書道家Syuunの忘れ物

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愛国心のない政治家、官僚は去れ

2007-09-11 22:48:44 | 読み解けば‥‥

世相を横目で見る売文業の人々は、何でも政治家も官僚も国民の延長線上にあるから仕方がないと言い切る。しかし、そうですかと言い切られて、政治家や官僚などの不祥事を仕方がないと諦められないのが国民感情だ。
この様に、不道徳やら拝金主義が蔓延したのは、戦後教育の賜だと言うことは誰でも気づくことだ。
どこかの大新聞の社主の様に、戦前は悪だ、自分は東京大学の共産党細胞だったと80歳になって嘯く人物がいると、戦後に価値観が反転したと言う事がよく分かる。
昭和一桁時代は、黒塗りの教科書などと言って、マック(MacArthur)によって価値観を逆転させられた。
そして、特に学校の先生の話を良く聞くという真面目な優等生は、そのままGHQの思想を受け入れてしまった人物が多い。
いわゆる劣等生と、占領政策というものはそういうものであると理解した人物は、洗脳されなかった。
そして、洗脳された人物が東大やらに進学して、官僚、政治家などになったのである。
要するに、その人達は日本の国においては勉強は出来ても二流の人たちだ。
より高度な分析力を持った人たち、洗脳も受けなかった一流の人物はどこへ行ったかというと、理系の理学部、工学部に流れてエンジニアになった。
それが、戦後「ものつくり」経済一流、政治二流の原因である。
しかし、その後の問題は、その洗脳教育とそれに端を走った誤った教育によって、本来日本の国にとって予定しない人物か生まれてきてしまった事だと思う。
「姫の虎退治」として出てきた女性新人議員、大月氏は今時「熟年女性の不倫沙汰など珍しくないご時世」と言う。
しかし、大月氏の周囲はどうだか知らぬが、小生の周りでそんなことはあまり聞いたことがない。要するに、世間一般ではない。
しかも、それが国会議員ともなれば益々奇っ怪だ。
自分は不倫もしている女性の代表だとして、国会議員に出馬した訳でもあるまい。少なくとも「クリーン」のイメージで国会議員になったはず。
それでも、愛国心を持って国を何とか立ち直らせたいという「強い意志」でも示せればよいが、どうもその様な国家感を持っていないから逃げ回ったりする。
ついでに言えば、ゴルフの「パパ」もそうだ。
何やら国家感というものを感じられない。
この様な、どう見ても国を愛するという気持ちではなく、無政府主義的、守銭奴的な国家感なのではないかと思うものである。
中国は、米国フランス、日本などにサイバー攻撃を仕掛けたり、又バブルにかまけて守銭奴的な様相を示している。しかし、世界中に散らばった中国系の人たちは、自らの「愛国心」という事からか母国中国に対して「愛情」を注いでいる。
しかし、日本人はどうか。
今愛国心「パトリオットPatriot」というと言う言葉は、死語になりつつある。

小生の郷土に於いても、小生の先祖は事業で成功した証に、郷土に多額の寄付をして公園などを作った。
そしてそれは小生の先祖に限ったことではなかったから、〇〇公園などと言う名前も残していないし、「市」の歴史にも残していない。早い話、なぜそこに公園があるのか不思議な話になっている。
明治の人たちは、郷土愛そして国土愛というものに基づいていた。
しかし、今の国会議員、官僚のの様相を見てみればどう考えてもそうは思えない。
そして、事業に大成功しても三代相続すればゼロになる現代の税制からは、相続対策をする人たちは、無理して寄付をするという事などあり得ない。

思えば、最近小生の市の中心部にあった、明治からの広大な邸宅の最後の一つが売却されて、取り壊された。これは、相続税を払うためと聞いたがこれでは愛国心も持てない。

占領下、GHQによる洗脳、マインドコントロールによって、戦後の異常な社会主義的政策が推進された。
その政治、教育体制のまま戦後60年も続いてしまったのが現在の状況であり、結果として個人を尊重した無政府主義が蔓延した。
それの対策が、安倍総理の「戦後レジューム」からの脱却である。

それにしても大きいのが、誤りを認めない政治家、官僚、学者だ。
しかも、保身のために自説を曲げたにも係わらず、自身を守るために弟子に自説を強要する悪辣さだ。
政治の世界では、「吉田学校」と呼ばれた官僚政治家。
首相になる度に、箱根だかの吉田茂の別荘に「吉田茂」を裏切りませんと挨拶をしていた。

日本は、いつになったら全ての真実が暴かれるのだろうか。