

マニラ湾奥深くの海岸線を走っていると水上集落もどきが現れた。もちろん僅かばかりの砂州や埋め立て地に建てられているはずだが増水すれば床上浸水必須であり、それを前提とした集落なのだろう。台風で飛ばされてもよいぐらいのつくりだ。うーん一寸集落内部のフィールドワークは避けたい。眺めるだけにしておこう。文化財ではないし。
そんな風吹けば飛ぶようなバラック集落はよくみかけた。
フィリピンでは、一般的なそして多くの建築はコンクリート造である。台風が発生する国だからコンクリート造が正解のようだ。コンクリートといっても施工とコストダウンのため壁にブロックを併用している。外壁にモルタルを施せばわからなくなる。
そして地理学の知見であるが、名にし負う低湿地帯であるブラカンの海岸沿いは、河川のオーバーフローにより浸水被害に悩まされる。
フィリピン・ブラカン州
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