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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

【夢を紡いで】 西部邁さん死去

2018年01月22日 | 日本再生

  年末の2017年12月06日、第1266回の「【日いづる 国より】<最終回>」で、中山恭子さんの番組が終わるのに驚かされましたが、水島さんが約束してくれていた新しい番組が始まったようです。
  
  新番組【夢を紡いで】の最初のゲストは西部さんでした。学生運動を止めて以後のパチンコやチンちろりんの話も興味深いものがあります。
  それで終わらなかったのが並の人間じゃなかったということでしょう。


  これから、どんなゲストを迎えて興味深い話が聞けるか楽しみです。

  それにしても、香川の恥玉木の希望の党からの離脱は何時なのでしょうか。それとも、希望の党のバカ共に教育して考えをかえさせることが出きるのでしょうか。
  せめて、半分くらいの目を覚まさせて新党を立ち上げてもらいたいものです。

 なんて、呑気なことを書いていたら西部さんが亡くなられたそうです。それも入水自殺。何となく、何時もと違って、転向後の生活や亡くなられた奥さんの話題などだったので、やはり、もう覚悟されていたのでしょう。

  何時死んでも良いと思いながらも、自殺はしたくない私とは覚悟が違うようです。所詮、凡人は凡人のようです。

  産経ニュースより     2018.1.21

  【西部邁さん死去】「俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」 妻の死から思索深め…

  「ウソじゃないぞ。俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」-。21日に死去した西部邁さん(78)はここ数年、周囲にそう語っていた。平成26年の妻の死などによって自身の死への思索を深め、著作などでもしばしば言及していた。

 昨年12月に刊行された最後の著書「保守の真髄(しんずい)」の中で、西部さんは「自然死と呼ばれているもののほとんどは、実は偽装」だとし、その実態は「病院死」だと指摘。自身は「生の最期を他人に命令されたり弄(いじ)り回されたくない」とし「自裁死」を選択する可能性を示唆していた。

 言論人として人気を集めたきっかけは、テレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ!」。「保守」を思想レベルまで引き上げた知性は、左右を問わず多くの知識人の尊敬を集めた。

 知人らによると、東京・新宿で、酒を飲みながら知識人らと語り合うのが大好きだった。ケンカや後輩への説教もしばしばだったが、相手を後からなだめたり、後日、電話で酒場に誘ったり。優しさと人なつっこさもあった。たばこもこよなく愛し、「思考の道具」と言ってはばからなかった。

 親米の論客からは「反米」と批判されたが、最大の問題意識は独立の精神を失い、米国頼みになった日本人に向いていた。いつも「今の日本人は…」と憤りを語っていた。

  宮崎さんが、最後の本について書いてくれています。

  宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより    平成30年(2018)1月22日(月曜日) 通巻第5587号  

 西部遭氏、入水
  氏は予告通り、遺言通りに冥界へ旅立った

 予期はしていた。なにしろ遺作のなかで、自死について自ら語っているからである。
 弔辞の替わりに以下、拙文(小誌に書いた書評)を再録して、追想に替えたい。(1)に関しては、1月7日付けで、直後に西部氏から私信をいただいているが、プライベートなことなので公開しない。

(1)
たしかに現代日本は価値紊乱、絶望へ向かって暴走している
  希望がない日本にスマホというバカ製造機がはびこっている

 西部遭『保守の真髄  ――老酔狂で語る文明の紊乱』(講談社現代新書)

 この本の帯に「大思想家ニシベ、最期の書」とあるのは意味深長にして、文明を揶揄しつつ自己をオブラートに包みこんで語る、自伝風の遺書なのか、これはうっかり書評しかねると思ったのは師走のことだった。
初読だけで、軽率に本書を論ずるには、おろそかにできない風刺が、あるいは隠れた警句があまりにも多すぎる上に、現代日本への絶望が随所に、その行間からもあふれ出している。西部氏がいつも常用するオルテガは一ケ所だけで、今度はシュペングラーやニーチェの登場箇所が多い。
やはり、うっかり書評をできないと二度思った。
 そこで時間をおいて読み返して、あらためて書評に挑んだが、何かためらいがあるのだ。
これは遺書にするつもりなのか、それとも西部氏のことだから、別の企てを描いて遺書に仮託した文明批評なのか、躊躇がつづくばかりなのである。
 かくして評者(宮崎)、この書全体に流れる、氏のただならぬ絶望感を論ずる試みをやめた。それは読者各自の判断にお任せした方がよいだろう。…以下略

