Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編86. 人は人のいるところに集まる

2012年01月30日 | Nagoya city
 徹夜で制作の仕事をしていると、午前中は沈没である。よくみたら3年の女子学生ではないか。私の課題をやっていて徹夜か。二つの椅子でどうやってあの大きな身体を支持しているのか不思議ではある。寝にくいだろうな。ここは4年生もいるし、みんながいると仕事もはかどるのだろう。
 よく芸術の仕事をするときに孤独がよいという人がいるが、私は孤独では仕事が出来ないと思っている。特に芸術とりわけデザインの仕事は、周りに人がいて、いろんな刺激があって創作意欲がわくからだ。
 創作しているときの頭の構造というのは、経験しないとわからないだろうが、すごくクリエイティブな世界と、単調で退屈でマンネリ化した世界との戦いなのだ。それが    単調世界に支配されると創作にはならないから、外にでて喫茶店で刺激をもらったりすることが、日課になるわけだ。そのあたりの事情は、普通の人と変わらない。刺激がないと普通の人にもアーティストにもなれない。つまりボケ老人のライフスタイルだ。
 そう考えれば、周りに同じようなデザインの仕事をする人がいたほうが刺激があり、創作意欲も起きるというのもうなずけるだろう。人は人のいるところに集まるという習性があると思う。

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