書道家Syuunの忘れ物

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動物の敵対行動にみるいじめの構造‥産経・正論

2007-01-16 23:11:05 | 読み解けば‥‥

産経新聞、正論に動物行動学研究家・竹内久美子氏の
敵対行動の3ケース
「同種の動物どうしが敵対的に出会ったとする。どういうことになるのだろうか。
3つのケースを見てみよう。」を論じている。
次に、その例を示して理由「殺傷力と攻撃の抑制」と特殊例「ハトが死に至る理由」をしめしている。

そして、特殊例「ハトが死に至る理由」から‥‥‥「野生では劣位の者はいくらでも逃走可能である。
ところが、カゴに閉じ込められていると、逃走できない劣位者を、優位の者は攻撃し続けることになる。
攻撃は抑制されないようにできているのだ。そうして小さな傷が重なって相手を死に至らしめる。」と論じ、

「人間の児童や生徒はどうだろう。
彼らは学校やクラスという「カゴ」に閉じ込められた“ハト”ではないだろうか。
ただし、肉体よりも言葉による攻撃。そして逃げ場を失った“ハト”は時に自らを傷つけてしまうのだ。」と結論づける。
最後の結論は、よく分からないところがあるが、「優位の者」になるのは難しくても、「どちらかが一度手を出すと、たいてい相手がやり返して来る。」という動物の行動原理は参考になる。

子供の本能である動物的行動に対して、ある人ははタダ「暴力はいけない」「無抵抗主義だ」などという。
 こんな言葉が通じるのは、理性がある大人だけだと言うことが動物的行動で明らかなのではないか。
Mac憲法の前文に

諸国民との協和による成果と‥‥」
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、‥‥」
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」
いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」
「崇高な理想と目的を達成‥‥」
とどう見ても他力本願の事しか書かれていない。
いくら自分が正しく、暴力(言葉含)追放を旨としても、他人が「劣位の者」と認めれば攻撃される。
虐める方が悪いと言っても、それが本能に近ければ防ぐ方法は、本能に頼るしかない。
ところが、 自分さえ「無抵抗なら」「平和主義なら」と耳も目も塞いでじっと我慢など余計蹴られるだけだ。

戦後民主主義のマインドコントロールが解けない人士は、インドの独立は、ガンジーの無抵抗主義によるものだと未だに信じているのだろうか。


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