  やはり、奥さんに先立たれたことが堪えたのじゃないでしょうか。所詮男は奥さんの手の平の上で踊っているだけかも。日本は女性の天下。世界の女性とは違います。

 


★報道にジャーナリズム大賞 新聞労連

2018年01月22日 | マスメディア

  ネットで目覚めてなかったら、私もまだこんなニュースに騙されていたのかも知れません。と言うか、今でもこんなものに騙されるのは完全な平和ボケの反日売国左翼・在日くらいじゃないでしょうか。それとも、まだまだこんなのを信じる平和ボケが多いのでしょうか。

   産経ニュースより     2018.1.12

  朝 日の「森友・加計」報道にジャーナリズム大賞 新聞労連

 新聞労連は12日、平和・民主 主義の確立や言論の自由に貢献した記事を表彰する第22回新聞労連ジャーナリズム大賞に、朝日新聞による「森友学園への国有地売 却、加計学園の獣医学部新設を巡る一連の報道」を選んだと発表した。

 人権を守り、報道への信頼増進に寄与する報道に授与される第12回疋田桂一郎賞は琉球新報編集局の宮城隆尋編集委員による、連 載「民族の炎」をはじめとする沖縄の自己決定権をめぐる報道に決まった。

 労連ジャーナリズム優秀賞は沖縄タイムス社会部の「沖縄県副知事による教員採用試験口利き問題のスクープと一連の報道」、新潟 日報取材班による障害者の日常を紹介した連載「イマジン-ともに生きたい」、西日本新聞取材班の「新 移民時代」が受賞。

 京都新聞報道部による、湯川秀樹博士が終戦前後に書いた日記をスクープした連載企画「古都・象徴・平和」を特別賞とした。

  何とも怪しそうなものばかりです。今時、組合が絡んでいるだけで殆どの人は、これは何かあると思うのじゃないでしょうか。
  それにしても反日売国左翼・在日共は、もう自棄糞のようです。余程追い詰められているのでしょう。と言うか、こいつ等を撲滅しない限り日本の再生は難しい。一日も早く一掃して、日本を取戻すべきです。
  良くも、これだけ蔓延らしたものです。戦後の日本人の劣化のなせる技ですね。何とも情けない。


いい加減にしろ!隠れ移民政策

2018年01月22日 | 日本的経営の崩壊

  今、安倍さんが首相であってくれることは日本に取って本当に幸運としか言い様が無いですが、何時も書いているように経済問題、特に移民問題の対策にはどう考えても賛成出来ません。
  そこに、安倍さんの考えがあって匍匐前進で我慢しているのであれば良いのですが、どうも、そうは思えないので心配です。

  とは言いながら、少しは対策されているようです。これも、ネットでは以前から警告されていたことです。

  産経ニュースより    2018.1.12

  就 労目的申請抑制へ 15日から難民認定制度の運用厳格化

 就労目的とみられる難民認定申請が急増していることを受け、法務省は15日から、認定制度の運用を見直す。現行では申請から6 カ月後に一律就労を認めているが、見直し後は借金逃れなど明らかに難民に該当しない事情を述べている申請者には就労を認めず、在 留期限後に退去強制の手続きを取る。法務省は、就労目的の申請数を抑制することで、真の難民の迅速な保護を図るとしている。

 難民認定申請をめぐっては、平成22年3月から「審査期間中の生活に配慮するため」として、申請をすると審査中でも6カ月後に は一律で就労が認められるようになった。不認定になった場合は不服申し立てができるほか、再申請が何度でもできる。

 ただ、難民とは関係のない理由での申請も目立つ。法務省によると、29年1~9月の間に難民不認定とされた6602人の申し立 て内容は、「知人、近隣住民、マフィアなどとのトラブル(借金に関する問題など)」が43・7%でトップだった。

 認定の審査は平均約10カ月、不服申し立ての審査は平均約2年もかかっており、審査期間中に就労する目的で申請する人が多数い るとみられている。

 そこで見直し後は、まず申請から2カ月以内に、書類で〈A〉難民の可能性が高い〈B〉難民条約上の迫害事由に明らかに該当しな い事情を主張〈C〉再申請で正当な理由なく前回と同じ主張を繰り返している〈D〉それ以外-の区分に振り分ける。

