Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

バックステージツアー@ウィーンの森Buehneバーデン市劇場

2010-09-23 11:52:14 | オペラ
ラッキーなことにオペラを観る前に
バックステージツアーに参加することができました~

そりゃあ会社休みますともっ


ご案内下さるのは
Buehneバーデン市劇場の日本サイドのマネージャーの方。
軽く関西弁の楽しくも頼もしい女性の方です。
長い経験の中での面白おかしい裏話を交えての
わかりやすいツアーでしたo(^-^)o


舞台セット
まずは舞台を作っているトコロ。
通常、最終幕から仕込んいくそうです。
んで、第1幕が一番前に最後にできあがる。
ロドルフォの下宿の屋根裏部屋が今まさに出来上がったところで
まだ後ろに第2幕のカルチェ・ラタンの街並みのセットがチラリと見えてます。
これから隠すのでしょう。

ベッドも薪ストーブも椅子もホンモノで
そのまま使えるらしい。


オーケストラピット
オーケストラ総勢30人だそうです。
ウィーンフィルにも出る精鋭揃いだとか。
本場のウィーンホルンを使ったり
マネージャーの方いわく
「ウィーン本場の音」だそうです。

指揮者の映像を撮るカメラ。
オーケストラの音をバックステージに流すためのマイク。
テンションあがるわぁ


大道具
舞台裏にアンフェール門が控えていたけど
ちゃんと鉄製でした。
そうよね、入れてくれってどんどんノックするもんね。
木の紛い物では門の開閉で軋む音とか雰囲気出なくて
ダメなんだって。

無造作に置いてあるのは
カフェ・モミュスのシェードではっ(◎o◎)

あの木は第3幕でミミが身を潜める木だわっ
きゃあぁ(≧∇≦)

大道具さんのお道具セット
(物置みたいなでっかいタンスみたいなの)が
ドーンと置いてあって
意外と整然と片付けられてるのに驚いたり。

大興奮です


小道具
控え室の前の廊下には…
ソーセージやチーズがぶら下がってたり
衣装がズラリ
まだこれからいろんなモノが出てくるようです。
毎回プッチンプリンとバケットを必ず買うそうです。
観客にはわからなくてもリアルを追求
ちなみにプッチンプリンはカフェ・モミュスでミミが
バケットは第4幕で半分に割ってショナールとコッリーネが
ちゃんと食べてた。
バケットなんか食べたら口パサパサになるのに
大丈夫?歌える?
(↑クラブレジェンドが蘇るdolce-vita)

大道具・小道具、些細なモノまでぜーんぶオーストリアから持ってくる中、
例外が一つだけあるそうです。
それは、雪
本国では発泡スチロールの雪を使うそうですが
日本の雪の方が振り方リアルで採用されたんだって。
そう、北島三郎の雪。
コスト高でオーストリア側のマネージャーは渋ったそうですが
リアル追求で結局…。
なんかすごい(^w^)


控え室
「Maske」メイクのお部屋。
そう、当然ながら表記はドイツ語。
仮面という意味だけでなく舞台用語でメーキャップという意味らしい。
(帰って辞書引いた)
Maskeのお部屋に入らせてもらいました。
メイク道具がズラリ。
いや~ん、そして無造作にピンクのボンネットがっ(◎o◎)
すでに涙ぐむdolce-vita

さあ、いざソリストの控え室へ!
というトコロで
指揮者さんやソリストたちが到着されましたっ
きゃあぁ(≧∇≦)
マルチェッロですっ
ロドルフォですっ
門番さんですっ
男の子役のヒトですっ
あ、ムゼッタさんですっ
マネージャーの方が通りかかった彼らを
こともなげ無造作にご紹介。
Tシャツ着てボッサボサだったりノーメイクだったり
誰が誰かわかんないけど
感激っ
指揮者のポォラァックさん(名前は後知った)
dolce-vitaと目があって何か言ってくれました。
もちろんわかんない(^。^;)
ドイツ語勉強しとけばよかったよぉ

彼らは控え室の位置を確認すると
すぐ舞台を観に行きました。
早速声を出してみるヒトも。
あ~ん、プロっぽい


ここでバックステージツアーは終了

開演に向けて
否が応でもテンションあがるのであった

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