奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

マコモを育てる

2013-07-03 20:00:14 | 
稲刈りの後はマコモの植え付け
マコモとは田んぼのような場所で育つ稲に似た植物で、茎の部分を食べる。
柔らかなタケノコとグリーンアスパラを足して2で割ったような味と食感でなかなかおいしいい。
そのマコモの栽培、植え付けから収穫まで自分でやってみることにしたのだ。




栽培をするにあたり米を作っていない田んぼを1枚貸してもらう
ここは以前に何度も雑草退治をしてきた田んぼなのだが、また一面に雑草がはびこってしまっている
まずはこの雑草を草刈機を使って刈ることから始める





田んぼに入りひざの上まで泥に浸かって雑草を刈っていく
この日はまだ梅雨明け宣言は出される前だったが、太陽はすでに真夏のものだった
そんな炎天下のもと泥に足をとられながら、重たい草刈機を左右に振り振り田んぼの中をよろよろと
進んでいく
汗はダラダラ腰はパンパン
稲刈り作業が終わってからこの作業をしているので、体力はもう限界





翌日も稲刈りの後、今度はマコモの株の植え付け作業にとりかかる
となりの田んぼに残っているマコモを根ごと掘り起こして新しい田んぼに植え替えるのである
根を掘り起こす作業も、なかなかきついのだ
両手を泥の中にある根元に差し込んで、根を切らないよう根元ごと持ち上げるように取り出すのだ
これが結構重たいし、屈んだまま同じ姿勢を続けているので腰にくる
おいしいマコモを食べるのも簡単なことではないのだ





苦労して取り出した株をトラックに積んで雑草を刈った田んぼへと運んでいく
この根のかたまりを泥の中から手で掘り出すのだからその苦労はわかってもらえるのではないだろうか





株を田んぼの泥の底に押し込んでいく
泥の底に根が付かなくては育っていかないし、台風などで葉が倒されて水没しても枯れてしまう
この日、新しい田んぼに100本弱の株を植えた
このうち何本が根付いて育ってくれるだろうか
この先も雑草駆除などいろんな作業が必要になってくる
収穫の日をめざしてがんばろう
あーりーばーどに滞在して作業を手伝ってくれた人には収穫したマコモをご馳走するので遊びに
来てください