノンペン北部の韓国系ニューシティ「カムコシティ」のショールームに展示されている完成予想模型です。

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