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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

国益重なる蔡総統の台湾と日台関係強化を

2017年05月27日 | 台湾

  日本と共に独立して同盟を組まなくてはならない台湾なので、ここでも、何度も取り上げて来ていますが、18日 (木)、第 684回の「八田 與一像修復除幕式」などで、取り上げたように、この事件で、台湾の方達の独立への動きが高まるのじゃないかと密かに期待しています。

  ところが、肝心要の蔡英文さんが苦戦しているようです。その辺を、櫻井よしこさんが詳しく書いてくれています。何時もの頂門の一針が取り上げてくれていました。  

  頂門の一 針4355 号  2017・5・17(水)

  国益重なる 蔡総統の台湾と日台関係強化を  櫻井よしこ

 「国益重なる蔡総統の台湾と日台関係強化を 関係法の議論だけでも現政権の支えに」

 台湾総統の蔡英文氏の試練が続いている。2016年初めの総統選挙で台湾(本省)人の政党である民進党を率いて、外省人の 政党、国民党に歴史的勝利をおさめた。16年5月に総統に就任以降、国民党政権の負の遺産を振り払おうと攻勢をかけてきた。

 昨年12月2日には、その前の月に米大統領選挙で勝利したドナルド・トランプ氏と電話会談を実現させて国際社会の注目を浴 びた。安倍晋三首相とも近い関係にある。台湾を中国の脅威から守るために、日米両国と緊密な関係を構築すべく、蔡氏は余念が ない。
  
 だが、支持率が下がっている。総統就任時の69・9%が、いま、どの調査でも約半分に落ちている。なぜか。蔡氏を支持して きた元駐日台湾代表の許世楷氏が語る。

 「ひとつは人事に問題があるかもしれません。折角台湾人の、しかも初の女性総統となったのに、閣僚にライバル政党の国民党 の人材が少なからず入っています」
  
 行政院長(首相)の林全氏、外交部長(外相)の李大維氏、それに国防部長(国防相)の馮世寛氏も皆、国民党に所属する。中 国関係を担当する大陸委員会主任(代表)の張小月氏は国民党員ではないが、馬英九政権の人材である。

 「台湾人が勝利して本省人の政権ができたのに、なぜ、外省人を重用し続けるのか。外省人が重要ポストを占めているため、中 国の脅威に抗い、台湾の立場を強化するための日本やアメリカとの関係強化が思うように進んでいないと見る人もいます。そうし たことへの不満は強いと思います」(許氏)

  許氏の懸念は政策にも及ぶ。現在、台湾議会で審議されている年金制度改革がそれである。台湾の公務員、教師、軍人などは、定年まで無事に務め上げて退職金 を得た場合、銀行に預ければ、18%という極めて高い利子を受け取れる仕組みになっている。
  
 これは国民党が台湾のエリート層を取り込むために導入した制度だが、同制度を享受している人々にとって、蔡氏の改革は受け 入れ難いであろう。だが、非現実的な高額の支払いを継続すれば年金制度自体が破綻しかねない。そこで蔡氏は同制度の廃止を提 案した。これに対して、警察発表でも
12万人という大規模デモが発生した。
  
  台湾問題に詳しい門田隆将氏はこう語る。

 「蔡さんは非常に頭がよく高潔な人物ですが、庶民の暮しに密着する年金問題に手をつけることの政治的リスクをまだ十分には 知らないのではないか。このままでは年金制度が破綻して長期的には台湾人が苦しむことになる。だから改革だという論理は正し いのですが、それは学者の論です」
  
 こうした状況を、百戦錬磨の国民党は巧みに利用して反蔡氏の宣伝を強化する。殆どのメディアは国民党の資本であり、反民進 党だ。加えて国民党にとって政治宣伝は得意中の得意の分野だ。反蔡氏の情報戦にはまた、中国本土が陰に陽に介入していると考 えるべきで、彼らの手法は巧みかつ陰湿だ。
  