 そして、Aに該当する人は速やかに就労を認めるが、B、Cと再申請のDについては就労を認めず、在留期限後に退去強制とする手 続きを取る。

 また、初回申請でDに該当した人は6~8カ月後から就労を認める半面、申請前に技能実習先から失踪した技能実習生や、退学処分 となった留学生については就労を認めない。

 この振り分け後にも入管の担当者が面接を行い、区分を変更していくという。法務省は制度変更を「申請の数を抑制して、難民の可 能性が高い人を不必要に待たせないため」などとしている。

  偶然でしょうか、何時もの週末恒例の【討論】が、この移民問題をとりあげてくれています。

  上記の記事の件は、54分頃から坂東さんが取り上げてくれています。

  1時間15分過ぎから馬渕さんが、長尾さんが運用ばかりを言って、法改正や立法に腰が引けていることをしてることを鋭く指摘してくれています。
  結局は、殆どの議員に問題意識が無いと言うことでしょう。やはり、本物の政治家を選ぶ必要があります。つまりは、国民が目覚めるしかなさそうです。
  渡邊さんが、この移民問題で政府に入り込んで利用し、儲けている売国奴竹中にも触れてくれています。安倍さんは、何であの売国奴を何時までも使うのでしょうか。やはり、何かあるのか。

  田村さんは、外国人労働者排除に危惧しているようです。やはり、経済を主体に考えるのでしょうね。まずは日本の文化の復活という考えはないのかも。とは言いながらやはり甘い政治には警告してくれています。

  やはり、政治家が甘すぎるようです。


  政・財界が目覚めて、日本的経営を取り戻さない限り日本再生どころか、完全に崩壊するのじゃないでしょうか。


金正恩氏の甘い罠…一石五鳥を狙っている

2018年01月22日 | 北朝鮮・チュチェ思想

  金正恩は、やはりしたたかですね。開催を危ぶまれている平昌五輪を利用して文ちゃんをたらしこんだようです。
  その金ちゃんの狙いを産経が詳しく書いてくれています。五輪という世界が反論し難いものを利用して時間を稼ぐという全く悪賢いやり口です。
  どうせ、世界は指を加えて見ているだけなのでしょう。こんなときこそ、世界が一斉にボイコットするくらいの矜持を見せてもらいたいものです。 

  産経ニュー スより     2018.1.13

 【久保田るり子の朝鮮半島ウォッチ】金 正恩氏の甘い罠…北は「平昌五輪参加」で一石五鳥を狙っている

 北朝鮮にとって平昌五輪は政治宣伝の道具に過ぎない。金正恩氏は「代表団を派遣の用意がある」のひとことで局面転換に成功し た。韓国は「南北同時入場を」などと浮き足だっているが、北の狙いが国際包囲網の弱体化と制裁逃れ、時間稼ぎにあるのは明白だ。 9日の南北会談では今後の軍事当局間協議などでも合意したが、南北対話が始まれば、さまざまな形で北朝鮮に韓国資金も流れ込む。 北朝鮮の五輪参加は欺瞞すぎず、韓国は北朝鮮に政治利用される可能性が高い。

 金正恩氏の「平和攻勢」

 北朝鮮は平昌五輪に高官代表団、選手団、応援団、芸術団、観戦団、テコンドー団、記者団など韓国に送り込むが、その規模は 「400~500人の代表団になるだろう」(李洛淵・韓国首相)という。大規模代表団で五輪の雰囲気を一変させ、南北の祭典のよ うに盛り上げて北朝鮮の平和攻勢の宣伝一色にしようとの目論みだ。応援団や芸術団は有名な“美女軍団”である。彼女たちが平昌に 来れば韓国だけでなく世界の注目の的になる。

 選手団としては約20人で、女子アイスホッケーやショートトラックが推薦枠で出場が可能とみられる。韓国の民族意識が高まるの は必至だ。「南北は同族」とのいわば心理的武装解除状態になるだろう。

