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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ヴァーチャルアイランド・プログラム19.

2009年01月22日 | Design&3DCG
 昨日は天気が悪くグルーミーな1日だった。うっとおしいことが複数重なると、気分はめげそうになる。さて今日は、グリフィンリゾートアイランドの海底を紹介しよう。 
 すでにストーリーにあるように、ここのロケーションは、地中海なのだから、歴史から判断すれば古代や大航海時代の遺跡が、数多くあるだろう。そこで、海底に眠る古代神殿の遺跡を制作してみた。操作は至って簡単で、大きなボリュームの質感を水にすればよい。あとは古代神殿や海底のエレメントを設え、魚でも泳がせておけばよい。古代神殿のエレメントは、グリフィンリゾートアイランド・ホテルのオブジェクトを、流用した。実に簡単な設定だ。もっと懲りたければ、神殿のテクスチャーを海底の古代の様相にすればよいが、ここでは省略した。
 簡単なので調子に乗って制作していたら、古代神殿の柱が水中で浮いているではないか。まあ、ここは後で直せば簡単に済むことなので愛嬌だな。このブログラムでは、ストーリーの意図が相手に伝わればよいのだから、この3DCGで十分だろう。
 世の中には、厳密に扱わなければ気が済まない凡人と、アバウトでも意図することを適切に読み取れる才人とがいる。前者の人から言わせれば、地中海にこんな魚がいるんですか?といった質問が出そうだ。私としては、魚が重要なのではなく、ストーリーなのだから、そういう凡人の質問は、無視するだろう。
 人とつきあうときは、相手を選ぶべだろう。凡人とつきあっても、それ以上の刺激がないし、時間ばかりが無駄に過ぎてゆき、うっとおしいだけだが、才人とつきあうと、色々と勉強にもなり、かつ創造的で、こちらの意識や能力が向上する。少し話題がそれたか(笑)。

制作:2006年
コメント
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