 台湾人で日本国籍を取得した金美齢氏は、「政治は日本も台湾も同じ。長い目で見ることが大事」と笑う。

 「トップが変わっても、その下は中々変わりません。それでも日本は国力があり、官僚機構もしっかりしていますが、台湾は ずっと国民党の支配下にあったのです。蔡政権が国民党の人材を登用せざるを得ないのも、野党であり続けた民進党に人材が不足 しているからで、必要なことなのです」(金氏)
  
  日本ができることは何か。日本と蔡氏の台湾で、国益が重なる部分が多いのは自明だ。であれば、こんな時こそ、 日台関係強化策として、台湾関係法の議論を進めるべきではないか。議論するだけでも台湾の蔡政権への大きな支えとなるのは明 らかだ。 『週刊ダイヤモンド』 2017年4月29日・5月6日合併号

  なる程、卑怯な手を使っていたんですね。日本の戦後教育で洗脳された平和ボケの団塊の世代が死に絶える必要があるのと同じで、外相人が死に絶えるまでは、根本的な解決は難しいのかも知れないですね。
  やはり、戦後70年で溜まりに溜まった澱を掃除するのは大変のようです。とは言いながら、そんなにじっと我慢で待つだけの時間は無いのじゃないでしょうか。
  ここは、やはり、ネットの力を期待するしかないのかも。


世界のホテル従業員が選ぶ「ベストツーリスト」

2017年05月27日 | 誇れる日本

  日本人の団体旅行は、辺り構わず馬鹿騒ぎをして訪問国の顰蹙を買っていると言われたものですが、何時の間にか、世界でも一番好まれるお客さんになっているようです。何時ごろから、そんな評価になったのでしょう。
  そういえば、企業の慰安旅行なんてのも、今や時代遅れと言われているようですが、これも関係あるのでしょうか。
  
  テキサス親父さんが、今や最高の旅行客となった日本人のことを書いてくれています。
  
   産経ニュースより     2017.5.8

 【痛快!テキサス親父】「反 日」韓国人訪日増加のナゼ 日本人は世界で評価も、フランス人や中国人は人気がない

 ハ~イ! みなさん。

 世界のホテル従業員が選ぶ「ベストツーリスト」(最高の旅行客)や、世界中をカバーしている大手旅行代理店が出しているアン ケート結果で、常に「好まれる旅行客」のトップは日本人だ。日本人が世界に与えている良い影響は、一度でも日本に行ったことがあ る人なら納得できるぜ。(夕刊フジ)

 俺が初めて日本に行ったとき、街にゴミが落ちていないことに驚いた。そこで、「なぜ、ゴミ箱がないのに、日本の道路にはゴミが 落ちていないんだ?」って聞いてみた。実に、面白い答えが返ってきた。

 「日本では、小学校から授業が終わったら児童が掃除をするからです」っていうんだ。つまり、日本では「汚したら、片付けるのは 自分」という教育をしているわけだ。日本人が外国に行っても、他人に迷惑をかけず、誠実な対応をする理由が納得できたぜ。

 一方、世界で人気がないのは、フランス人や中国人のようだ。

 俺は中国には行ったことがないが、フランスには何度か行ったことがある。フランス人は、パリでもそれ以外でも、ゴミ箱にゴミを 捨てない。「道路にポイ!」なんだぜ。おまけに街中を歩くときには、犬の糞(ふん)を除けながら歩かなければならない。そんな国 の人々が海外に行けば、渡航先が同様の状況になるのは理解できるよな。

 さて、日本ではいよいよ大型連休(ゴールデンウイーク)らしいな。日本の友人によると、海外旅行に出かける人の渡航先の一番人 気は「台湾」だという。台湾には「親日」というイメージがあるよな。