 さっそく米韓合同軍事演習を延期させたが、狙いは「韓国カード」のさらなる政治利用だ。その主なポイントは5つ。

 (1)すでに文在寅政権は取り込まれた。今後、離散家族再会などの人道問題を北朝鮮が受け入れれば、韓国は米韓合同軍事演習の 実施を拒むだろう(2)米国は五輪期間中の軍事演習を見合わせたが、今後も韓国が演習中止を要請すれば米韓同盟関係に亀裂が入る (3)対話ムードは国際社会の対北制裁を鈍らせる(4)南北対話で人の往来が実現すれば韓国の資金が北朝鮮に流れる(5)北朝鮮 は南北対話を口実に時間稼ぎが可能になった。

 北朝鮮が核・ミサイル開発の放棄を前提とする対話に出る可能性は限りなくゼロに近い。この時間稼ぎを米国はどこまで許容するの か。日米は懸念を持ちつつ韓国文在寅政権の行動を見守っている。

 金正恩氏に借りを作った文在寅大統領

 韓国の文在寅大統領は10日の年頭会見で「条件が適切であればいつでも首脳会談を行うことができる」と南北首脳会談に改めて意 欲を示した。文大統領は就任当時から南北首脳会談に意欲をみせていただけに、ますます前のめりである。

 韓国は北朝鮮に、五輪開催の盛り上げで「借り」を作った格好だ。平昌五輪をめぐっては、北朝鮮の脅威から五輪参加に留保を付け る国もあったが、南北融和ムードを演出したことで韓国は北朝鮮に主導権を取られた形だ。韓国は今後、北朝鮮に政治的譲歩を迫られ るとみられる。

 平昌五輪に参加する北朝鮮代表団の経費は韓国側が負担する見込みだ。これは国際制裁網のなかで「スポーツだけ例外なのか」とい う批判も出そうだ。

 また、五輪開会式で南北は合同入場する場合、「国旗」が問題となるだろう。これまで南北が合同入場する際には、2000年のシ ドニー五輪などで「朝鮮半島旗(統一旗)」を掲げた例があるが、今回は韓国での開催だ。韓国国内では早くも、韓国国旗(太極旗) を使わずに「統一旗」にするのではないかとして、「ホスト国として自国の国旗を揚げないのか」との懸念が取り沙汰されている。

 予想される要求項目は…

 南北閣僚級会談では北朝鮮代表である祖国統一委員会の李善権委員長が、韓国側の「非核化に向けた対話再開が必要」との発言に猛 反発、「核爆弾など最先端兵器は徹頭徹尾、米国を狙ったもの」と大声をだした。核問題に韓国には口を出させないとの強い意思表示 で、南北対話を突破口に「北朝鮮の核問題を平和的に解決しなければならない」(文大統領)との見通しは通用しそうにない。

 北朝鮮はいまのところ、韓国に厳しい要求は突きつけていない。五輪参加で韓国から何が獲得できるか見定めようとしている。

 しかし、今後、予想されるのは米韓合同軍事演習の中止、開城工業団地再開、金剛山観光開発の再開、南北経済交流事業の再開、韓 国政府の対北制裁解除などだ。対話が継続すればこうした要求が出て来る可能性があるが、いずれも対北国連制裁に抵触するものだ。

 米国は平昌五輪が終了する3月18日以降に米韓合同軍事演習を実施する予定で、「予定通りに北朝鮮への軍事圧力を強める」(米 太平洋軍ハリス司令官)としている。北朝鮮の平和攻勢に文在寅政権はどう対応するのか、現在のところその戦略は全く見えない。 (編集委員)

  こうなれば、金ちゃんに南北統一させて韓半島を一気に叩き潰すべきでしょう。その消滅した韓半島をイスラエルに贈呈すれば、中東と一緒に紛争が無くなります。中国もイスラエルには手を出す度胸はないでしょう。


巨大カルト集団と化す中国は恐ろしい

2018年01月22日 | 中国

  習は、完全に最後の皇帝への道を進んでいるようです。これで、中国が崩壊しないとはどう考えても有り得無いのじゃないでしょうか。
  共産党独裁どころか習独裁を許すほど、中国人民は情けないのでしょうか。世界も、これを許すのでしょうか。これでも中国の金に目が眩んで延命に力を貸すようでは、もう世界の先は見えていますね。

