団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

米、「宇宙軍」創設を本格化

2018年08月18日 | 中国

  アメリカが再びレーガンが始めた「スターウォーズ」に取り組むようです。と言うか、取り組んでなかったんですね。やはり、金が無いのでしょう。

  ところが、中国がそのアメリカが金が無くて停滞している間に開発が進んでいるようで、アメリカが慌てて方針を変えるようです。

  何時もの宮崎さんが詳しく書いてくれています。

 宮崎正弘の 国際ニュース・ 早読みより   平成30年(2018年)8月10日(金曜日) 通巻第5785号  

  米、 「宇宙軍」創設を本格化、ペンス副大統領がペンタゴンに乗り込む
 中国軍「極超音速巡航ミサイル」が米のミサイル防衛網を突破できるからには

 「アメリカ防衛のアキレス腱」とは、ミサイル防衛網が突破されるというリアルな脅威が目の前に迫っていることだ。
中国が四年前から公表し始めた「極超音速巡航ミサイル」(コード名=WU14)は、核弾頭も搭載し、従来の東方31など長距 離ミサイルとは、設計概念が異なる。

 秒速8キロ。時速12000キロ。これまでに西側の巡航ミサイルでも、時速は最速で900キロだ。
 この中国の「極超音速巡航ミサイル」は、パトリオット、THAADなど米のミサイル防衛網を楽々と突破できる。

 「宇宙は新しい戦場となる」とペンス副大統領は演説をしている。8月8日、ペンタゴンに乗り込み、幹部を集めて「宇宙軍の 創設を早急になすべきである」と、トランプ大統領が言い出した「宇宙軍」のアイディアをより具体化して、「2020年が目標 だ」と期日も、明確化したのだ。

 マティス国防長官はこれまで慎重だった。「国防予算の削減と効率化が優先事項である」としてきたからだが、国防省の機構の 大再編に繋がるゆえ、これは一大事である。
なぜなら、従来の五軍体制(陸海空、沿岸警備隊、海兵隊)に「第六軍」としての宇宙軍が加わることになり、そうした宇宙軍の 創設が、大統領国家安全会議で検討され、国防省の頭越しで具体化が進んでいたことにもつむじを曲げたと言われる。

 しかし、いまや組織のメンツとか派閥争いに興じている閑はなくなった。あまりにも急速な中国のミサイル技術発展ぶりに、ペン タゴンは喫緊の脅威と認識した。

 ホワイトハウスはペンタゴンとの協議にはいって「準備会議」を急がせ、同時に議会への根回しを始めていることが分かった (ワシントンポスト、8月9日)。
「この目的のため、向こう五年間で、80億ドルの追加予算を議会に求め、超党派による宇宙軍創設の立法化を進める」と同紙は 報じている。
 
 最初はレーガン政権が主張していた「スタ―ウォーズ」の延長線上にある、思いつきと考えられたトランプの「宇宙軍」創設 は、意外な速度で、具体化が進捗している。

  中国が、そこまで進んでいるのでしょうか。それとも、レーガンさんがソ連を崩壊に持ち込んだのと同じ作戦でしょうか。
  いずれにしても、又しても面白くなりそうです。ここは、日本も協力すべきでしょう。と言うか、本来なら独自で宇宙から核兵器を無力にさせるものを開発してもらいたいものですが、そんな気力も金も無い日本では無理でしょうね。

全く覇気の無い情けない国です!


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