Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

ボリショイ・バビロン

2015-11-21 09:37:00 | 映画


terraと「ボリショイ・バビロン」観に行きました。

「華麗なるバレエの舞台裏」というサブタイトルだったので
美しいバレエシーンが観れるかなと期待していたら。

冒頭のバヤデールの影のシーン
数あるバレエの演目の中でもdolce-vitaが
愛してやまない美しいコールド✨✨

あの息を飲むほど美しいシーンを
ありゃりゃ😵こんな編集にしちゃったの…?

この監督さんはもしかしてバレエに興味がないのかな?

イヤーな予感は最後まで覆されることなく。
白鳥もスパルタクスも、
ああん、そこじゃないっ😣そうじゃないっ😣
というもどかしさ💦

内容的には2年前の、芸術監督のセルゲイ・フィーリンが
顔に硫酸をかけられた事件がメインで。
社会派のドキュメンタリーというのかな?

ボリショイのスターだったはずのフィーリンに対して
この映画では同情的な描写がほとんどない。

事件後の公演でザハロワが舞台挨拶で
「この舞台をフィーリンに捧げます」と言うシーンがあったり。
ホールバーグがフィーリンと話しているシーンがあったり。
それくらい?

後半のマリーヤ・アラシュのインタビューで。
フィーリンが外部から多くのダンサーたちを連れてきて重用したこと。
「私たちより下手な人たちが優遇されるようになったのよ」と。

はっ😱

ボリショイこけら落としの「眠れる森の美女」
アラシュは美しいリラの精でした。
複雑な気持ちになっちゃった。


プリンシパルのマリーヤ・アレクサンドロワが
インタビューに応えてました。
フィーリンの事件とは別に
彼女自身もバヤデールの公演の舞台上で
ソロルとぶつかってアキレス腱を切るという
大怪我をしました。
長い怪我からの復帰に向けての
「白鳥の湖」のリハーサルでは教師にあっさりダメ出しされて。
プリンシパルのマーシャでさえも
「イチからやり直しだわ」
「一番怖いのは、踊れなくなること」
弱音を吐く様子も見せる。
「アパートメント」でようやく復帰を果たした時の
晴れやかなガッツポーズ✊😆
胸が熱くなりました。




映画の前にキャラントキャトルで
軽く晩ごはん。
お昼ごはんを食べ過ぎたdolce-vitaにつきあって
(つきあわされて?)
terraも軽くしかオーダーせず。









ボリショイ劇場「眠れる森の美女」 - Sotto voce (^-^)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