Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

文楽@広島アステールプラザ中ホール

2012-03-05 00:40:49 | 舞台・ライブ
文楽の季節てす

毎年3月は「文楽地方公演」で
人形浄瑠璃を広島で楽しむことができるのです

dolce-vitaは夜の部に行ってきました~


  

会場入口では「玉手御前」が募金を呼びかけます。
吉田和生さんと。…左遣いさんじゃないよね(?_?)


団子売
 【太夫】豊竹芳穂太夫(お臼)、豊竹靖大夫(杵造)、竹本文字栄大夫、竹本小住大夫
 【三味線】鶴澤清馗、豊澤龍爾、野澤錦吾
 【人形】お臼:桐竹紋臣
     杵造:吉田玉佳

おっとこれは知ってる演目だよ
お正月とかおめでたいときにかけられる景事(舞踊劇)です。
大評判の団子を売り歩く夫婦、その名も杵造とお臼。
仲の良い夫婦が、新年を寿ぎ、餅をつき、めでたい唄にあわせて軽妙な踊りを披露する、軽やかで彩りあふれる縁起もの。
ちょっとアルス・アマトリア的なニオイが(*^_^*)

床には大夫と三味線がズラリ
はみ出してます(^w^)
三味線は太棹がかっこよくベンベンかき鳴らされます
きゃあぁ~

お臼の踊りが超キュート
通常の女の人形には足がないのだけど
(「曾根崎心中」のお初は例外デス)
AKB並みに元気に踊るお臼には
当然ながら足があります。
ちょうどバレエのアチチュードみたいな足の振りだったりする。

以前テレビのドキュメンタリーで観たことがあるけど
(↑テレビっ子)
この演目は若い人形遣いさんがされることが多いらしいデス。

お臼かわい~
楽し~(*^o^*)


摂州合邦辻 合邦住家の段
 【太夫】(中)竹本相子大夫
     (前)竹本三輪大夫
     (後)竹本千歳大夫
 【三味線】(中)鶴澤清丈
      (前)竹澤團七
      (後)竹澤宗助
 【人形】親合邦:吉田玉女
     合邦女房:吉田文司
     玉手御前:吉田和生
     奴入平:吉田幸助
     浅香姫:吉田一輔
     俊徳丸:吉田清五郎

文楽観ると…
あれ(?_?)このハナシなんか知ってるよぉ
と思うことが多い。
摂州合邦辻も断片的になんか馴染みがあるようなおハナシ。

今回はなんだか義太夫がツボ〓
そう思うと今まではわりと人形メインで観てた気がする。

義太夫がすっごくかっこよくって
ここオペラだったらBravoってゆうトコロよぉ
(いよっ○○屋っ←コレも違うし)
でも文楽のお作法がわからずモジモジしてたら
やっぱり拍手が起こった
途中で拍手してOKなのね(*^o^*)
(↑でも間違って変なトコロで拍手してはイケナイので大人しくしてましょう)

合邦の見せ場が多く
dolce-vita心の快哉が続くのであった。

とはいえ…
dolce-vitaは義太夫が聴きとれないことがあるので
(↑日本語なのに
膝の上ににしっかり床本を広げ
ちらちらカンニングしながら観劇いたします。

お母さんの親心
慈愛溢れる玉手御前
義を重んじ廉直ゆえ我が子にも厳しい合邦〓
(↑ちょっと父に似てる気がした
真実の明かされた後半
観客はただ涙を流すのみ

dolce-vita、団子売でハシャいで
ハンカチ出すの忘れてたよ
(↑進歩なし)

涙で床本が見えませぬぅ


伝統芸能ってホントかっこいいですよね


来年の予定です。
《昼の部》
桂川連理柵
 六角堂の段
 帯屋の段
 道行朧の桂川

《夜の部》
二人禿
義経千本桜
 すしやの段

こちらも楽しみで~す(*^o^*)

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