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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ヴァーチャルアイランド・プログラム18.

2009年01月21日 | Design&3DCG
 さて前回の海底の火口跡にフィギャーを組み込んだのがこのCG。ストーリーは、リゾートでは、よく行われる自然の地形を利用して開催される夕方のインスタレーション、といった具合だろうか。前衛的なダンス・パフォーマンスを水上の舞台で演じているといった場面をイメージしている。
 Poserのブィギャーは、アメリカ人の理想的なプロポーションを意識した故か、大変スタイリッシュにデザインされているので、そのまま使用してみた。これは意外に正解だった。というのもPoserのコスチュームは、Vueに持ってくると衣服の質感などの完成度が今ひとつの表現なので、プリミティブなスタイルで正解だったようだ。またポーズ自体は、ライブラリーに少しあるのだが、当然制作者の意図が反映できるように、フィギャー自体を簡単に動かすことができる。ここでは、すこしダンシング風のポーズとしてみた。
 こんなことをやりだすと、実際に音楽を入れて踊らせてみたくなる。新しいVueのバージョンでは、アニメーションもできるので、そうしたことは可能なのだが、この辺のしつらいは、受講生の方が巧みであろうから、彼らににまかせよう。
 こんな具合に制作してゆくと、少しリゾートライフの一端をCGで語ることができよう。このブログラムでは、リゾートでの暮らしを意識した制作方法を推奨している。どんな環境であれ、そこに暮らしの気配というものがあって、はじめてデザインなのである。

制作:2006年
コメント
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