 石平さんが、その中国というか習の狂いっぷりを詳しく書いてくれています。

  産経ニュースより   2018.1.11

 【石平のChinaWatch】人民日報は「習近平日報」 習氏を偉大なる「全知全能の神」扱い 巨大カルト集団と化す中国は恐ろしい

 昨年10月の中国共産党19回全国代表大会の開催以来、国内における習近平国家主席の「個人崇拝・神格化」の動きが急速に進んでいる。

 年末年始の人民日報を眺めただけでそれがよく分かる。昨年12月29日付の1面トップは、習主席が中国の各国大使を集めて「重要講話」を行った記事だ。30日付となると、習主席が行事に出席したり、会議で「重要講話」を行ったりする3つの記事で1面は覆い尽くされ、主席の大きな写真が2枚掲載されている。そして31日付、1面トップに登場したのは、習主席がモスクワ大学の中国人留学生に寄せた激励の手紙である。

 今年の元日、主席恒例の「新年賀詞」は当然、1面トップを飾ったが、同じ1面には、習主席が別の会議で行った講話の概要と、「主席新年賀詞」への解説コラムが掲載されている。そして1月2日付1面には主席関係の記事が3つも掲載され、3日付の1面トップを飾ったのは前述の「主席新年賀詞」に対する解説コラムの第3弾である。

 このようにして、年末年始6日分の人民日報1面トップが全部習主席によって独占され、さながら「習近平日報」と化している。それは人民日報だけのことではない。共産党政権指導下で、習主席を唯我独尊の最高領袖(りょうしゅう)として崇拝せよ、とするキャンペーンが全国のマスコミ中心に毎日のように展開されている。

 その先頭を走る人民日報が3日付1面と3面に分けて掲載した長文記事も実に面白い。記事は昨年の党大会開催以来、習主席を「核心」とした共産党指導部の諸活動を総括したものであるが、記事の中で本人の名前が50回も登場するほど習主席は唯一無二の主役なのである。

 その中で習主席は、貧困扶助、農村視察、経済会議、外交舞台、産業の現場指導など、あらゆる場面に姿を現した。そして、政治、経済、外交、文化などのあらゆる方面での党と政府の活動に対し、主席が「この上なく重要かつ賢明な指摘」を行い、「この上なく重要かつ適切な指示」を下したという。そこから浮かび上がってきたのは「全知全能の神」という言葉で表現する以外にない、習主席の英明にして偉大なる指導者像である。

 習主席の神格化が最も顕著に表れたのは、人民日報のネット版である「人民網」が昨年12月29日から始めた「私は習主席と握手した」との報道シリーズである。故宮の消防隊員、農村の女性教師、アイスホッケー部の少年選手などなど、習主席が北京や地方を視察するときに幸運にも主席と握手できた普通の人々を登場させ、彼らに「握手」への感想をインタビューしたものである。もちろん取材者が期待する通り、この人々の口から吐かれたのは、「当時の光景を思い出すたびに深い感動を覚える」「主席の手は温かくて力強い、興奮して言葉も出ない」「握手は1秒間であったが、終生、その瞬間を心に銘記しておきたい」などの感極まる言葉である。

 重要なのは、このシリーズ記事の中で描かれた普通の人々と習主席との関係が、もはや国民と一人の政治指導者との関係ではないことだ。頭をなでてもらって感激する信者と教祖との関係の構図が見事に、ここに再現されている。人民網シリーズの意図は明らかに、習主席を単なる一指導者にではなく、まさに人民にとっての「教祖さま」の立場に祭り上げて、一人一人の人民にそれを崇拝させようとしているのだ。シリーズに登場してきた「握手に感激」の人々はただ、このための道具として使われている。

 このようにして、今の中国では、共産党政権は全力を挙げて13億の国民に対する習主席の神格化を進めている。この大国は一人の指導者を「教祖さま」として拝むような巨大カルト教団と化しかねない。実に恐ろしいことである。

  ここまで狂っているとは、想像を絶するものがありますね。もし、こんな独裁政権を放置しておけば、世界は終わりでしょう。
  それでも、金に目が眩んだ国や企業は中国に擦り寄るのでしょうか。世界は、それ程に腹黒いのか、それとも単なるバカなのか。

  しかし、ここまで来ると、やはりトランプさんの決断に期待するしかないのかも。未だに、中国進出何て言っているジェトロを抱える日本には期待できそうもないのが情けない。

いい加減に目を覚まさんかい日本!