 これに対し、韓国への旅行者は2012年から減少傾向だと聞いたぜ。慰安婦問題などで、あれだけ一方的な「日本たたき」をして いるうえ、お隣の北朝鮮が「核実験」や「ICBM(大陸間弾道ミサイル)発射」を示唆しているから、当然といえば当然だ。俺が日 本人なら絶対に行かない。「1社で3000~4000人減少した」という旅行会社もあるそうだ。

 反対に、韓国からの日本への旅行客は3月で約48万8400人と、昨年の同時期に比べて30・6%も増加したそうだ。旅行会社 によっては「8割増」だという。

 韓国は世界有数の「反日」国家で、歴代大統領が「日本たたき」をやってきたのに、なぜ、日本への旅行客が増加しているんだ?  円安の影響だけとは言えないよな。自らの国を「ヘル朝鮮」(地獄の朝鮮)と呼ぶ人々だけに、実は、日本に大きな憧れを抱いている のかもしれないぜ。

 親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。韓国人は日本を恨むことに力を注ぐのではなく、日本人が世界か ら好まれている理由をしっかり学んだ方がいいぜ。

 では、また会おう!

  そういえば、ゴールデンウィークの日本人の韓国旅行は、本当に増えたのでしょうか。どうも、怪しそうに思えます。もし、本当に増加しているのなら、日本の終わりは近いかも。
 
  それにしても、あれだけ評判の悪かった日本人が、今や世界一ですか。今、その地位にいる中国人は、果たして世界一になる時が来るのでしょうか。


目良代表が「英語で世界に発信していく」

2017年05月27日 | ニセ慰安婦(売春婦)・就職詐欺被害者問題

  アメリカで自宅を処分するまでして日本人の名誉の為に頑張って下さっている目良浩一さんが、議員会館で報告会を開いてくれたようです。

  中山恭子さんや山田宏さん達が出席してくれたようです。杉田水脈さんもフェイスブックで参加したと書かれていました。
  やはり、「日本のこころ」が増えないと日本の為に真剣に働いてくれる政治家はいないようです。

  産経ニュースより   2017.5.16

  米 慰安婦像撤去訴訟 目良浩一代表が報告会 「英語で世界に発信していく」

 米カリフォルニア州グレンデール市の慰安婦像撤去訴訟の原告の1人で、米国在住の日本人らで作るNPO法人「歴史の真実を求め る世界連合会(GAHT)」の目良浩一代表が15日、東京・永田町の参院議員会館で支援者への報告会を開いた。目良氏は約3年間 に及んだ訴訟の意義について「日本政府は以前、慰安婦問題は放置していても何とかなると考えていたようだが、最近は対処しないと いけないと考えるようになった。非常に好ましい変化ではないか」と語った。

 報告会には、日本のこころを大切にする党の中山恭子代表や自民党の山田宏参院議員らGAHTの活動に賛同する国会議員が出席し た。中山氏は「真実ではない事柄で日本の名誉が傷つけられる。小さな力だが、私自身も懸命に名誉回復のために動いていきたい」と あいさつ。山田氏は「目良先生が投じた一石は、『日本は黙っていないぞ』ということをきちんとさせる意味でも大きなことだった」 と目良氏をたたえた。

 目良氏は、今後のGAHTの活動について「英語でどんどん世界に発信していく決意だ」と強調。英文の出版物などを通じて国連に 働きかけるなど、慰安婦問題で損なわれた日本の名誉回復に引き続き取り組んでいく考えを示した。

  GAHTは2014年2月、グレンデール市の慰安婦像の撤去を求めて米連邦地裁に提訴。地方自治体が像設置を通じ、外交問題 への立場を表明することは、外交の全権を連邦政府に付与した米憲法に違反すると訴えた。だが、地裁と高裁で訴えが退けられ、今年 3月に米連邦最高裁が目良氏ら原告の上告審の請願を却下し、敗訴が確定した。

