今回のT&T連載‘うちでの料理’は江戸時代より伝わる松風焼。
「松風」とは、松の木に吹く風やその音をさします。料理の松風焼は、表面に焼色を付け、一面にけしの実を振り掛けて仕上げた焼物のことで、裏が淋しいことから「淋しい浦の松風」に通じることからこの名があります。
江戸時代には、いか松風・松風鯛・松風きす・松風豆腐・松風くわい・松風はんぺんなんかもありました。
「松風」は、詩劇の傑作とされる能の曲目にもあって、浄瑠璃や歌舞伎舞踊や様々な三味線音楽にも取り入れられてます。
茶の湯で、釜の湯のたぎる音もまた「松風」といわれてます。
まさに「松風」は、日本人ならではの、細やかな感性や微妙な情緒を感じる、味わい深い呼び名ですね。
「松風」とは、松の木に吹く風やその音をさします。料理の松風焼は、表面に焼色を付け、一面にけしの実を振り掛けて仕上げた焼物のことで、裏が淋しいことから「淋しい浦の松風」に通じることからこの名があります。
江戸時代には、いか松風・松風鯛・松風きす・松風豆腐・松風くわい・松風はんぺんなんかもありました。
「松風」は、詩劇の傑作とされる能の曲目にもあって、浄瑠璃や歌舞伎舞踊や様々な三味線音楽にも取り入れられてます。
茶の湯で、釜の湯のたぎる音もまた「松風」といわれてます。
まさに「松風」は、日本人ならではの、細やかな感性や微妙な情緒を感じる、味わい深い呼び名ですね。