書道家Syuunの忘れ物

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民主党マニフェストで嘘をついた、小沢包囲網縮まる

2007-09-20 23:59:59 | 読み解けば‥‥
民主党マニフェストで嘘をついた、小沢包囲網縮まる
「多国籍軍(連合軍)のアフガンへの海上阻止、謝意決議を安保理採択」とは、読売新聞夕刊一面だった。
「テロ特措法」延長に関しては、議論初期には朝日新聞も延長ややむなしで、毎日新聞のみが民主党の機関誌のように延長反対だった。
しかし、既に世論が「テロ特措法」延長賛成が過半になっている現在、毎日新聞も密かに「延長賛成派」に転じたようだ。
今、連合軍による「不朽の自由作戦(OEF)」は、陸上作戦に約20か国、海上作戦に日本など8か国が参加している。ここへ来て日本だけが国内事情で、しかもたった一人の政治家によって撤退すると言うことは許されない状況になっている。
しかも、この給油作戦がシーレーンの保護と北朝鮮拉致問題への圧力の元になっているとすれば、これを止めよというのは事情が明らかになるにつれ「国賊」ものだろうと‥‥誰でも思う。
小沢氏は、参議院選挙に当たっての「民主党の政権政策 マニフェスト」でアフニスタンのタリバンに対する「テロ特措法」に反対して、その民意を得ていると言っているらしい。しかし、マニフェストには、アフニスタンの「ア」の字もタリバンの「タ」の字もない。
当然の事として、「不朽の自由作戦(OEF)」にも言及していない。
言っているのは、イラクだけだ。
だから、民主党議員は「イラク」に関連づけて、マニフェストで反対して国民の民意を得たと言っているがこれはこじつけだ。要するに。民主党の頭にはアフニスタンの事など考えてもいなかったというのは真実だろう。
しかも、「国民の生活が第一」と称して「年金問題」を中心にして国際問題に関しては一言も触れなかったはず。
そして、石油などの物流のシーレーンに関することであるなら、「国民の生活が第一」と主張するなら「テロ特措法」延長は必ずしなければならないことだ。
そうでなければ、参議院選挙で民主党は国民に嘘をついたことになる。

さて、この様な世の中の情勢変化で、とうとう毎日新聞も「アフガン決議:独も議会意識? 派兵延長法可決の見通し」(毎日・Web版)と称して、
「ドイツでは11月に、米軍主導の「不朽の自由作戦(OEF)」への独軍派遣延長が連邦議会で審議されるが、与党内にも派遣継続への反対論が根強い。」と書きながら
「(アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊)ISAFに関しては『復興支援活動』ということで、ドイツ国内で派遣期限延長に反対する声は大きくない。10月13日の派遣期限切れを前に派遣延長法案が連邦議会で審議されるが、圧倒的多数を占める大連立与党の賛成で、期限切れ前日に可決される見通しだ。」
と全く矛盾した事を渋々書いている。
実は日本と同じように情勢にあったドイツでは問題が起きていないと言っているのである。

要するに、世界中で「テロ特措法」延長に反対なのは、小沢氏一人、しかも選挙でのマニフェストにも書いていないことを、国民に約束しているという。
しかし、信を得たと言っても単なるその場限りの嘘を言っているとすれば、これこそ国民への裏切りだろう。