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漬物王国 山形 ブログ 漬物の梨屋

漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

食べ比べも面白いと思います☆

2013年04月19日 07時44分02秒 | 山形の食文化
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

4月19日(金)の山形県酒田市は雨が降ったり止んだりの天気です。

明け方には霙(みぞれ)が降った痕跡もありました。

気温も5度前後で、日中の最高気温も8度の予想と寒い1日になりそうです。

桜の開花宣言が出されたタイミングで、ふたたび孟宗汁用の酒粕のオーダーが増え始めています。

漬物の梨屋では、ほぼ毎日スクランブル状態で酒粕の対応に追われています。

スーパーマーケットの店頭に行くと、白い板状の「板粕」と茶色のペースト状の「練粕」が置いてあります。

「板粕」は、新酒を搾る際に出た板状の酒粕をカットして袋詰めしたものです。


漬物の梨屋の「板粕」



また、「練粕」は、新酒の時期に板状もしくはバラの酒粕を踏込んで、夏の土用を越させて自然熟成させた酒粕です。


漬物の梨屋の「練粕」



「板粕」は新酒と同じようにサッパリとした味に、「練粕」は秋上がりの酒のようにコクがあるのが特徴です。

どちらを選ぶかはお好みです。

「板粕」を使った孟宗汁と、「練粕」を使った孟宗汁を食べ比べてみるのも面白いと思います。



漬物王国 山形 漬物の梨屋ホームページ


「孟宗汁」を食べる機会が増えてきました☆

2013年04月04日 07時39分54秒 | 山形の食文化
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

4月4日(木)の山形県酒田市は曇りの天気です。

昨夜から今朝にかけて酒田市内にも濃い霧がかかっていました。

そんなところにも春の気配が感じられます。

4月に入って孟宗竹の値段が落ち着いたことから、山形県庄内地方では各家庭で孟宗汁を食べる機会が多くなっているようです。


山形県庄内地方は全国でも有数の孟宗竹の消費地です



それに伴い、漬物の梨屋には、市内のスーパーマーケットを中心に「練粕」「板粕」のオーダーが毎日のように来ています。

漬物の梨屋では、市内の酒造メーカーより毎年9~10トン程度の酒粕を頂いております。

漬物の梨屋では例年、「板粕」の袋詰めを1月~2月に集中的に行っておりますが、今年はまだ20ケース程袋詰めをする「板粕」が残っており、ただいま袋詰めをしながらの販売を行っております。


入荷して来た「板粕」(漬物の梨屋本社工場)



「板粕」は、テレビ放映があった昨年と違い多少の余裕がありますが、この時期の出荷量は本当に多く、在庫が減って行くのが目に見えてわかります。

また、「練粕」も先週あたりから、通常の5~10倍程度のオーダーが入っているため、袋詰めに追われています。

毎年のことですが、漬物の梨屋では、この時期は「酒粕」との戦いです。

「酒粕」に追い回される日々は、5月20日の酒田まつり頃まで続きます。



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酒粕が需要期を迎えています☆

2013年01月17日 08時49分46秒 | 山形の食文化
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

1月17日(木)の山形県酒田市は小雪のチラつく天気、昨夜から新たに20センチを超える積雪があり、漬物の梨屋本舗駐車場の除雪だけでも90分程の時間を要しました。

何とか、開店時間までにはお客様が駐車場に入れる状態となりました。

寒鱈がスーパーマーケットなどで本格的に並び始めたことで、急に酒粕の動きが良くなって来ています。

酒粕を寒鱈汁に入れることで鱈の生臭みを取り、美味しい寒鱈汁を作ることができるため、寒鱈と一緒に酒粕を買い求める人が増えたからです。

酒粕というと、テレビ番組で紹介される酒粕が、板状の新酒粕をカットした板粕であるため、最近は板粕を使う人が増えていますが、ひと夏越させ熟成させた練粕の方がアミノ酸などの旨味成分を多く含むため、寒鱈汁が美味しく仕上がります。


漬物の梨屋の板粕



漬物の梨屋の練粕



また、練粕は板粕よりも寒鱈汁に溶かすのが容易で、短時間で調理できるのも利点です。

酒粕は、体を温めてくれる作用もありこの時期寒鱈汁に限らず、いろいろなお汁に入れて楽しむのも良いと思います。

板粕はアッサリ味、練粕はコクがあるのが特徴です。

好みに合わせてご利用ください。



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酒の造りが始まっています☆

2012年10月28日 08時28分18秒 | 山形の食文化
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

昨日は1日、本当にポカポカの良いお天気でした。

山形県と秋田県の県境にそびえる鳥海山も山頂から7合目付近まで雪化粧をした姿を見せてくれました。


昨日の鳥海山



雪化粧した鳥海山は、本当に綺麗です。

紅葉もまだだというのに、山はもう冬のモードに入って来ています。

漬物の梨屋が毎年酒粕を分けて頂いている地元の酒蔵でも造りが始まり、新酒が出回り始めています。

ここ数年、発酵食品ブームで酒粕の引き合いが非常に多くなっています。

以前は、どちらかというと練粕の引き合いが多かったのですが、テレビなどで酒粕を紹介する場合板粕を紹介するため、最近では板粕の引き合いが多くなって来ています。

この影響で、漬物の梨屋でも板粕の在庫が不足している状態でした。

酒の造りが始まったことで、新しい板粕も出てきますので、何とか欠品せずに取り扱いができそうです。

ハラハラしておりましたが、まずは一安心です。



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「たんぼの味」☆

2012年10月16日 07時52分24秒 | 山形の食文化
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

10月16日の山形県酒田市は、現在曇りの天気です。

西の空には黒い雲も見えますが、日中の予報は晴れとなっております。

昨年発売になった山形県庄内地方の特産在来野菜を使ったレシピ本「はたけの味」に続いて、山形県産米で作るレシピ本「たんぼの味」が発売になりました。


山形県産米で作るレシピ本「たんぼの味」



「たんぼの味」は、「食の都庄内」親善大使の太田政宏さん、古庄浩さん、奥田政行さんをはじめ、11人のシェフと料理人が教える米をもっと楽しむためのお米料理のレシピ本となっています。

レシピの内容も、おにぎりや炊き込みご飯といった定番のものから、いか飯やドリア・リゾットの他、お米を使ったパンやケーキ・デザートの作り方まで掲載されています。

また、山形県で作られているお米のルーツや山形県を代表するお米「はえぬき」と「つや姫」の誕生物語なども掲載されています。

「たんぼの味」は、山形県庄内地方の各書店で取り扱っているほか、漬物の梨屋本舗店頭でも取り扱っております。

漬物の梨屋 齋藤真が見ても、結構面白い内容になっていると思います。

書店などで、一度目を通してみてください



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