奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

集落のボランティア作業

2013-07-04 20:00:21 | 暮らし
先日の日曜、集落の共同作業に参加してきた。




年に何度か集落の若手(ここでの若手とは70歳代未満を指す)が集まって集落共同で作業を行なう
昔はすべての世帯から人がでていたらしいが、今は作業に参加しない人もいるようだ
だからと言って参加しない人が文句をいわれることはなく、出てきたメンバーだけで黙々と作業を
こなしている
あくまでもボランティアの精神ということのようだ
この日集まったメンバーは20数名




この日の作業は蚊の駆除のための薬剤散布
軽トラに積んだタンクに殺虫剤を入れてそれを集落の全世帯に撒いて歩くのだ





土盛には今約60弱ほどの世帯があるはずだ
そこをすべてまわって薬を撒いていくのだから大変だ





奄美の家は軒下が大きくあいて空間になっていることが多い
風通しをよくするためなのだろうが、この軒下が蚊の棲家になってしまっていることも多い
しっかりと薬が撒かれる






我が家の回りもしっかり撒いてもらう
毎年この作業に参加しているが、おかげで誰の家がどこにあるのか、少しずつずつわかるように
なってきた
何事にもメリットはあるものだ





作業終了後、汗と殺虫剤にまみれたまま公民館でご苦労さん会開催
シマッチュはそんな細かいことを気にしてはいけないのである





ご苦労さん会がお開きになったあと、独り者のシゲさんの家になだれこんで3次会
絵にかいたようなむさ苦しい宴会だ
でもこんな都会ではまず味わうことのできない特異な世界に足を踏み入れてみたいあなた、
土盛に何度か遊びに来て、彼らとお友達になればすぐに参加を許されるようになります