漬物王国 山形 ブログ 漬物の梨屋

漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

特産在来野菜「温海かぶ」の種まきの時期☆

2017年08月18日 08時10分29秒 | 山形の漬物
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

8月18日(金)の山形県酒田市は曇り、蒸し暑く、上空には黒い雨雲も所々に見えています。

今日の天気は、曇り時々雨、最高気温は28度、最低気温は23度、降水確率は20~70%の予報となっています。

毎年、夏の土用が過ぎた8月の中・下旬は、山形県庄内地方の特産在来野菜「温海かぶ」の種まきの時期でもあります。

土用が過ぎ、暑さが収まったのを見計らって焼畑を行い、種まきをするのです。


温海地区の焼畑の様子



「温海かぶ」の種は、地中に埋めるのではなく、地表に撒くだけです。

そのため、強い雨が降ったりすると、発芽する前に種が流されてしまうこともしばしばです。

「温海かぶ」の発芽の適温は20~30度で、あとは適度な雨があれば発芽します。

昨年の8月は、台風による大雨の影響で早撒きの「温海かぶ」の種が流されたのに加えて、お盆以降も残暑が厳しくなかなか「温海かぶ」の発芽に適した気温になりませんでした。

その影響を受けて、今までにない凶作の年となりました。

山形県庄内地方は、今週に入って一時の暑さが止み、朝晩を中心にめっきりと涼しくなりました。

「温海かぶ」の種まきには、丁度良い感じの気温になっています。

現状では、「温海かぶ」にとって好条件が揃っており、豊作が期待できます。

「赤かぶ(温海かぶ)」は、漬物の梨屋においても秋冬の目玉商品のひとつです。

10月の早い時期に漬け込みを開始できると嬉しいのですが!



漬物王国 山形 漬物の梨屋ホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする