書道家Syuunの忘れ物

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安倍元総理の政治成果を隠蔽しようとするの「戦後レジューム」派の反撃

2007-09-13 14:48:17 | 読み解けば‥‥
安倍元総理の政治成果を隠蔽しようとするの「戦後レジューム」派の反撃
安倍総理の退陣を受けて、今朝の番組「とくダネ」大阪と東京でインタビューをしていた。それは、就任当時と退陣した今の支持率である。大方就任当時は、60-80%と言う意見が多かったが、退任した今その政治結果としては30%-0%がほとんどであった。
ならばその理由というと、どう見ても曖昧だった。
就任当時「期待している」というが何を期待していたのか、インタピューの都合もあったが誰も述べていない。
そして、30-20%と言う支持や、その政治の成果というとやはり何も述べていない不思議さである。
これは何かというと、安倍元総理が行ってきた政策や理想論を誰も念頭に置いていないと言う事だろう。分かりやすく言えば、批判の先頭に立ったマスコミ、民主党などは安倍政権が行った政策に対して、国民の印象づけないように政治宣伝によって隠蔽したと言う事につきる。
街頭インタビューでは、何故か20-30代の戦後世代の評価は厳しいが、不思議なことに評価はするが、「何故」と言う部分については無言なのである。
朝、東京の文化放送で、次期自民党総裁は誰がよいかと電話、メールで投稿を呼びかけていた。すると、筆頭は、福田元官房長官、次は谷垣氏だ。
左派メディアとしては、その選択しかないと思うが、もしその投稿が真実であるならば、日本国民の情報格差というもの、「忘れっぽさ」というものを嘆くしかない。
何故なら、日本国民の安全に対する北朝鮮の拉致問題で一番冷淡だったのは、この福田氏であったはずで、この態度は国民から顰蹙をかったはず。
福田氏を支持する人たちは、拉致問題も無視する国民の安全軽視の人物が良いと思っているのだろうか。
北朝鮮の拉致問題に関しては、「日本の敵」かそうでないのか、即ち日本国民を守る意志があるのか、又は他の国に迎合して日本を「ハンディキャップ国家」のままで置きたいのかの踏み絵だった。
その踏み絵で福田氏は、正に「日本の敵」だった。
そして、日本の敵を排除して「日本を守る」という安倍総理を選択したはずだった。
だから、「美しい国」であり、日本を守るために「憲法改正」、「教育基本法」であり、「公務員改革」だった。
こんな改革というのは、実際やってみて効果が出るのは多分10年、20年後だ。だから、国民に対して、直ぐ直接効果があるというものではない。
しかし、「公務員」改革によって、補助金行政から脱すれば地方の活性化の期待できるのだが、「奴隷の平和」即ち、中央官庁の指示なしには何も出来ない地方の自助努力の無さに問題がある。
これは、小渕内閣から脱官僚政治、官僚政治家を廃して政党政治を目指し、小泉改革で日本の「ハンディキャップ国家論」を脱しようとした事に対して、国民には意図的に知らされなかったという原因があると思う。

さて、昼前には、同じく文化放送で平沢勝栄衆議院議員がコメンテーターとして出で、自分としては安倍氏の路線と全く反対な人物が総理になると良いと主張した。
思えば、平沢勝栄氏も拉致問題では後半妙な動きをした。
拉致問題での「踏み絵」を上手く逃れた人物だが、「反安倍路線」を主張すると言う事は、自民党「左派」の「戦後レジューム」体制に戻せと言う事なのだろうか。
一つ確実なのは、平沢勝栄氏は官僚政治家(警察)という事である。
即ち、官僚国家の中で一番不透明で腐敗しているとも言われる警察、この警察官僚であるために安倍政権の「高級公務員改革」に大反対な口だ。
警察が妙な組織である証明は、ついこの前裁判で、愛知県警での「裏金」を告発した鉄道警察隊の巡査を、それを理由に配置転換し不当と訴えられ敗訴した件だ。(慰謝料100万円)
本来、公僕あるならその様な「裏金」問題の内部告発は、賞賛されても良く、配置転換で報復するというのは厳しくとがめられて良い。そして、今ではその様な不当な事は企業でも許されない事になっている。

 今回、第二次安倍政権では、農相の辞任で上向き掛けた支持率が下がってしまった。
いわゆる「身体検査」という閣僚候補の不祥事を調査すると言うのだが、元小泉首相の秘書を知る人間は安倍元総理の「甘さ」を指摘していた。
しかし、小泉元総理の時代の閣僚とは違って、色々な金の「記載問題の不備」という新しい基準を遡及して調査するというのは初めてだ。
そして、「身体検査」は主席秘書官がすると言うが、小生にとってはどうも信じられない。総括はそうかも知れないが、確かその実務は、官房副長官のはずだ。
そして、農相問題に関しても農水省に調査依頼が行ったはずで、就任後直ぐに発覚するような事なら、直ぐ分かるはずだ。だから、その責任を取って次官が辞任している。
この身体検査の不備には官房副長官にも責任があり、早晩更迭の必要があるのではないだろうか。
要するに、安倍政権に対する反対派は、「官僚」であり、それに結びつく利権の人々だ。
「記載問題の不備」というのも、マスコミや民主党の追及というものの妙に細かい部分が次々と発覚する。影に誰かいると言うのは、間違いない事実だろう。そして、次々と発覚するようなら本来首相官邸で分かって良いはず。これも農相の時と同じように不可解な事だ。
そして、そんな不祥事は民主党も同根なのは、民主党の元参院副議長の角田氏の違法献金など、より悪辣なものだった。しかも証拠がありなから逃げ去ったというのは卑劣きわまりない。

安倍政権を考えてみれば、この10年間で成し遂げられなかったことを一挙に法案化したと言う事で、高い評価を与えても良いだろう。
同じく文化放送で、庶民の意見として、零細企業の痛みもも分かって欲しい。早く政権交代をと言っていたが、中小企業の倒産の一因は中国にある。親会社が中国進出でなくなったり、安い中国製品で仕事が出来なくなったりだ。
これは、安倍政権とは関係ない。
逆に、官公労を中心とする民主党が政権を取れば、官民格差が開くのは必到だ。
みんなが景気が良くて楽しんだバブルを潰したのが、官僚と官僚政治家だったことを忘れてはならない。
それにしても安倍元総理は真面目すぎた。本来、「総理」という役を演じる役者である必要があった。小泉氏を見ればやはり「役者」だった。
そして、良く安倍氏は育ちが良すぎるという。しかし、理想を追うには育ちが良くなくてはならない。
どぶ板政治をしてきた政治家は、所詮「ポピュリズム」に堕した迎合政治しか出来ない。
小沢氏、田中真紀子氏を見てみればよく分かることだが、国家の危機になったとき、真っ先に逃げるというのは、この手の人たちだろう。
阪神大震災の時、「村山首相」が「何せ始めてのことで」で国民を見殺しにした。
その一方、「女性のためのアジア平和国民基金」で金をばらまき、結果無意味で評価されなかった事が明らかになった首相は、いったいどこの国の首相だったのか忘れてはならない。

いつか安倍政権の再評価は訪れる。そして、安倍政権が残した法案というものは必ず日の目を見ると期待している。