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★あえて「敵に塩を送る」みずほ LINE接近の真意は

2019年01月07日 | ソフトバンク ロッテ イオン パチンコ

  以前から韓国とべったりのみずほが、事もあろうにLINEと銀行を作るということに驚いて、2018年11月29日、第687回の「 ★LINE、みずほと新銀行」で、取り上げました。

  あれから、トランプさんのファーウェイなどへの締め付けや日本政府もそれに従う姿勢を見せているので、流石に見直すのじゃないかと思ってましたが、どうもそうではないようです。

  もしかしたら、みずほは破滅の道を選んだのでしょう。どうせ、もう生き残りも難しそうなので自殺するつもりなのかもしれません。

  産経が、そんなみずほの真意を探ってくれています。

   SankeiBizより    2019.1.3

  【経済インサイド】あ えて「敵に塩を送る」みずほ LINE接近の真意は

 みずほフィナンシャルグループ(FG)が昨年無料通話アプリのLINEと提携し、2020年に新銀行「LINE  Bank」を開業すると発表した。みずほにとって、日本の代表的なITプラットフォーマーとの協業は若年層など顧客基盤開拓 を後押しするが、一方で既存事業を浸食しかねないもろ刃の剣だ。それでもあえてLINEに接近するのは、データビジネスへの 本格参入などで事業構造を抜本的に変革するための布石とみられる。

 スマホ銀行

 新銀行の業務の詳細は明らかになっていないが、実店舗を持たず、約7800万人の利用者を抱えるLINEと連携したスマー トフォン向けの預金や融資、決済などのサービスを手がける「スマホ銀行」を展開するようだ。

 「今の金融サービスは10年、20年前に考えられたものを、何とかインターネット対応にしている」。LINEの出沢剛社長 は会見で既存の銀行サービスに対する痛烈な見解を口にした。

 新銀行は店舗やATM(現金自動預払機)を持たないため、運営コストは低く、LINEを通じた他のビジネスと相乗効果を効 かせれば、手数料の大幅な引き下げも可能になるため、若年層が手軽に利用できるサービスとしての期待も大きい。

 LINEは2014年にスマホアプリを使って決済や送金ができる「LINEペイ」を開始したのを皮切りに、保険や証券にも 矢継ぎ早に参入しており、銀行業への参入で金融サービスをほぼ網羅する形だ。背景には収益の柱である通話アプリの市場拡大に 頭打ち感が出ていることがある。LINEの顧客基盤を活用した利便性の高い金融サービスを新たな収益源にする青写真を描く。

 だが、金融の本丸である銀行業への参入は保険や証券に比べ、金融規制のハードルが高い。そこで3メガ銀行の一角であるみず ほ銀から、融資の審査や決済インフラの安全性確保、マネーロンダリング(資金洗浄対策)など免許取得に必要なノウハウの提供 や金融庁との折衝の支援を受けたいとの思惑がある。

  顧客奪い合いも

 一方のみずほにはLINEとの提携はどのようなメリットがあるのか。みずほFGの岡部俊胤副社長は自らを「旧来型の銀行だ が」と自嘲気味に語りつつ「我々が苦手にしている若い世代、デジタルネーティブへの接点を持つことが第一目的だ」と説明し た。

 みずほの行内調査ではインターネット銀行の普通口座開設数はすでに3メガ銀行の合計を上回る。将来の主要顧客になる若い世 代は銀行に来店しない人も増えている。そこで、新銀行を通じて若い顧客との取引を拡大させ、高齢化する既存顧客との世代交代 につなげたい狙いがある。

 もっとも、新銀行を通じて接点を持った若い世代が対面営業や人手を介した投資相談など従来型のサービスを主に展開するみず ほ本体の顧客に育つかには不透明感も強い。むしろ既存業務との重複や顧客の奪い合いにつながる懸念もあり「なぜ将来の強敵に 塩を送るのか」(関係者)との声も他行からはあがる。

 「何もしないままでいるマイナスよりも、プラスの方が大きい」。岡部副社長のこの言葉にみずほの真意が凝縮されている。

 3メガ銀行をはじめとする既存の日本の銀行業界はITと金融を融合したフィンテック分野の取り組みでは出遅れが目立つ。最 近のフィンテックの新規サービスはベンチャー企業が開発したものが多い。3メガ銀行などは超低金利などの構造問題に直面して 既存のビジネスモデルが限界に達するまで、デジタル技術を活用したビジネスモデルの転換に二の足を踏んでいた。 

 3番手からの脱却

 こうした中、米アマゾンやグーグルなどのプラットフォーマーやIT大手はスマホを使った決済サービスなどに相次ぎ乗り出 し、金融業に本格進出しはじめた。膨大な顧客基盤から得たビックデータを活用し、従来にない発想のサービスで金融業界に攻め 込みつつある。「プラットフォーマーは今や最大の脅威だ」。大手銀関係者は業界変革の主導権を異業種に握られることへの強烈 な危機感をあらわにする。

 「顧客のニーズは多様化しており、提携を組んでいかないと生き残れない」

 岡部副社長はプラットフォーマーに接近し、顧客基盤だけでなく、銀行にない発想の技術やノウハウを取り込まなければ今後の 成長は難しいとの見方を示した。

 「本丸はデータだ」。みずほFG幹部はLINEとの提携の狙いをこう明かす。個人から購買履歴などのデータを預かり企業に 提供する「情報銀行」などのデータビジネスについて、みずほFGは今後、戦略的に極めて重要になるとみている。LINEとも ネット閲覧などから信用データを集め融資を行うサービスを始める予定で、これを足がかりにLINEが蓄積した膨大なデータを 活用した新たなサービスも視野に入れる。

 個人データを利活用するサービスはITプラットフォーマーが先行するが、銀行基盤に対する信頼性の観点から、みずほにも 「十分に勝機はある」と坂井辰史社長は自信を示す。金融業界の垣根がなくなりつつある中、みずほは他メガに先んじて新たなプ レーヤーと連携して勝負に出た。3メガ銀の3番手という定位置を打開する「反転攻勢」への初手になるか-。(万福博之)

  3番手からの脱出を狙って、どう考えても最悪の手を打つとは凄い経営者さん達です。やはり、日本の経営者の劣化は究極まで来ているようです。

  韓国と付き合っているだけでも危ないというのに、この決断には笑うしかないですね。ここまで、やるのは、やはりもうどうせ存続出来ないのだから一か八かの勝負を書けたのでしょうか。それとも自棄糞で自殺を選んだのか。いずれにしても、もの凄い胆力を持った経営者達かも、

  それにしても、株主や顧客が逃げ出さないのでしょうか。それともそういう人達も金に目が眩んでいるので分からないのでしょうか。

  いずれにしても、どんな結果になるか楽しみです。とは言え、私は見届けることはないでしょう。



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