Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

輝きを舞う

2011-09-11 09:36:03 | バレエ
NHKのハイビジョン特集で加治屋百合子さんの特集やってました。

7月に同じくNHKで放送されたABTの東京文化会館での「ドン・キホーテ」
キュートなキトリでしたね~
そう、シムキンくんがバジルだったとき

あ、シムキンくんもインタビューに応えたり
レッスンシーンにも登場してました。
「必勝はちまき」なんかしたりして超お茶目
東京公演の幕が降りた直後の舞台袖でのインタビューでも大興奮で
舞台の上では、さすが天才ダンサー
あんな完璧なクペ・ジュテのマネージュやグランド・ピルエットを
さらりとクールにキメたように見えたけど
少年のようにハシャいで
そのギャップもチャーミングです


あ、いえ、加治屋百合子さんです。
ABT唯一の日本人バレエダンサー
しかもソリストさん
恥ずかしながらdolce-vitaは
「ドン・キホーテ」の放送観るまで存じ上げなかったのだけど(*^_^*)

すごく丁寧に踊る方だな~っていう第一印象デシタ。

今回、スーパースロー映像でその踊りを再生してましたが
ジャンプひとつをとっても
ただ勢いで跳んでるワケじゃなく
まさに跳躍している瞬間瞬間すべて動きをしっかりと自分でコントロールしている様子がよくわかります。
すごいっ
アラベスクで手を伸ばすのも
最後は指の関節単位で正確に美しいフォルムを描く。
ほお~っ
この正確さが「丁寧」という第一印象につながったのですね。
ただホレボレです

しかもこの方鍛え方がハンパなく筋肉がすごい。
例えば脚を高く上げるためにはカラダが柔らかければいいかとそうではなく
脚を前や横に上げるのは腹筋を使い
後ろに上げるのは背筋を使う。
(↑素人の感想)
柔軟性もなければ腹筋背筋もないdolce-vitaはそれはヒドいもんである

ポワントで立ってパッセでポーズをとった状態で
スーパースローカメラが加治屋さんの周りを一周した映像もありましたが
さすがっ微動だにしませんっ
ドゥミ・ポワント(いわゆる背高立ち)のパッセで
免震構造の建物のようにゆらゆらし
挙げ句に倒壊するdolce-vitaとは大違い。
(↑比べちゃだめだって
片足でポーズをとるのも
脚で支えるだけでなく
上半身は腹筋と背筋を使って上に引き上げ
手は背筋で上に伸ばす。

加治屋さんは一見華奢なのに、
(↑というよりもカラダにほとんど脂肪らしきものが見当たらない)
体中が筋肉だらけ。

トゥシューズを脱いで足の裏の筋肉も見せてくださいました。
もう衝撃的です(◎o◎)

あの高いジャンプと正確な動きには
こうした裏付けがあるのですね。

結局…。
ソファから立ち上がり
デヴェロッペやフォンデュを始めるdolce-vita(*^_^*)
実際の自分の姿はさておき
加治屋百合子さんばりの美しい動きにすり替わってマス(*^o^*)


子供のころからただひたむきにバレエに打ち込んでいる姿。
たぶんそのひたむきさのまま
これからもずっとバレエと向き合っていかれるのでしょうね。

もう感動…というよりただただカルチャーショックです。

日本が誇る新しいプリマの誕生
これからのご活躍がますます楽しみですね

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