書道家Syuunの忘れ物

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衆議院選挙2012の世論を読めなかった政党の末路

2012-12-17 19:36:29 | 読み解けば‥‥
衆議院選挙2012の世論を読めなかった政党の末路



中川淳一郎氏がいう「ネトウヨ」でも4000人(警察発表)あつまる。


2012年の衆議院選挙。この選挙の状況をワッチしていると非常に不思議な現象を感じていた。
この不思議さというのは、自民党が圧勝するということではない。
それは「自民党が過半数を取る」ということは織り込み済みであったからである。
だから、どれだけ票が伸びるのかという「安倍総裁の信任投票」という意味合いが強かったと見ていた訳である。

平成24年11月のある講演会で毎日新聞主筆・岸井成格氏が「民主党の議席は140位」といったかどうか正確には忘れたが、100以上を予測していた。
100以上の議席というのは、次期の選挙で政権に復活できるという議席であって100を下回るといずれ泡沫政党になって、消滅してしまうと言われている。
このとき既に週刊誌で40議席という数字が出ていて、比例を合わせて最大で80というのが予測。
あまり民主党への期待値が高すぎて講演はよく聴いていなかったが、現実には57議席(小選挙区27)であった。

特に群馬では、自民党が圧勝という予測通り、自民党が小選挙区で全議席を奪還した。(全得票率の55.3%が自民党)
前回民主党が押さえていた1区も1年生議員だった前議員は、3位で落選だった。
そこに前県議の「過去官僚の元副知事」が立候補(未来)して、結果は泡沫候補と化した。
元々当選するはずがないと思われるのに立候補して、供託金募集の憂き目に遭うというのもどういう感覚なのだろうかと思う。
元々選挙に出るのが好きなのだという趣味なら、毎回「よい貧乏」が出来るというもの。

ここに先に言う「非常に不思議な現象」というものを感じるものである。
それは何かと言えば、自民党以外の民主党、第三極を含めた党が、国民の世論を読み切れていなかったのではないかという疑問につきる。
もじどおり、新聞、テレビ、雑誌と「脱原発」が国民の関心の中心、争点である様な報道をしていた。それで、民主党、維新、公明党、そして「卒原発」をスローガンにした未来の党。
しかも、この脱原発というものの、脱原発の代替えをどうするのかと言うことに関してはすべて具体性、実効性は乏しい。
そして、外交、安全保障も民主党以下「アジア重視」という曖昧なこと。彼らの「アジア」とは「特定アジア」と呼ばれる中国、韓国、北朝鮮しかない。
安全保障と言えば、今現実に起きている尖閣諸島の中国艦船の領海侵入や航空機の領空侵犯に関して何も言及していない。
それどころか、竹島を韓国が占拠していると外務省のWebサイトに書かれているのに、外務大臣だった民主党の岡田副代表は「不法占拠」と国会答弁で言えなかった。

要するに、今国民が関心を持っているのは脱原発ではなく、安全保障と景気回復と雇用問題。それに関連して、雇用を守るために原発の再稼働(原発は止まらないので、発電を開始する)ということでしかない。

ここでよくよく考えてみれば「未来の党」というのはよほどの勘違いというか、30年遅れて登場した政党のようである。
安全保障と景気回復が主眼であるのに「イメージ」選挙をしようとしたりして、国民を舐めきっているとしか言いようがない。

国民は馬鹿だから、「受けのよいことを言えばついてくる」と思ったのだろうか。

そういう「マニフェスト」を民主党は前回出して、大勝し見事国民を裏切った。
思えば、ガソリンの暫定税率を廃止すると言いながら、政権を取ったらその暫定税率の話も、ガソリン税に消費税かがかかるということも全く知らぬふり。
それでいて韓国に「朝鮮王朝儀軌(写し・原本はフランス所有)など1200冊の古文書」を返却するというマニフェストにも書いていないことをぬけぬけとする。

それでいて、日本から盗まれた国宝級のものの返還要求はしないという結果。

民主党が選挙のスローガンで「決断」と書いていたが、何の決断なのかさっぱりわからない。
この「決断」というスローガンは、テレビ、新聞や週刊誌などのが作り上げた「虚構」であった。しかし、この虚構に民主党は乗った。

「非常に不思議な現象」とは、世論は「テレビ、新聞、雑誌」などが作り、誘導すると未だに思っている人達がいて、しかもその虚構を延々と隠そうとしていることであった。

「SAPIO2013年1月号」(産経新聞イザに記載)
「ネットの“愛国者”敵に回せば面倒も味方にしたら頼りない」
「ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する」として妙なことが書かれている。

結論としては
「熱心なネットユーザーはボルテージが高く、頻繁に書き込みを行なうので、人数が多いと錯覚してしまうが、実数は少ない。敵に回すと“荒らし”を行ない、デマを拡散するなど面倒だが、味方につけても頼りない存在なのだ。」

「ネトウヨの特徴である韓国批判とマスコミ批判が強く支持されていることを考えると、安倍氏のフェイスブックに集まる人たちの政治的傾向にはかなりの偏りがあると考えたほうがいい。にもかかわらず、その声を一般国民の声と勘違いし、彼らに煽られ、彼らに阿(おもね)る言動を強めれば、安倍氏は『裸の王様』となりかねない。政治家はネット世論を過大評価しないことが肝要だ。」

この記事で「ネトウヨ」と書かれていることに注目する人も多いかもしれない。
常識としては、この「ネトウヨ」とはかなり「馬鹿にした言葉の差別語である」と中川淳一郎氏が言う「ネトウヨ」の人たちでは解釈されている。

このことが何を表しているのかというと、既にSAPIOなどの雑誌を含めたマスコミが世論に対して影響力を持たないということの証である。
そしてその危機感から「ネトウヨ」と蔑称して、彼らの言論は世論とは遊離したものだと世論の切り離しを行っているということである。

しかし、この衆議院選挙2012では、今まで述べてきたように「テレビ、新聞、雑誌」などの世論誘導は無意味であったことが証明されてしまった感が強い。

その一方で「植草一秀の『知られざる真実』」というブログで植草一秀氏は、
「マスメディア情報工作が生んだ「元の木阿弥政権」」(2012/12/17掲載)で「口惜しいらしく」妙なことを言っている。

16日のブログでは
「日本の『未来』に清き一票を投じなければならない。」
・・・・と「小沢一郎応援団」として同じく妙なことを言っているから、実の世論を読めなかった人物の一人と数えてよいかもしれない。
植草一秀氏も完全に過去の人だったとこが証明された。




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