Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

新国立劇場「ラ・バヤデール」

2008-08-03 21:41:59 | バレエ
NHK教育の芸術劇場で、新国立劇場バレエ「ラ・バヤデール」やってました。
確か先日滝バレエにゲスト出演の山本隆之さんが、1公演ソロルを踊るはずだったのに足の治療のため降板したって、最近HPで見たばかり。
これは見なくては!
根拠のうっすーい動機で見始める。
しかも私の「ラ・バヤデール」のイメージって、ロイヤルバレエで熊川哲也がキンキラ仏像踊ったってことくらい。
完全アウェイだわ
(-.-;)

ニキヤ:スヴェトラーナ・ザハロワ
ソロル:デニス・マトロヴィエンコ
ガムザッティ:湯川麻美子
改訂振付:牧阿佐美

第1幕。
苦行僧の踊り。コール・ドになるのかしら?男性の群舞はなかなか見る機会がないけど、さすがに迫力があります。かっこいい♪

ヴェールを被ってニキヤ登場。歩いている足運びと足の甲のしなりを見て、あれ?と思った。どこかで…?
ヴェールを取って踊り始めると益々(´ー`)
あの長い手足がまるで関節がないかのようにしなやかに動く。上半身の柔らかな動きといったら、もうヾ( ´ー`)
とにかく優雅です。
ニキヤとソロルのパ・ドゥ・ドゥ
もう間違いないわぁ。
あなた去年のキトリね~(^O^)
名前を見ても、お顔を見てもわからないけど。
その足!その腕!見間違うはずがありません!
(お名前確認しました。正解!)
もう後はニキヤに見とれるだけ(*^o^*)


第2幕。
見どころ満載。
衣装もかわいい♪

特に、ガムザッティとソロルのパ・ドゥ・ドゥ
プティパらしい振付で大好きです。

湯川さんのガムザッティはパジャの娘らしく気が強そうにも見えるんだけど、なんだか可愛らしくキュートで可憐。

しがない舞姫のはずのニキヤにグイグイ気圧されて、つい応援したくなっちゃった。


第3幕、影の王国。
奥から2回折り返しのある3重になった坂。
基本の動きを丁寧に繰り返しながら一人ずつ32人のコール・ドが登場。
舞台に勢揃いして更にゆっくりの振付を合わせて踊ったときにはもう息を飲むしかなかった。圧巻!
どんな華やかなパ・ドゥ・ドゥよりも心を捉えるコール・ドがあるんだって初めて思った。
感動です(=^▽^=)

ニキヤ登場。
この世のものとは思えぬ(もうこの世のものじゃないんだけど)幽玄な美しさ
(*´Д`)=з
ザハロワのジゼルが見たいわ。

スヴェトラーナ・ザハロワ。
美しすぎます。完璧すぎますぅ(≧▽≦)


「あなたはこの男を許せますか?」
何かに書いてあったけど。
許せるはずもなく。(-"-;)
バレエに出てくる王子は大概情けないけど、この戦士は、何からあげつらったらいいのか見失う程の腰抜けのアンポンタン。

ストーリーはともかくとして。
ザハロワ、綺麗でした。
それから。
影の王国のコール・ド。
もう一回見たい~
(≧▽≦)ゞ

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