Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング788. 小説:小樽の翠696.秋の夜長

2023年09月09日 | field work

 今日は翠も日勤だったから、帰るなり下で夕飯の支度をしている。
「ご飯出来たよ!」の声がして階下に降りてゆくと、しゃぶしゃぶじゃないか。まあ簡単に調理は出来るけど。そんなことをしているとあたりは既に暗くなってきた。陽が短くなった。
・・・
夕飯を食べ終えると時計は7時をすぎたところ。寝るまでに何をすればいいんだいと思えるほど時間は余り、辺りは暗くなってきた。同じ事は翠もそうだった。アチキの足をつついてきた。
翠「アチキー・・・暇だよーーー」
「ならば秋の夜長を楽しもうか・・・」
そういって寝室へ翠を抱えていった。
翠とキスをしながら、スウットを剥いでゆくと、翠の閉まった体と小ぶりな乳房が出てくるあたりが色っぽいのだろう。それで次第にチャージしてきるんだろうか。
翠の大腿四頭筋を肩で抱え頭を翠の胯間に沈めて舌を這わせてゆくと、翠が喘ぎ出す。
翠「ウウッ、ウウッ。感じてくるぅー・・・」
そういって骨盤が緩やかに上下している。
人間も不思議な生き物で、こんなことで快楽が得られるとは・・・さ。
しばらく続けていると・・・
翠「アチキー・・入ってきてぇー・・・」
そうやって舌先を上へ上へとずらして乳首を甘噛みするとビクンとたっている。翠が足を上げて骨盤の入り口をアチキの切っ先に向けてきた。
濡れきった翠の膣にスルーっといれると、翠が吸い寄せるように奥まで導いてくれた。それが奥まで入れると大腿四頭筋でアチキのホディを締め上げる感じだ。奥までいれると翠の体が反って子宮が呼吸を始めているみたいだ。その子宮が収縮を繰り返す感じもする。それは男の感覚だから気分の問題かもしれない。子宮口がペニスの先端にあたる・・・。
翠「うってぇー・・・・」
きっと子宮口が開いているのだろう。
そこへ精子を打ち込む。
すると精子を残さず吸い込むように翠の子宮が痙攣しているようだ。
翠の大腿四頭筋を抱えたまま脱力感が支配している。
「これで精子が子宮に入ったかなぁー」
翠「1/10位は入ったかしら、あとは排出されるかも・・・」
「ひぇー・・・、これだけ苦労して1/10ですか・・・」
翠「元気が良い精子が子宮を通過出来るから、それでよいのだよ」
「まあ数打ちゃ当たるの世界だなぁー」
翠「一番元気が良い精子細胞が卵子にぶつかるんだよ」
「今日は排卵日!?」
翠「多分、終わってますー・・・(*^▽^*)」
「ハハハ、苦労して生産し無駄玉だったか・・・」
翠「無駄玉の方が圧倒的に多いのだよ・・・、でもホディは満足しているよん」
脱力感の空気が流れる。
翠の体に覆い被さって瞬間的に熟睡したみたいだ。
翠「アチキー・・・2回目やる?」
まだ夜の8時かぁー・・。
秋の夜は長い・・・。
・・・
まだ街のざわめきが時折聞こえる夜が始まったばかりの小樽である。
コメント
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