昨日取り上げた小型EVが世界のクルマの主流になれば良いのですが、それは、まだま だ先のことでしょう。もしかしたら、そうした動きは日本が一番早くなるのじゃないでしょうか。
そ れは、第458話でも書いたように、日本の国は軽自動車だけで十分と思っているのですが、このとこ ろ、軽のシェアがどんどん上がってきているようです。良い傾向ではあるのですが、反面、2極化による収入の減少が大きく影響しているのも確かなので、単純に喜ぶわけに もいかないのが辛いところです。
とは言いながら、折角軽のシェアが高くなってきて今まで、小型や普通車などに乗っていた人も狭い日本で は今の軽自動車で十分んと分かってきた人も増えたのじゃないでしょうか。
そうであれば、ここは思い切って、日本では軽自動車や小型EV以外の小型車や普通車の税金を100%以 上に極端に上げて、金持ちは税金を沢山払えば大きな車に乗れるが、そんな必要を感じない人にはできるだけ安 くした軽自動車に乗ってもらうというのはどうでしょう。そうすれば、エネルギー問題も環境問題にも後押しに なるでしょう。
47NEWSより 2013/06/15
軽 の保有シェアが過去最高 13年3月末、37%に
全国の自動車保有台数に占める軽自動車のシェアが2013年3月末時点で37・2%となり、前年同期より0・ 7ポイント上昇、過去最高を更新したことが 15日、分かった。全国軽自動車協会連合会が調査結果をまとめた。都道府県別では、54・8%の沖縄県が最も高かった。
軽自動車は税金などの維持費が安い上に、自動車各社の開発競争により燃費性能や使い勝手も年々向上。消費者が 大きめの車から乗り換える「ダウンサイジング」の流れが加速し、保有割合も増加傾向にある。
都道府県別で沖縄の首位は4年連続。次いで軽のシェアが高かったのは高知県で、3位は長崎県だった。
もう軽自動車で十分なことが分かってきたでしょうか ら、乗用車は軽、近くは自転車と歩行、これで良いのじゃないでしょうか。大きな車に乗りたい人にはたっぷりと税金を 払ってもらえば今の金持ち優遇税制の修正にもなるというものです。
トラックはJR貨物など公共交通にできるだけ移行するとなると、日本も住みやすくなると思いますよ。いずれ はこの素晴らしいシステムを世界に広げましょう。
なんて、又、顰蹙を買いそう!