遠藤武彦農水相の更迭に関連して、日本放送は街頭インタピューを公開していた。
その中で、若い人と思われる声で、「うんざりだ、これなら早く解散をしてもらいたい」と言っていた。
小生も、今の前原副代表が率いていたときに、もう少し官公労や左派民主党から離れればあるいはとも思ったが、小沢代表になって先祖返りした。
「早く解散を」というのは、今の時点なら民主党政権にと言う事だろうが、世論調査では民主党は自民党より「政権を任せられる政党」としての支持率は明らかな低い。
早く解散を‥‥とか言っている人々は、今まで自民党内でたらい回しして「官僚的な」総理を決め、実際の政治は「官僚」がやったから、大きくは変わらないと高をくくっているようだ。
しかし、今はその官僚がやり玉に挙がっている。
高級車をもらった元厚生官僚のみならず、天下りなどて我々の税金で、甘い汁を吸っている官僚がいる事は今や知らない人はいない。
即ち、今は、既得権益を持つ官僚、官僚政治家と既得権益打破の反官僚政治家、国民との戦いであることを気が付いていない。
官僚、官僚政治家が外交に於いても失敗ばかりしてきたのは、交渉ではなく外国から言われたことは全て受け入れる、金を支払うという、馴れ合い、ご用聞き外交だった。
何故なら、金は税金であると言うことを忘れている。その上、財投という誰も口を出せなかった貯金箱があったからそこから湯水のよう出した。欠損は税金で補填。
そして、そういう官僚は失敗の責任を取らない。
官を止めれば「何も知らぬ存ぜぬ」で押し通す。
その権益を国民の手に取り戻すと言うのが元々の改革だったはずである。
竹中氏などかやったのは、元々米国との密約を官僚的に忠実に行ったに過ぎない。
もし政治家なら、いい加減に誤魔化したはずだ。
さて、民主党が政権を取ったらどうだろうか。
自民党以上に問題を抱えていないだろうか。先の角田元参議院副議長の違法献金はあれだけ証拠が揃っていながら鳩山氏からして不問だ。
政権政党なら、内閣総辞職だろう。それだけではない、山梨の教職員組合から色々と金をもらっている人物。鳩山氏だって今の地位にいるのは、「金」のお陰だ。
叩けば埃が出るのは、自民党ばかりではない。