  反日売国左翼・在日外務省も、安倍さんの意向で、少しは動いているようですが、英語での世界への発信は目良浩一さんに頼っている場合じゃないでしょう。


インドは「一帯一路」を事実上ボイコット

2017年05月27日 | 中国

  習金平が生き残りを懸けて取り組んでいる、24日 (水)、第6443回の「大風呂敷の『一帯一路』」などで取り上げた壮大な計画は、どう考えても上手く行きそうには思え無いのですが、欲にまみれた国が腰が引けながらも参加しようとしているようです。

  とは言いながら、9日、第6428回の「パキスタン、中国との「鉄の同盟」に決定的な亀裂」で、何時もの宮崎さんが教えてくれたように、亀裂も生じてきているようです。

  そのパキスタンとの問題がインドにも影響を与えているようです。これも、宮崎さんが書いてくれています。 

  宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより   平成29年(2017)5月17日(水曜日) 通算第5293号 <前日発行>

 宮崎正弘 の国際ニュース・早読み <インドは中国の「一帯一路」フォーラムを事実上ボイコット

 インドは中国の「一帯一路」フォーラムを事実上ボイコット
  中国はパキスタンを経済植民地にしようとしてCPECを建設

 中国が「一帯一路(シルクロード)」構想の重要なプロジェクトとして位置づけているのがパキスタンのグアダール港から新彊 ウィグル自治区のカシュガルまでの「中国、パキスタン経済回廊」(CPEC)である。

 インドはこれを「パキスタンを植民地化しようとしている」と中国を激しく批判してきた。グアダールからハイウェイ、鉄道、 光ファイバー網を建設すれば、まさにインドへの軍事的脅威となるからだ。

 ところが、現場のパロチスタン州の住民の大半も、このシルクロード建設に反対している。バロチスタン地方の人口は800万 だが種族的には数種の部族が分散盤踞し、言葉と言えばバローチ語、パシュトーン語、ブラーフィ語、ペルシア語である。

 警備のパキスタン軍へのテロが繰り返され、北京の「一帯一路」フォーラム開催中にも、九名が殺害された。すでに中国人労働 者への誘拐、殺人も数知れず、中国人は囲みで隔離された空間に暮らしている。
 工事現場を守備しているのはパキスタン軍15000名である。

 なぜ、こういう事態となっているか。それはバロチスタンがパキスタンに所属している歴史的背景に不満であり、いつでも分離 独立のチャンスを窺っているからだ。
古代からみれば、この地方がパキスタンに編入されていること自体がおかしい。大英帝国がサイクスピコ条約のように、双方に独 立を保証するという二枚舌外交の結果とも言われるが、人種も言語も違えば、風習もまったくことなり、パロチスタンの民は、パ キスタンという人口国家を認めない立場の武装ゲリラが活躍している。
 
 隣のアフガニスタンに盤踞する武装ゲリラのヘクマチアル元首相も、この地を経てイランに潜伏したり、またパキスタンは、こ の人口過疎地で核実験を繰り返したため、地元民の恨みが強い。

 州都のクエッタは港ではなく山岳地帯、むしろアフガニスタンに近いため、ゲリラが頻繁に出入りしている。
 しかも、この地方の武装ゲリラに武器を支援してきたのが旧ソ連、じつに複雑に入り組んだ場所に中国は軍港を建設しているの だ。

  インドへの新幹線の輸出で、中国の巻き返しがあるようにもネットでは騒がれているようで心配していましたが、「一帯一路」フォーラムを事実上ボイコットと言うのは、こころ強いものがあります。インドが中国に取り込まれるなんてことになると日本に取っては命取りになりかねないと思われだけに、ここは油断せずに取込んで欲しいですね。

  それにしても、二階のような売国奴が跋扈する自民党や欲ボケの産業界のように、日本の中に本当の敵が蠢いているのが本当に情けないですね。
  世界のためにも叩き潰さなくてはならない中国に金が欲しくて力を貸すことの恐ろしさを自覚してもらいたいものです。

欲には勝てないのか!