書道家Syuunの忘れ物

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ヤマダ電機とビックカメラの違い

2007-09-22 22:25:07 | 読み解けば‥‥
ヤマダ電機とビックカメラの違い

最近、ヤマダ電気が同じ群馬出身のビックカメラ追い落としにかかったようだ。
高崎駅から5分のところにあるビックカメラ高崎店は、駅前と言うより、駅構内にヤマダ電機本社兼店舗が出来ることによって風前の灯火だ。
今高崎ビックカメラに行くと、もう風前に灯火(ともしび)効果が現れているのか、バソコンは関連商品が激減して本体しかない。
しかも、ソフトから周辺機器まで価格でヤマダに太刀打ちが出来ない。
ビックカメラとヤマダ電気の大きな差というのは、仕入れなのだろうと思う。
仕入れで劣勢なのは当然ビックカメラで、「安い」と見せかせるのは生産終了商品や、何やら出所の分からないような商品の投げ売りだ。
たとえば、デジ一眼レフでペンタックス*istDという初期フラッグシップ機があった。
この商品が生産中止となるとの報を受けで、元々20万円近くで売りに出したこの
*istDをキタムラ(カメラ専門店)で110000円で限定販売。
そして、生産中止になってからはビックカメラの通販でポイント付き60000円前後から70000円前後で売りに出された。

ところが、この商品は流通在庫、
店頭品、展示のデモ機、修理回収品その他なにがしかの理由で問屋に返品されたものだった。
但し、返品とは伝票だけであると思うが、何やら安く売れるものを集めたという事もある。
長期展示品・在庫品は完全に初期モデル、初期ロットの曰く付きの不良品。
そして、当然事ながら、汚れ、CCD不良、ドット抜け、スーパーインポーズのずれ、接点不良、ストロボ不良、AF不良、その他ありとあらゆる不具合が報告されている。

こういう、中古品のようなものを新品として安く売るというのが、ビックカメラの悪いところだ。
小生もその昔VHSレコーダーを高崎店で買って、箱を開けてみたら使い古しの機種だった。附属ケーブルは使用した跡がありありと判り、機器そのものも電源を入れて使われたために生じた埃で汚れていた。
そして、返品交換で新しく来たものは、やはり開封された形跡があり、汚れていて新品と言いながら中古品だった。
当然、1年の保証期間を待っていたかのようにヘッドが痛み録画に筋が入るようになった。
こんなのなら、絶対にビックでは買わないと以後格安品には手を出していない。

格安品でも、中古品をつかまされないのがヨドバシやヤマダ電機だ。
ヤマダ電機は、既に問屋だから伝票を問屋につけ回して、安く売ると言うことがない。但し、全てを仕入れるのに自社の倉庫に入れるというのでないから「問屋」を通すものは自然と高い。
デジカメや小物、オーディオ製品が他より高いのは、このせいだ。
要するに価格変動が大きい商品は問屋を通している。
ビックカメラなどは、普段電気製品など決して安くはない。
カタログ落ちの旧型製品を投げ売りして、「安い」というイメージを作り上げたが、この手法はもともとコジマ電気のやり方。
コジマ電気というのは、実はヤマダ電機で高いものが、コジマでは安い。
結構棲み分けをしているというのは、面白いものだ。
但し、カメラは専門店が安いのは、常識でもある。


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