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漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

胡瓜の一番漬☆

2013年02月07日 08時07分43秒 | 今日のお仕事
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

2月7日(木)、漬物の梨屋 齋藤真は、長男の受験の付き添いで東京に来ています。

東京の天気は曇り、日中は晴れて14度まで気温も上昇する予報が出ています。

一方、日本海側は大荒れの天気となる予報です。

気温差で体調を崩さないようにしないといけません。

また、今日中に自宅に辿り着けるかが心配です。

今週に入って、ようやく胡瓜の一番漬に着手することができました。

一番漬は、塩蔵した素材を最初に漬け換えした下漬のことです。

塩蔵から一番漬への漬け換えは、まず地下タンクに塩蔵してある胡瓜をあげて表面に付いた塩分を軽く水洗いします。


胡瓜の地下タンク(漬物の梨屋亀ヶ崎工場)



水洗いした胡瓜は、パレットの上で軽く水を切らし、固く絞ったタオルで水分を取り、酒粕で漬けていくのです。

作業としてはとても単純な作業ですが、同じことの繰り返しのため非常に根気のいる作業です。

また、冬場の水仕事は手先から冷えてくるので、気温の低い日にはとてもつらい作業でもあります。

酒粕で漬ける作業も全く同じで、冷えた酒粕は手袋越しでも手先に冷たさが伝わって来ます。

地下タンクには生の状態で3,000kgほどの胡瓜を漬けておりますので、塩蔵後で2,000kgほどの胡瓜を漬け換えすることになります。

天気の良い日には、しばらくこの胡瓜の一番漬を漬ける作業が続きそうです。



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コメント
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